名探偵コナン 隻眼の残像を観る前にどうしても予習したい人が見るべき話は“この2話”だけです【時間ない人におすすめ】

名探偵コナン 隻眼の残像を観る前にどうしても予習したい人が見るべき話は“この2話”だけです【時間ない人におすすめ】

絶賛公開中の映画「名探偵コナン 隻眼の残像」に限らず、コナン映画は予習必須と言われている。

しかし、アニコナ歴29年&コナン映画歴28年(つまり、アニメは1話から最新1159話まで、映画は全28作まで全て視聴。全てのエピソードの容疑者を見ただけで誰が犯人だったのか分かる程度にはガチ勢。トリックも事件の内容を見ればほぼ思い出せると思う)から言わせれば、コナン映画は基本的に予習必須ではない。

予習と称し、過去のアニメエピソードや映画をたくさん進めて初心者の敷居を上げる輩が相次いでいるが(この記事で紹介しているようなポスト)、あくまでこれらを見ておけば小ネタが分かる程度だ。

例を挙げると、今作の灰原とジョディのシーンはアニメ346-347「お尻のマークを探せ(前後編)」のリメイク、エンドロール後の犯人を閉じ込めていた部屋は2022年公開「ハロウィンの花嫁」に登場した“安室部屋”など、これらを観ておけば元ネタが分かるというだけ。

聞くところによると、コナン映画を観る人の多くは普段からアニメや映画を観ていない層が多いのだそう。最近のコナン映画は原作回や映画の後日談だったりリンクする内容が多く、なぜアニメや映画をほとんど観た事がないのに映画を観るのか謎だが(5月9日から約1か月間、リバイバル上映する「鬼滅の刃 無限列車編」や2021年公開の「呪術廻戦0」はいずれもアニメ1期の続きなので、1期を観ないと「??」となる)
細かい小ネタまで気にするのは、筆者みたいなガチ勢くらいだろう。

アニメや映画をあまり観た事がない人はストーリーさえわかれば十分なはずだ。簡単なキャラ紹介は序盤の「俺は名探偵、工藤新一」から始まる紹介ムービーで軽く触れられる。初心者はあれで十分だ。

もっと詳しく知りたい人は、それこそメインキャラの登場回を全て(今作だったら、メインの小五郎と長野県警、裏のテーマである公安【安室】の登場回全て)、小ネタまで網羅したいならアニメ全1159話、映画全28作、+OVAなどを全て視聴する必要がある。

しかし、初心者がそんな膨大すぎるストーリーを今から追うのは到底不可能だろう。

それでも、今作を観る前にどうしても予習したいという人が見るべき話を、筆者が紹介したいと思う。

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ニュー安室さん登場回は予習必須!

隻眼の残像を観る前にどうしても予習したい人が見るべき話は、アニメ1150-1151「怪盗キッドと王冠マジック(前後編)」(2025年1月18日-1月25日)の2本だけだ。このエピソードの内容は映画と全く関係ないが、草尾毅にバトンタッチした“ニュー安室さん”が登場する。

ニュー安室さん登場回はこの2話だけであり、普段からアニメや映画を観ていない人たちの中には、このエピソードを観ていない層が結構いるはずだ。そして、映画に登場する安室さんはこのニュー安室さんだ。

普段からアニメや映画を観ていないって言っても、全く見たことがない日本国民はほぼ“ゼロ”のはずだ。少なからず観ていれば、古谷徹が演じた“オルド安室さん”は知っているだろう。

安室透というキャラは、古谷徹と古谷の代表作である初代ガンダムのアムロ・レイが由来となっている。古谷のために作られたキャラと言っても過言ではなく、草尾に代わってからも、安室の声=古谷という印象が強いはずだ。上記エピソードを観ていなければ、今でも安室の声=古谷と思い込んでいても不思議じゃない。

オルド安室さんとニュー安室さんは、同時上映中のドラえもんの声が大山のぶ代から水田わさびに代わったほどの激変ではないが、聞き比べると明らかに違うと感じられるレベルとなっている。

映画を観る上で、少しでもニュー安室さんに慣れておくために、このエピソードで予習することをおすすめしたい。ただ、エピソードの内容自体は重要ではないため、YouTubeなどに上がっているオルド安室さんとニュー安室さんの声比較みたいな動画で予習するのもアリだ。

ニュー安室さんに慣れるだけなら、時間もほぼかからない。今から劇場に行くとして、道中でニュー安室さんの予習をするのもいいだろう。

▼あと進めるとしたら、大和と由衣初登場回の「風林火山」シリーズ

昨日「【アニメ】名探偵コナン公式」チャンネルに前編がアップされた。おそらく、今日にも後編が上がるはずだ。

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