【ヤバイ】モルカー見里朝希監督の「マイリトルゴート」が闇深すぎる!「狼と七匹の子山羊」のその後をフェルト人形で表現

【ヤバイ】モルカー見里朝希監督の「マイリトルゴート」が闇深すぎる!「狼と七匹の子山羊」のその後をフェルト人形で表現

話題の問題作「モルカー」の見里朝希監督が、大学院の修了製作として発表した「マイリトルゴート」という作品が闇深だと話題になっている。

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マイリトルゴートとは?

マイリトルゴートは、グリム童話「狼と七匹の子山羊」のクライマックスから分岐したその後をフェルト人形で表現している。

狼と七匹の子山羊では、狼が丸呑みした子山羊たちは全員無事だったが、マイリトルゴートでは最初に丸呑みにされた長男山羊は胃液で完全に消化され、生き残った子山羊たちも体毛は溶け皮膚はただれ、見るも無残な姿に。

しかし、母山羊は長男が死んだという現実を受け入れられず、人間の男の子を誘拐し山羊のケープを着せ、自分の息子として迎え入れた。その後、男の子の父親が迎えに来るのだが、父親は男の子に対して“オオカミ”となってしまう。

父親は母山羊に成敗され、結末は明確に描写されていないが、狼と同じ末路を辿ったのは間違いないだろう。

なお、父親による性的虐待は原作の世界観を崩さないためか本物の狼となっていたが、人間の“オオカミ”とも掛け合わせているのかもしれない。

見里朝希監督は、ねとらぼのインタビューでテーマは親の愛情の狂気と明かし、

この作品を通し、親の行き過ぎた愛情は果たして正義なのか?
という疑問を観る人に提示したかったのです。

と語っている。

モルカーと異なり、本編はフルボイスで10分にわたっている。性的虐待などはあるが、グロテスクと思われる描写はないため安心してほしい。

マイリトルゴートは2020年まで、期間限定でYouTubeで公開されていたが現在はしておらず、円盤化もされていないことから、再公開を求める声が相次いでいる。

公式サイトや見里朝希監督のSNSでは、マイリトルゴートのメイキングやサントラが公開されている。

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