5月28日に発売されるポケモンカード新弾「イーブイヒーローズ」の予約が7日、ポケモンセンターオンラインで開始された。しかし速攻で売り切れ、Amazonやメルカリなどで高額転売されている。
ポケカは最近、需要が高まっており、転売自体は珍しくない光景だが、今回は定価の7倍のものもあり、いつもより転売価格が高いように思える。
イーブイヒーローズの定価
イーブイヒーローズは
1.1BOX(30パック):4950円
2.VMAXスペシャルセット:1870円
・ブースター、シャワーズ、サンダース、エーフィのVMAXがランダム1枚
・エネルギー×3
・イーブイヒーローズ8パック3.イーブイズセット:11,330円
・イーブイヒーローズ2BOX(60パック)
・デッキシールド(64枚)
・デッキケース
・エーフィVMAX
・カードボックス(外箱)
の3つで予約販売されたが、いずれも売り切れとなっている。
これを受け、ホームページでは後日改めて、次回入荷予定分の抽選販売を行うと告知した。
定価の7倍もの高額転売も
Amazonでは、
・1BOX→MAX16,800円(定価の約3倍)
・スペシャルセット→MAX10,900円(定価の約6倍)
・イーブイズセット→MAX79,900円(定価の約7倍)
7日午後7時現在
にはね上がっている。
メルカリでも、何BOXかは分からないが、BOXが94,999円で出品されている。
みんなこれ買うんじゃねーぞ
転売ヤーの思う壺だからな#イーブイヒーローズ #ポケセンオンライン pic.twitter.com/6IvGZP8psZ— 太陽の化身@ギュウタa.k.aあさけん (@keeeen_117) May 7, 2021
なお、手元にないものを出品したとして規約違反になったのか、メルカリには現在イーブイヒーローズの出品はほぼなくなっている。
ブイズ人気で転売価格が高騰?
なぜイーブイヒーローズはここまで転売価格が高騰しているのか。
TCGの価格が高騰する要因としては
・現環境でめちゃめちゃ強い
・入手困難なレアカード(封入率が低い、世界に◯枚しかない等)
・印刷ミスなどのエラーカード
などが上げられるが、まだ発売すらしていないイーブイヒーローズはどれも当てはまらないだろう。
だとすると、単純にブイズが勢ぞろいしているから高騰しているのではないか。
今年2月に行われたポケモン人気投票では、ブイズは総合TOP30にイーブイとグレイシアが浮上。各世代では全ブイズがランクインした。
また、4月30日に発売された「Newポケモンスナップ」では全ブイズが内定している。剣盾と異なり、ポケスナは進化系が全て内定するとは限らないが、ブイズは8匹すべて内定した。
ピカチュウ版では、ライバルの最初のポケモンとして登場。ピカブイではイーブイ版が展開され、このゲームからイーブイはアニメ声優の悠木碧による鳴き声が起用される優遇っぷり。さらに、サンムーンでは専用Zワザ、剣盾ではキョダイマックスまでもらった。外伝作品やアニメでも使い手が多い。
二次創作でも非常に人気が高いポケモンでもあり、カードの強さやレアリティ云々ではなくブイズ人気で高騰しているのだと思われる。特にイーブイズセットはブイズ柄のデッキシールドやケース、カードボックスが付属するため、ブイズファンは是非ともゲットしたいところだろう。