レギュレーションE構築 ハバタクカミではもう勝てない!?フェアリーヒスイウインディ&ドラゴンサーフゴーが強い-ポケモンSV

レギュレーションE構築 ハバタクカミではもう勝てない!?フェアリーヒスイウインディ&ドラゴンサーフゴーが強い-ポケモンSV

ポケモンSVランクマ・シーズン12も中盤に差し掛かった。今回もダブル構築を紹介したい。

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シーズン12構築

トルネロス
テラスタイプ:ゴースト
持ち物:ゴツゴツメット
技:おいかぜ あまごい こわいかお こがらしあらし
性格補正:ずぶとい
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:HP183(228)-攻撃×-防御133(244)-特攻150(36)-特防100-素早さ131
いじっぱり連撃ウーラオスのしんぴのしずく+みずテラス=すいりゅうれんだ高乱数耐え
いじっぱりテツノカイナのワイルドボルト25%耐え
特性:いたずらごころ

ウインディ
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:こだわりハチマキ
技:いわなだれ フレアドライブ テラバースト しんそく
性格補正:いじっぱり
個体値:31-31-31-0~3-31-31
努力値:HP199(228)-攻撃182(244)-防御100-特攻90-特防100-素早さ115(36)
おいかぜ後、準速スカーフイーユイ抜き
いかく2回受けても、攻撃>特攻でテラバーストが物理のまま
特性:いかく

ゴリランダー
テラスタイプ:ほのお
持ち物:とつげきチョッキ
技:ねこだまし グラススライダー ウッドハンマー 10まんばりき
性格補正:いじっぱり
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP207(252)-攻撃191(228)-防御110-特攻×-特防90-素早さ109(28)
ゴリランダーミラー、特にヒードランはほぼ確実に抜けるであろう素早さライン
おいかぜ後、準速スカーフ霊獣ランドロス抜き抜き
特性:グラスメイカー

サーフゴー
テラスタイプ:ドラゴン
持ち物:たべのこし
技:ゴールドラッシュ シャドーボール まもる わるだくみ
性格補正:ひかえめ
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:HP192(236)-攻撃×-防御115-特攻196(204)-特防111-素早さ113(68)
S12振りヒスイウインディ抜き
おいかぜ後、準速スカーフウーラオス抜き抜き
特性:おうごんのからだ

パオジアン
テラスタイプ:ゴースト
持ち物:きあいのタスキ
技:つららおとし ふいうち せいなるつるぎ まもる
個体値:31-31-31-×-31-31
性格補正:ようき
努力値:HP156(4)-攻撃172(252)-防御100-特攻×-特防85-素早さ205(252)
特性:わざわいのつるぎ

ウーラオス
テラスタイプ:みず
持ち物:こだわりスカーフ
技:とんぼがえり すいりゅうれんだ インファイト アクアジェット
個体値:31-31-31-×-31-31
性格補正:いじっぱり
努力値:HP176(4)-攻撃200(252)-防御120-特攻×-特防80-素早さ149(252)
特性:ふかしのこぶし

これまで筆者は

・ハバタクカミ

・テツノカイナ

・パオジアン

・連撃ウーラオス

・モロバレル

・霊獣ランドロス

という、レギュレーションDの結論パやこれをベースにした構築を使っていた。

シーズン12序盤はテツノカイナとモロバレルを外し、ゴリランダーとヒードランを採用したスタンを使っていたが、中盤に入るとめっきり勝てなくなった。そのため、構築を変更せざるを得なかった。

まずは最新の使用率を紹介したい。

碧の仮面で解禁されたオーガポン、ヤバソチャ、アカツキガチグマ、アローラキュウコン、ミロカロスは前期に比べてるといずれも使用率を落としており、あまり新要素の活躍が見込めない。

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ヒスイウインディについて

そんな中、ヒスイウインディが大きく使用率を伸ばした。ヒスイウインディはレギュレーションDから解禁されたが、最初のシーズン8は使用率24位と振るわなかった。

しかし、環境が進むと徐々に使用率を伸ばし、WCS2023シニアカテゴリーの優勝構築に入っていた。

そして、シーズン12では使用率9位まで上り詰めた。いかく枠としては、霊獣ランドロスが7位と上回っているが、いずれ超えるかもしれない。

バトルデータベースによると、テラスタイプはフェアリーが約5割、持ち物はこだわりハチマキが約6割を占めている。

フェアリーテラスにこだわりハチマキということで、実質フェアリータイプとも言えるわけだが、実はここが肝となっている。

使用率トップ30のフェアリータイプはハバタクカミ、アローラキュウコン、オーロンゲの3体で、これまでの環境でフェアリーテラスしてくる可能性が高いのはハバタクカミ以外だと、イエッサン♀、リキキリン、クレセリアくらいだ。

