週刊少年マガジンで連載中の東京リベンジャーズ。アニメ放送前は累計発行部数1000万部ほどだったが、4月のアニメ放送から一気に伸び、6月現在で2500万部突破。7月9日に公開された実写映画は初登場1位を飾るなど、今アツい漫画の一つである。
そんな東京リベンジャーズだが、オタクにはあまり人気がないように思える。
東京リベンジャーズがオタク受けしていない4つの理由
1.オタクの多いツイッターであまりトレンド入りしていない
■アニメ1話はトレンド入りしたものの、1.1万ツイートと中の下くらい。7月11日放送の14話はトレンド入りせず
■一方、陽キャの巣窟であるTikTokでは「#東京リベンジャーズ」のタグが10億回みられる勢い
2.オタクの多いニコニコでの数字が低い
■一番再生数の多い動画でもアニメ1話の11万再生
■ニコ生の初回放送は1万人すら行かず
3.アニメ系のまとめサイトであまり取り上げられない
4.女性人気が高い割りに、ピクシブのPVは少ない
■ピクシブ百科事典の閲覧数は17万(個別キャラは数万程度)
■5年前のデータだが、pixivの利用者は女性が6割以上
■女性を中心に高い人気を得ている鬼滅の刃、呪術廻戦はいずれもミリオン超え
なぜオタクに受けないのか
東京リベンジャーズは、学生時代にヤンキーだった26歳の主人公がかつての恋人を救うべく、中学時代にタイムリープし、元凶となる暴走族チームで成り上がる姿を描いたサスペンス作品。
ループものというオタク受けするジャンルを取り入れていながら、オタク人気が低いのはなぜか。これは「ヤンキー」「暴走族」といった要素が関係しているのではないか。
オタクは、こういったジャンルを避ける傾向が強い。オタクはギャルが嫌いと似た感覚ではないか。
一方、アニメをあまり見ない一般層にはヤンキーものは人気なため、非オタに絶賛されているのかもしれない。オタクが毛嫌いするTikTokでバズっていたり、アニメより実写映画の方が盛り上がっているのも、そういうことではないか。
高い人気を集めた鬼滅の刃、呪術廻戦、ウマ娘などはオタクに受けたが、東京リベンジャーズのようにオタクにそっぽ向かれても人気を集めることができるわけだ。非オタの方が母数が多いので当然である。