集英社は2月18日、鬼滅の刃のコミックスを違法コピーした“紙の海賊版”が、ネット上で販売されていることが判明したと明かした。
なぜ海賊版と分かったのかと言うと、コミックスに“ある仕掛け”をしていたという。
鬼滅の刃コミックス、海賊版対策がされていた!
【注意】コミックス『鬼滅の刃』紙の海賊版について pic.twitter.com/rAzhj1CfsO
— 少年ジャンプ編集部 (@jump_henshubu) February 18, 2021
集英社によると、今回確認されたのはコミック版を違法コピーして作ったコミック。海賊版サイトでは、電子書籍版を違法アップロードしたものが掲載されており、その紙版となる。
紙の海賊版対策として、集英社ではコミックスの厚みを調整。さらに、裏表紙の定価表記を罫線で囲う仕掛けを施しているという。
これら紙の海賊版はメルカリやAmazonで23巻のセット売りで販売されていた。この件を受け、すでに関係各所へ紙の海賊版排除のため協力を要請しているという。
ツイートには「なんて精巧な作りなんだ…」「コピー対策が施してあったとは」など、紙の海賊版対策を賞賛する声や、「紙にも海賊版が出るようになっちゃったの…?」と、初めて紙の海賊版の存在を知ったという声も。
場所とらずエコやんとか思ってる人いそうで怖いですね((( ;゚Д゚)))
コピーされる程に書店では未だに品薄状態です。これが一番の原因では?
1ページずつスキャンして、印刷して、製本して、販売登録して、売れたら発送して…
そこまでの労力とリスクに見合うだけの収益があるのか?
といった声もみられた。
これを受け、「紙の海賊版」がトレンド入りするなどの反響を得ている。