【ポケモンSVレギュレーションE】シーズン11、シングル&ダブルでオーガポン使用率1位!今後の環境を予想

【ポケモンSVレギュレーションE】シーズン11、シングル&ダブルでオーガポン使用率1位!今後の環境を予想

ポケモンSVランクマ・レギュレーションEがスタートした。

今回は、レギュE最初のシーズン11の現時点での使用率を見ていきたい。

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シーズン11、シングル&ダブルでオーガポン使用率1位!

▼シングル

▼ダブル

シングルおよびダブルで、オーガポンが1位に輝いた。

シングルでは

アカツキガチグマ4位
アローラキュウコン9位
グライオン13位
エンペルト16位
ミロカロス20位
クワガノン29位
ジャラランガ30位

など計7体の新解禁組がトップ30入り。ヤバソチャも29位だ。

一方、ダブルでは

アカツキガチグマ10位
アローラキュウコン15位
ジャラランガ25位

など新解禁組は3匹しかランクインしていない。ただ、ヤバソチャは7位と高くなっている。

ここからはダブルの使用率について触れていきたい。

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連撃ウーラオス&モロバレルがオワコンに

オーガポンは前期6位から今期1位に上がった一方、連撃ウーラオスは前期4位から今期9位に大幅ダウン。一撃ウーラオスは11位から変わっていない。

連撃ウーラオスが減ったのはオーガポンやゴリランダー、ヤバソチャといったくさタイプのアタッカーが増えたからだと思われる。

レギュレーションDでのくさタイプはモロバレルがもっとも多く、次にゴリランダーだった。

ただ、モロバレルはくさタイプの攻撃技を持っていないことがほとんどで、連撃ウーラオスにぼうじんゴーグルを持たせることで、いかりのこなとキノコのほうしを対策でき、そうなるとむしろモロバレル側に有効打がない状況となる。

ゴリランダーはくさタイプの攻撃技を持っているが、当初はグラススライダーがなく、連撃ウーラオスを縛ることができなかった。そのため、連撃ウーラオスは暴れに暴れまわった。

SV環境は初期から物理メイン構築が強く、その対策としていかくが欠かせなかったが、防御を0.75倍にするパオジアンや、専用技が確定急所でいかくが意味をなさないウーラオスが解禁されたことで、いかくでは対処が追いつかず、物理メイン構築がさらに強くなった。

しかし、連撃ウーラオスが減ったことで、物理メイン構築に再びいかくが刺さり、オーガポン対策などでいかくを持つ霊獣ランドロスやヒスイウインディはさらに増加するだろう。この2体は連撃ウーラオスに弱い一方、オーガポンに強く、天敵が減ってカモが増えたことでますます増えるはずだ。

連撃ウーラオスのすいりゅうれんだでワンキルされがちだった、がんじょうを持ついしずえオーガポンやきあいのタスキを持たせることが多いパオジアンも生存率が上がることとなる。タスキハバタクカミも増えるかもしれない。

ウーラオスが減ったことで、確定急所で壁が無視される機会も減り、それもあってアローラキュウコンが多いのかもしれない。アローラキュウコンはフェアリータイプなのでかくとうタイプのウーラオスにタイプ相性で有利であり、しかも素早さでも上回っているというのもあると思う。

モロバレルは前期10位だったが、今期ではなんと28位に激減した。

強いくさタイプの増加に伴う減少だが、レート対戦が初めて実装されたBWからダブルで活躍。WCS2023ゲーム部門マスターカテゴリの優勝構築に入っており、のちに結論パとなる確定枠にもなっていたモロバレルがついにオワコンを迎えた。

モロバレルがオワコンになったことで、キノコのほうし対策も薄くしてもいいだろう。

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今後の環境はどうなる?

くさタイプが増えたことで連撃ウーラオスが減り、その結果いかくが増加。オーガポン1位も、いかくが増える原因となるだろう。

いかく枠は霊獣ランドロスかヒスイウインディのいずれかになることがほとんどだが、かまどオーガポンはおもかげやどしで攻撃1段階上がることもあって、マイナスにすべく同時採用もあり得る。

くさタイプ枠のヤバソチャはくさとゴーストの複合タイプで、物理アタッカーに多いかくとうとノーマルを無効にしたり、防御>特防のステータスになっている。

専用技のシャカシャカほうは相手全体を攻撃し、さらに20%の確率で火傷状態にする。ちからをすいとるは相手の攻撃を1段階下げ、攻撃の実数値分、自分の体力を回復する。ねっとうは30%の確率で火傷状態とし、これらの特徴からずぶといの物理受けとして使われることが多いポケモンだ。

ウーラオスが減ったことで、壁構築も増加するだろう。解禁されたアローラキュウコンはこおりタイプであり、自身のゆきふらしで発生させた雪で防御が1.5倍され、さらにオーロラベールも合わされば、物理攻撃では中々倒されなくなる。

これらを受け、これまでのような物理メイン構築は今後、厳しくなると思われる。反面、特殊アタッカーへのマークは薄くなっている。

新たに解禁されたアカツキガチグマはじめんとノーマルの複合タイプで、特攻種族値135ある特殊アタッカーだ。しんがんにより、ゴーストタイプにもノーマル技とかくとう技が当たるようになった結果、使用率トップ30の中でじめんとノーマルを両半減できるポケモンはいない。

素早さ種族値52しかなく、基本的にはトリルアタッカーとして使っていくこととなるだろう。通常ガチグマはよくクレセリアを味方にしていたが、アカツキガチグマは弱点のくさ・みず・かくとうに強いヤバソチャとの相性がいい。

特殊メイン構築にするなら、イーユイも外せない。イーユイはほのおタイプであり、かまどオーガポンの両ウエポンを半減できる。じだんだは弱点だが、タイプ不一致なので一発は耐える。テラスタルされたら無理だが…。

イーユイのほのお技はテラスタルされない限り等倍で通り、あく技はテラスタル後も等倍だ。素早さ種族値100と、オーガポンの110に劣っているが、オーガポンはようきがわずかにいじっぱりを上回る数で、いじっぱりであれば、おくびょうにすることで抜くことは可能だ。

イーユイは相手全体の特攻を1段階下げるバークアウトを覚え、特殊メイン構築ミラーに刺さる。タイプ一致かつ、わざわいのたまで相手の特防が0.75倍となり、威力55かつダブルダメージで威力約42に下がっても、中々のダメージを与えられる。

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