中居正広が20代の元フジテレビ放送局勤務の女性へ“意に沿わない性的行為”を働き、示談金9000万円を支払った問題。女性セブン報道をきっかけに、雑誌媒体やスポーツ紙、ネットメディアが続々と報じているが、新聞やテレビといったザ・オールドメディアは一切報じていない。
特に、テレビは芸能人に忖度しているため、最後まで報じないつもりだろう。「これだからオールドメディアは…」と日本国民があきれ、またしても世界メディアから失笑される事案となるだろう。
そんな今回の事件だが、中居と女性側の間で代理人を介した話し合いの場が持たれ、中居が女性に示談金9000万円を支払うことで合意。一連の出来事を双方口外しないと守秘義務を約束し、それを破った場合には賠償請求を追う前提で示談を交わしたと報じられている。
一方、事件当日の出来事や示談の内容が週刊誌にリークされ、文春では女性自らインタビューに応じた。
これを受け、ネットでは女性は守秘義務違反で示談金の返還義務が生じ、さらに損害賠償請求されるのではないかと言われている。
しかし、中居が女性から9000万円の回収と賠償金を請求することは99%ないと思われる。この記事では、その理由をつづりたい。
中居「なんで喋ったの?9000万返せよ!あと賠償金払え!!」女性「じゃあ警察行きまーす」←これ
調べたところ、女性に守秘義務違反が認められた場合、中居は示談金の返還と賠償金の請求ができるという。しかしそうなった場合、女性はどんなアクションに出るだろうか。
筆者だったら、確実に警察へ駆け込むだろう。女性が事件のことや示談の内容を語らないのは中居に示談金を握らされたからで、温情でもなんでもない。
むしろ、女性は中居に強い憤りを見せており、その想いを文春や女性の正体と噂される元フジテレビアナウンサーの渡邊渚がフライデーのインタビューなどで明かしている。
そんな相手に「9000万返せ!」「賠償金払え!」なんて言ったら、唯一の鎖がなくなるわけだから、警察一直線になるわけだろう。
中居としても、女性が警察に駆け込み、逮捕状を叩きつけられてまだまだ冷え込むこの時期に、豚箱へぶち込まれるのは嫌だろう。中居もそれはわかっているはずなので、示談金の返還と賠償金の請求をしてくる可能性はほぼないというわけだ。
当時の女性は「警視庁に被害届を出せば、自分の名前が公になってしまうのではないか」と懸念し、被害届の提出を諦めたという。しかし、週刊誌が女性に関する情報を書きまくったおかげで渡邊だとほぼ特定され、この懸念は現実のものになった。
ただ、すでに自分の名前がネットで拡散された今、心置きなく警察に行けるわけだ。もはや警察署の前に待機している状態で、中居の動き次第ではいつでも警察に売り飛ばす状況ができあがっている。
したがって、中居はすでにチェックメイトの状態だ。中居ができることはこのまま風化するのを待つか、潔く引退してテレビから消えるしかないだろう。
もっとも、今後も報道が出てくれば風化は無理だと思うが…。
同様の理由で、中居も女性も会見を開くことはないだろう。会見する場合、事件のことを話さないといけないし、マスコミから事件のことで質問も飛び交うだろう。
しかし、事件のことを話すのは示談書で禁じられている。話したくても話せない状況なわけだ。