レギュレーションGは禁伝1匹使用可能に!ダブルでは何が強い?-ポケモンSV

レギュレーションGは禁伝1匹使用可能に!ダブルでは何が強い?-ポケモンSV

ポケモンSVランクマ・レギュレーションGは、新たに禁伝1匹のみ使用可能なルールであることが発表された。

レギュレーションGは5月1日から9月1日の4ヶ月。レギュレーションFに続き、SVランクマ最長期間となる。

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ダブルでは何が強い?

▼以下、使用可能な禁伝

ミュウツー
ルギア
ホウオウ
カイオーガ
グラードン
レックウザ
ディアルガ
ディアルガ(オリジンフォルム)
パルキア
パルキア(オリジンフォルム)
ギラティナ(アナザーフォルム)
ギラティナ(オリジンフォルム)
レシラム
ゼクロム
キュレム(キュレムのすがた)
キュレム(ホワイトキュレム)
キュレム(ブラックキュレム)
コスモッグ
コスモウム
ソルガレオ
ルナアーラ
ネクロズマ
ネクロズマ(たそがれのたてがみ)
ネクロズマ(あかつきのつばさ)
ザシアン
ザマゼンタ
ムゲンダイナ
バドレックス
バドレックス(はくばじょうのすがた)
バドレックス(こくばじょうのすがた)
コライドン
ミライドン
テラパゴス

剣盾の禁伝ルールは最初1匹のみ使用可能だったことから、SVでもそうなると思っていた。そのため、ちょっと前から禁伝1匹ルールで何が強いのか考えていた。

結論から言えば、最強はミライドンだと思う。

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ミライドンの台頭による環境の影響

タイプ:でんき・ドラゴン
種族値:HP100-攻撃85-防御100-特攻135-特防115-素早さ135(合計670)
特性:ハドロンエンジン(戦闘に出ると5ターンの間、場の状態をエレキフィールドにする。また、場がエレキフィールドの時、特攻が1.33倍になる)

ミライドンはでんきとドラゴンの複合タイプということで、レギュレーションF・シーズン16ダブルで使用率4位だったタケルライコと同じだ。

種族値は特攻と素早さが135ともっとも高く、特に素早さはレギュレーションF環境でブーストエナジーやこだわりスカーフといった道具の補正なしでトップのハバタクカミ及びパオジアンと同じだ。シングル以上に先手の重要性が高いダブルにおいて非常に大事な部分だ。

特性「ハドロンエンジン」により、ついにエレキフィールドが環境入りする。レギュレーションFの時点で使用できるバチンウニは特性「エレキメイカー」でエレキフィールドにできるが、スペックが低すぎて誰も使わなかった。

エレキフィールドの環境入りで、古代ポケモンに比べて不遇だと言われている未来ポケモンの活躍が広がるはずだ。特に特性が発動しないことで有名なテツノカイナはでんきタイプであり、エレキフィールドによるでんき技1.3倍とクォークチャージによる攻撃1.3倍でかなり強くなる。

特性「サーフテール」により、エレキフィールドのとき素早さが2倍になるアローラライチュウもワンチャンある。

レギュレーションFは天候パが強く、ゴリランダーとオーガポンによるグラスフィールドパ、イエッサン♀とテツノカシラ・ブリムオン・グレンアルマ・エルレイドなどをアタッカーとしたサイコフィールドパも強く、エレキフィールドパも活躍が見込める。

未来ポケモンの中でも、テツノイバラとワースト1位争いをするほど不遇である「テツノイサハ」はサイコブレイドがエレキフィールドのとき威力が1.5倍になるということで、ようやく日の目を浴びるかもしれない。

テツノイバラもでんきタイプであり、エレキフィールドの恩恵が大きいということで、ついに環境入りするかもしれない。

一方、エレキフィールドのとき地面にいるポケモンは眠り状態にならず、シーズン16で使用率11位だったモロバレルは十八番のキノコのほうしが効かないため、来期以降は大きく使用率を落とすだろう。

シーズン16で使用率6位だった連撃ウーラオスはレギュレーションE以降、一度評価を落としても復権したが、ミライドンにかなり弱いので、今度ばかりはさすがに使用率を大きく落とすと思う。

ひかえめにすることで、ハドロンエンジンによるでんき技1.3倍×特攻1.33倍、でんきテラスによって合計威力260となったイナズナドライブでHP振りザシアンをも高乱数ワンパンできる。