しかし、ハバタクカミ以外は基本的にサポート型でアタッカーではない。つまり、フェアリータイプのアタッカーは実質ハバタクカミしかいなかったわけだ。

環境にはテツノカイナ、ウーラオス、パオジアン、カイリュー、最近だとトドロクツキも使用率が爆上げしており、ゆえにフェアリー技が一貫しやすく、ハバタクカミは構築に必須級だった。だからこそ、使用率1位なのだろう。

そんな中、フェアリーテラスヒスイウインディが台頭。使用率10位のヒードランもシーズン12でのテラスタイプはくさを超えてフェアリーがトップとなり、体感では9割ほど使われていた。

ヒードランはテラバーストを必ず持っているわけではないが、ハバタクカミ以外にもフェアリーのアタッカーが登場したことで、ハバタクカミ一択ゲーは終わりを迎えた。

また、ヒスイウインディやヒードランにハバタクカミに対してハバタクカミが弱いのもある。

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サーフゴーについて

ハバタクカミが抜けたことで、新しいゴーストタイプが欲しいところ。そこで採用したのがサーフゴーだ。

サーフゴーはこれまでの環境に比べて特に使用率が上がったというわけではないが、フェアリーテラスのヒスイウインディやヒードランに弱点をつけるというメリットがある。

フェアリータイプの弱点はどくとはがねのみで、どくタイプで使用率トップ30はモロバレルしかおらず、そもそもサポート型が主流だ。

一撃ウーラオスのテラスタイプはどくが3割ほどで使用率2位となっており、どくタイプにテラスタルすればどくタイプのアタッカーになりえるが、かくとうとあくの元タイプがフェアリーに弱すぎるうえ、あんこくきょうだ、インファイト、ふいうちは確定枠なので、どくづきを入れるには持ち物をこだわりかチョッキにしたうえでみきりは入れられず、少々使いづらさを感じる。

はがねタイプで使用率トップ30はヒードランとサーフゴーだけで、はがねテラスのアタッカーはいない。ヒードランはヒスイウインディを入れるならほのおタイプとじめん4倍弱点がかぶり、消去法でサーフゴーとなった。

ヒードランとサーフゴーを比較すると、耐久種族値はヒードランが上回っているが、特攻と素早さはサーフゴーが勝っている。

また、ヒードランのラスターカノンとサーフゴーのゴールドラッシュだと、前者は威力80、後者は威力120となるが、ゴールドラッシュはダブルダメージだと威力90になる。

ダブルでも耐久力は大事だが、それよりも火力と素早さが重視され、これらで勝るサーフゴーを選んだ。

テラスタイプはこれまではがねとみずが主流で、どちらかと言えば、はがねテラスとこだわりメガネによる高火力をぶつける型がほとんどだったが、シーズン12ではドラゴンが4割でトップに。持ち物はたべのこし、わるだくみを積むことで、粘り強さと高火力を両立した型が主流となった。

ドラゴンテラスはオーガポンを意識したもので、ダブルで多いいどとかまど、どっちがきても両ウエポンを半減できることから、サーフゴー以外でもちょくちょく採用されている。

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そのほかのポケモン

連撃ウーラオスは霊獣ランドロスやヒスイウインディなどいかく枠、パオジアンやイーユイなど四災といった多くのポケモンに強いことから採用継続。

レギュレーションDでの持ち物は、しんぴのしずくが一番多かったが、オーガポンやスカーフ霊獣ランドロスなどを意識してこだわりスカーフがもっとも多くなっていることから、こちらに変更した。

スカーフだが、アクアジェットを採用した。一応、みずテラスで威力が2倍となるし、スカーフウーラオスミラーや先制技相手に先制できたほうがいいと思ったからだ。そもそも、ほかに入れたい技もない。

連撃ウーラオスを入れるなら、わざわいのつるぎですいりゅうれんだのダメージを底上げするパオジアンも外せない。

あくタイプは最近爆上げしているトドロクツキも検討したが、テラスタルでひこうタイプにするよりも、元々ひこうタイプのトルネロスを採用したほうがいいと思った。

あとはくさタイプ枠およびねこだまし枠ということでゴリランダーに決定した。ヒードランが苦手な構築なため、4倍弱点をとれる10まんばりきを採用している。

グラスフィールドにすることで、サーフゴーはたべのこしと合わせて毎ターン、8分の1回復でき、より粘り強く戦える。

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