ツイッターで「警察駄々」がトレンド入りしている。警察沙汰の誤字らしいが、話題の元となったツイートとは?
警察駄々の元ツイ
友人から「警察駄々って言葉、ネット用語か何か?Twitterで見かけるんだけど」って言われて、聞いたことないなーと思ってTwitter検索したら、本当に使ってる人いるんだな。 pic.twitter.com/hPxpzqQVXv
— 中野 (@pisiinu) February 21, 2021
「警察駄々」の元ツイは、中野さんによる2月21日の投稿。友人から「警察駄々」という言葉をツイッターで見かけると言われ、実際にツイッター検索したら本当に使っている人がいたと、その一例を紹介する内容だ。
ツイートには
「延々と」を「永遠と」だと思い込んでいる人と同じパターンですね。文字でなく耳で覚えるからこうなる。
元から”~沙汰”という言い回しを知らないのでしょうね。
警察沙汰を変換できなくて駄々にしてる疑惑?
「警察沙汰にするぞ!」と駄々をこねる(を略した説)
などの声が殺到。
“駄々”つながりで、ウルトラマンの三面怪人ダダの画像も飛び交っている。
一方、
発音だけの問題ならば
「けいさつざた」を「けいさつだた」と発音する地域ありますよ
という指摘もみられた。
ネット辞書によると、駄々は子供などが甘えてわがままを言うこと。上記のようにワンチャン、警察沙汰にすると言われ駄々をこねる、または警察相手に駄々こねる、を略した説がある。
「警察駄々」が「警察沙汰」の誤用と聞いてそんなやつもいるんだなぁ。と思いながら、「地獄の駄々も金次第」は存外イケる気がした。
— 澪の月 (@reigetudou) February 22, 2021
警察駄々とかその他誤用について、本を読まなくなったとか教育の問題とかいう意見は出るだろうし一因ではあるだろうけど
「今まで日常に隠れてたものがSNSで可視化、共有されてバレた」
って言うのが一番なんじゃないかな— tkt (@high337) February 22, 2021
「警察駄々」を嗤うけど、いざ「じゃあ沙汰ってどういう意味よ?」と聞かれるとパッと答えられない。「地獄の沙汰も金次第」と言うし確か裁判みたいなニュアンスだったはず、でも「ご無沙汰」「正気の沙汰」は違くない?と思って調べたら結構な多義語だった。 pic.twitter.com/NeZ4cm6sfD
— 丁_スエキチ❌ (@Daikichi_3141) February 22, 2021
「延々」を「永遠」といったり、「警察沙汰」を「警察駄々」といったりするのは、いまは誤用でも、いずれは一般的な表記になることもあり得る。
「一所懸命」なんて、もう、使う人少ないでしょ。— ドロシー! (@game_book) February 22, 2021
警察駄々って言ってる人をここぞとばかりに攻撃する「警察駄々警察」による取り締まりが一層強化されてまさに警察沙汰になっているツイッター
— (btsp)びーてぃーえすぴー@でぃーてぃーえすぴーのツイッター (@dtsp_twi) February 22, 2021