【物議】ソニー損保とモルカーとのコラボ、ファンアートの著作権は無償で許諾に「でも何かあったら、当社は知りません」→批判の声

【物議】ソニー損保とモルカーとのコラボ、ファンアートの著作権は無償で許諾に「でも何かあったら、当社は知りません」→批判の声

自動車保険や医療保険のCMで知られるソニー損保とモルカーとのコラボが決定した。しかし、キャンペーン規約の“ある記述”に批判が寄せられ、物議を醸している。

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ソニー損保とモルカーがコラボ!ファンアートが「モルカーありがとうCM」で紹介

この企画は、ドライバーの安全運転促進とAIを活用した運転特性連動型自動車保険「GOOD DRIVE」の認知向上を目的に、本日2月22日からツイッターで開始されている。「#モルカーありがとうCM」でモルカーのファンアートを募集し、その中から抽選でソニー損保が制作する同名のCMに使われる。

ファンアートに限らず、人形やお菓子なども応募可能。応募期間は28日内まで。選ばれた人には3月19日までに(@gooddrive_pr)より、当選案内がDMされる。

今回は第1弾で、キャンペーンは継続的に実施する予定だという。

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ファンアートの著作権は無償で許諾「でも何かあったら、当社は知りません」

キャンペーンの応募規約には、このように書かれている。

●応募作品の著作権は全て著作権(著作権法第27条および第28条を含むその他一切の権利)を当社に譲渡するものとし、著作者人格権を行使しないものとします。

●投稿された素材に第三者の権利侵害があった場合、当社は一切責任を負いません。

つまり、応募作品の著作権は全てソニー損保のものとなるが、何かあった場合、ソニー損保は一切責任を負わないということだ。応募者へのリターンがないばかりか、リスクは全て押し付けられるということで、「ソニー損保にしか得がない」「タダでどうにかしようとするな」といった批判が寄せられている。

こういった批判を受けてか、

●投稿者ご本人は応募作品について、当社がCMに使用する権利を無償で許諾するものとします。

●投稿者ご本人は著作者人格権を行使しないものとします。

という追記がされたか、応募作品は無償で提供するものとし、しかしリスクを一切負わないというスタンスは変わらない。無償で提供してもらうなら、せめてリスクも負うべきではないか。

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