体操女子でパリ五輪代表の主将を務める宮田笙子は19歳でありながら未成年喫煙および飲酒をしていたことが発覚し、五輪出場を辞退した。
宮田の未成年喫煙および飲酒に関しては、主に中年男性の読者が多いYahooニュースを中心に賛否が飛び交っている。そんな宮田の未成年喫煙および飲酒は内部告発でバレたようだ。
宮田を”売った”内部告発者とは誰だったのか。
誰が裏切った？
Yahooニュースで宮田笙子に関する記事を漁ったところ、喫煙は6月末から7月上旬にかけて都内のプライベートルームでの行為が目撃され、その情報が7月15日に日本体操協会（JGA）へもたらされた。
飲酒は東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター（NTC）の居室内で確認された。居室内は選手やスタッフら、限られた人物のみが立ち入れるらしく、宮田に近い体操関係者による通報の可能性が高いそう。
先日の会見で事実説明した西村賢二専務理事は「内部通報者ということは、田中本部長からも直接聞いている。決して外部からではない」と認めた。
つまり、裏切り者はチームメンバーの岸里奈、岡村真、中村遥香、牛奥小羽の4人の中にいる可能性があるわけだ。しかし、主将の宮田が抜ければチームが勝つのは困難。そんなリスクを負ってまで裏切る必要はあるだろうか。だとしたら、内部告発した裏切り者はスタッフかもしれない。
未成年喫煙および飲酒は許されることではなく、一般人でもSNSで自慢なんかしたら炎上確実だ。ましてや宮田は日本代表という日の丸を背負っており、この処分はやむを得ないだろう。しかし、内部告発者が仲間だとしたら、そんな仲間に裏切られたのだとしたら、もはや立ち直れないのではないか。
西村専務理事いわく、宮田はかなり憔悴しているとのことだが、これは仲間に裏切られたかもしれないという不安もあるはずだ。今後、チームに戻るにしても、裏切った仲間と一緒に居られるだろうか。
これは一般人にも言えることで、自分が裏で何か悪いことをやっていたとする。もちろん、それは良くないことだが、これを先生やら上司にチクられて呼び出された。チクったのは自分の友達または親友といった仲がいい人だったとする。果たして今後、そいつと仲良しごっこできるだろうか。
週刊誌へのリークも、そのほとんどは自分と関わりがある人だったりする。ネットの誹謗中傷も、開示請求したらなんと自分がよく知っている人だったというのは珍しくない。自分とほとんどかかわりがない人の告発ならともかく、関わりが深い人物からの裏切りに耐えられる人はどれだけいるのだろうか。
個人的には、未成年喫煙および飲酒を許すとか許さないよりも、内部告発した裏切り者は仲間だったのかそうじゃないのか、ということのほうが気になるところだ。
西村専務理事によると、喫煙も飲酒も6月末から7月までの間に一度ずつと本人が説明しており、常習性はなかったという。
【追記】内部告発者は宮田の友人説が浮上！宮田いわく、喫煙は友人宅でしたと認めているそう。ガチで友人に売られたのなら、もう立ち直れないのでは…。