▼ミライドン(C205)のでんき技1.3倍×特攻1.33倍×でんきテラスイナズナドライブ(合計威力260)によるザシアン(HP199-D135)へのダメージ計算

198 ~ 234 (99.4 ~ 117.5%) 乱数1発 (93.8%)

こだわりスカーフを持たせることで、ミライドンよりも速い禁伝である黒バドレックス(S150)やザシアン(S148)に先手を取れる。特にザシアンはタイプ一致のフェアリー技で弱点をついてくるので、先手をとれれば有利となる。

レギュレーションGでも使用率上位であることが予想されるハバタクカミとパオジアンにも先手がとれるが、ハバタクカミはおくびょうSブースト型だと先手をとられてしまうので注意が必要だ。

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次点はグラードン

タイプ:じめん
種族値:HP100-攻撃150-防御140-特攻100-特防90-素早さ90(合計670)
特性:ひでり(戦闘に出ると5ターンの間、天気がにほんばれになる)

グラードンは禁伝最強のミライドンに強いじめんタイプということで需要が高いはずだ。

とつげきチョッキを持たせることで、ミライドンとの殴り合いに強くなる。

ほのおテラスにすることで、じめんタイプの弱点であるくさ技とこおり技を半減できる。一方、みず技は弱点のままだが、にほんばれにより威力が半減するので実質等倍だ。

ほのお技がタイプ一致で打てるようになり、にほんばれでさらに1.5倍となる。グラードンのひでりが活かせるときがついにきた。

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それ以外のポケモン

このほか、ダブルで強いポケモンとしては

・カイオーガ

・レックウザ

・Wキュレム

・ザシアン

・黒バドレックス

・コライドン

などが挙げられる。

カイオーガはみずテラスしおふきが超強力だが、ミライドン環境では活躍が難しい。

レックウザは攻撃種族値150でありながら先制技最強のしんそくを覚え、攻撃種族値134のカイリューを超えるしんそく使いとして活躍が期待できるが、ノーマルテラスしんそくカイリューはいつもレギュレーションの最初しか活躍できず、レックウザもこの型が流行ったとしても一時的だと思う。

Wキュレムは意外だと思われるが、レギュレーションF・シーズン16に突如登場したAキュウコンとフリーザーの並びによる雪パが環境を大きく変えるほど強かったので、禁伝環境でもアロキュウとWキュレムによる雪パが強いのではないかと思った。

フリーザーは特攻種族値95しかなかったが、Wキュレムは170もあり、ふぶきの火力はかなりのものになる。一方、Wキュレムの特性はターボブレイズでゆきがくれではないので運ゲーはしづらくなる。

ザシアンはSVで攻撃種族値が170から150となり、特性「ふとうのけん」は最初の一回のみ発動になるなど、大幅なナーフをくらった。また、スカーフミライドンには勝てないので、特に禁伝1匹ルールではそこまで強くないと思う。

黒バドレックスは特にナーフされていないが、今回は禁伝1匹ということで同じゴーストタイプかつ特攻と素早さが高いハバタクカミが組まれることが多いのではないか。ハバタクカミはタイプ一致フェアリー技で禁伝最強のミライドンに弱点をつけ、おくびょうSブーストで先手をとれる。

禁伝環境でも、ハバタクカミ使用率一桁台はほぼ確実だと思われる。

黒バドを構築に入れるとしたら、イエッサン♀との並びが多いのではないか。イエッサンの特性「サイコメイカー」でサイコフィールドにし、黒バドはワイドフォースを打つ。この並びは剣盾にあって単純に強かった。

コライドンも素早さ種族値135ということで、ミライドンよりかは少ないだろうがそこそこ使われると思う。しかし、にほんばれ要因としては最強のミライドンに強いグラードンのほうが重宝されるだろうし、しかもハバタクカミに弱いのでグラードンのほうが多くなりそうではある。

テラパゴスはテラスタルしてようやく使い物になるということで、そこまで強くないと思う。特性「ゼロフォーミング」の天候およびフィールドのリセットは強力だが、最初の一回のみというのが微妙だ。

繰り返すが、SVダブルは天候とフィールドパが強いということで、ミライドン軸のでんき&未来パ、グラードンorコライドン軸の晴れパ、イエッサンと黒バド軸のサイコフィールドパ、ワンチャンアロキュウとWキュレム軸の雪パが多くなるのではないか。

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