匿名質問サービス「Peing(質問箱)」が1月16日、サービス開始以来、回答数が1000万を超え、累計質問数は1400万件あったことを明かした。
ここまではいいのだが、自作自演の質問や人の累計まで晒しており、批判が相次いでいる。
Peing(質問箱)、自作自演の質問や人の累計を公開→「なんでわざわざ晒すの?」「匿名性もへったくれもない」
▼自作自演の質問が30万件あったと明かしたうえで「相当飢えているようです」と煽る
【お知らせ】サービス開始以来、Peing-質問箱-で回答された数が1000万を超えました!ちなみに累計で質問数は1400万件ありましたので、皆さんが質問に飢えていることがわかりました。なお、自作自演の質問が30万件ありました。相当飢えているようです。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月16日
▼自作自演をしていた人は14万以上。このうち120人が100問も自分に質問を送っていいた
【お知らせ】昨日30万もの自作自演による質問があったことをご報告しました。分析してみると自作自演をしていた人の数としては14万人以上でした。うち約120人が100問も自分に質問を送っていました。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月17日
この発表に対し、ツイッター上では「なんでわざわざ自演を晒すの?ネタにして欲しいからって傷付く人が居るんだよ???」「飢えているのがわかってるのに面白がるだけですか?」「これ、匿名性を売りにしているのですよね??なのに公式がバラすのは如何なものかと思うのですが。これでは匿名性もへったくれもないのではありませんか?明らかに「見えてる」ことを公言しているように見受けられます。はっきり言って不快です」などと批判が相次いでいる。
▼Peing(質問箱)はその後、自作自演ではなく自問自答のために使っている人もいるとの声を受け、詫びを入れた
【謝罪】自分で自分に質問する行為は「自作自演」ではなく、「自問自答」のために使っているという方もいらっしゃるようでした。誤認識でしたのでお詫び申し上げます。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月17日
▼あくまで統計結果の発表で特定の個人に対する発表ではないと釈明
あくまで統計結果の発表であり、特定の個人に対する発表ではありません。今後も質問箱での自問自答をお楽しみくださいませ!
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月17日
とは言え、匿名サービスなのに利用者の使い方や人数を公開するのはいかがなものか。「バカにされてまで使う必要ないな。他に似たサービスあるわけだし」といった声もあり、利用者の激減に繋がる可能性も否定できないだろう。
Peing(質問箱)は、個人開発者のせせりさんが開発し、昨年11月に公開。開始から3週間で月間2億ページビュー規模となった。翌月にジラフが買収し、米国、英国など40カ国以上で利用されている。
