山口県周防大島町で8月12日から行方不明になっている藤本理稀くん。行方不明になってから2日以上が経過したが、いまのところ手掛かりは見つかっていない。
誘拐されたのではないかという声も挙がっている中、8月13日放送の「ゴゴスマ〜GOGO Smile~」に生出演した犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が”藤本理稀くん誘拐説”について言及していた。
小川泰平氏「事件・誘拐よりも、本人迷子になって早く見つけてあげようという警察の動きだろうなというふうに思いますね」
警察は常套句のように、事件・事故両面でって必ず言いますけど、今回の警察の動きを見るとですね、昨日午前中にいなくなって、夕方夜には公開捜査しています。通常、身代金目的の誘拐を考えば一晩置くはずなんです。それを昨日の時点で公開捜査してる。
今日(13日)ですね、140名態勢。しかも先ほど、警察犬も映っていました。非常に立ち上がりがいい、迅速ですね。非常に大きく捉えているなと感じがします。それからみるとやはり、事件・誘拐よりも、本人迷子になってどっかにいるのか、だから何さも早く1時間でも1分でも早く見つけてあげようということの警察の動きだろうなというふうに思いますね。
14日は、およそ150人態勢で捜索。藤本理稀くんが行方不明になった周防大島町家房地区を中心に、山側にも範囲を広げているほか、道路の側溝のふたを開けて水路の中をのぞき込んだり、空き家とみられる家の井戸などを調べているが、これまでに手掛かりは全くないという。
行方不明の経緯
報道によると、藤本理稀くんは8月12日午前10時半ごろ、滞在中の曽祖父宅から約400メートル離れた海岸まで、祖父と兄(3)と歩いて出発した。しかし、約100メートル進んだところで藤本理稀くんがぐずり出し、祖父は藤本理稀くんを1人で曽祖父宅に帰らせたという。
祖父は、藤本理稀くんが曽祖父宅まで約20メートルのところに近づくのを見ていたが、家に入るところまでは確認しておらず、5分ほど後に家を出た母親(37)や他の兄妹と出会わなかったため行方不明になったことが、わかった。母親たちが海岸に向かった道と藤本理稀くんは別の道を通ったから会わなかったという。
▼現場周辺の地図
曽祖父宅周辺を拡大した地図がこちら
赤丸:曽祖父宅、青丸:目的地の海岸、紫丸:藤本理稀くんが一人で歩いた坂道、オレンジ丸:藤本理稀くんたちと母親が最初に通った道
藤本理稀くんの特徴
身長:86cm
服装:白地に袖部分が赤色の長袖シャツに緑色で星柄の海水パンツを着て、水色のサンダルを履いていた
備考:8月13日に2歳の誕生日を迎えた
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