現在、Xで「ごんぎつね」がトレンド入りしている。児童文学の「ごんぎつね」に関するポストが話題だ。
話題のポスト
「ごんぎつね」小学生にアンケートをとったところ、50%以上が『ゴンが死んだ』と明確に書かれていないので、『書かれていない以上、死んではいない』と答えているとのこと。
書き手としてはこれは怖いことで
前後の描写や抒情、行間を読むのが小説だと思っていたらエライことになりそうな未来。 https://t.co/y38T9BpDAq— 佐崎 一路@お仕事募集中☆彡 (@ichiro_sasaki00) February 19, 2025
佐崎一路さんの上記ポストは、こうもりねこさんの「日本アニメの劇中では明確化されていない描写」に関連づけたものと思われる。ごんぎつねを読んだ小学生にアンケートをとったところ「50%以上が『ゴンが死んだ』と明確に書かれていないので、『書かれていない以上、死んではいない』と答えている」という。
このポストには
漫画などでは、ハッキリと「死亡確認」と何度も言われていたのに生きていたキャラクターなんてのもおりますからね…(*´ω`*)
つまり猟奇もので犯人が刃物を隠して笑顔で近づいてくるというシーンで終わらせてしまったら、何も起きなかったという事に…?
シリーズもの映画等ではよくあることですね
明確に死んでいる描写がない限り、その後の展開で「実は生きていた」パターンに修正される
これはファンサービスや安易なシリーズの延命に効果的な反面、上記のような「ひねくれた考察」を生み出す原因になります
このようなパターンがあらゆるメディアで蔓延した結果の可能性ともいえるかもしれませんネロとパトラッシュも疲れただけなんかな
ごんぎつねに関しては「このまま死んだほうが物語るの流れとして自然だ、きれいだ」以上のことは言えないんですよね
「この後なんとか助かったと思う」と主張されても否定できない。
想像になるけど、そういう含みを持たせるのも狙いだったんじゃないですかね漫画も例えば鬼滅の刃なんか見ても、必要以上に文字で説明書きがあるなと感じる事があるので、そういうのが今の読み手に合わせた売れる作品なのかもしれないですな。倒れた絵の上に「倒れた」って説明書きを入れたり大きくなった絵の上に「大きくなった」って説明を入れるとか。。
描写は、「銃を撃って倒れた」だから⇩
①必殺命中した
②命中したが、死なない程度に重症
③当たらず、銃の音などにビックリして、動きが鈍くなった
上の3つの可能性があるから、論理的には正解?
今の教育は、契約書がちゃんと読めるような論理的思考を重視してるみたいだから、当然の帰結かも。リプ欄に同意見多数だけど、小学生の場合単純に『ごんは死んでないということにしたい』って願望の子が多いのではないかなと思います
「明示されていない以上、可能性を否定できない余地が残る」という事でもあるので、叙述トリック作品を読み倒して懐疑的になった小学生の可能性も…無いか😂
表現の機微、難しいですよね。はっきり書いてしまうと無粋になったり、敢えてぼやかして余韻に浸って欲しかったりしますね。
といったコメントが寄せられている。
最近(といっても2年ほど前だが)だと、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」のスレミオは結婚したのか、もこれに当てはまる。劇中では結婚指輪など結婚したような感じだったが、劇中では明確化されていなかった。その後のメディア展開で結婚してたとか結婚してなかったとか一波乱あったわけだが…。