名探偵コナンに登場する日売テレビのアナウンサーの水無怜奈こと黒の組織のキールこと、その正体はCIAのエージェント本堂瑛海。
安室透・バーボン・降谷零同様、トリプルフェイスだった瑛海だが、映画第26作「黒鉄の魚影」では冒頭、ピンガの犯行を目撃して追われるニーナを逃そうとしたが、あとからやってきたジンに自信もろとも拳銃で撃たれるなど早速、損は役回りに。
しかし、彼女の暗躍がなかったら組織に捕まった灰原哀も直美・アルジェントも助からなかったので、大きすぎる活躍を見せた。
そんな瑛海には弟に瑛祐がいる。瑛祐はしばらく登場していないが、そのせいもあってか、GoogleAIによって死亡扱いにされている。
めっちゃワロタ
Googleで「本堂瑛祐」と検索すると、関連する質問にこのようなものが出てくる。
この文章だが、いくつかツッコミどころがあるのでひとつひとつ指摘したい。
まず、「コナンの本堂瑛祐はなぜ死亡したか」かだが、そもそもこれが全くのデマである。死亡したのは瑛祐ではなく、2人の父親であるイーサン・本堂だ。
続いて、「黒の組織に自分と瑛海がCIAであることがバレた」だが、バレたのは瑛海だけである。瑛海のミスで正体が発覚しかけたが、イーサンの計らいで“NOCK”の疑いを晴らすとともに、キールというコードネームを得ることになった。
このシーンだが、黒鉄の魚影で流れた。
黒鉄の魚影より
あきらめるなよ瑛海!
待ち続ければ必ず味方が現れる!
俺の代わりに任務を全うしろ
ちなみに、イーサンの声優は現在、毛利小五郎役を担当する小山力也だ。このシーンがアニメで放送された当時、小五郎は初代声優の神谷明が担当しており、小山にバトンタッチしてから初めて流れた。
GoogleAIの誤認と言えば、NHK Eテレで放送されている幼児向け番組『いないいないばあっ!』を卒業した操り人形のうーたんの死亡説が記憶に新しい。
うーたんは「薬剤による安楽死処置が行われた」という突拍子もない文章だったので誰も信じなかったが、瑛祐の死亡説に関しては昔から原作やアニメを観ていなければ騙されても不思議ではない。
瑛祐は現OP「Unraveling Love 〜少しの勇気〜」(倉木麻衣)のムービーに登場している。しかし、劇中には一切登場していない。


