紀州のドンファンこと野崎幸助が、和歌山県田辺市の自宅で急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、警察の捜査は長期化する様相をみせている。
紀州のドンファン死亡事件、迷宮入りか
資産家として知られ、女性との交際遍歴をつづった本「紀州のドン・ファン」を出版した和歌山県田辺市の会社社長、野崎幸助さん(77)が5月、自宅で急死した。遺体から覚醒剤成分が検出され、県警が事故、事件の両面で捜査している。ただその経緯に謎は多く、覚醒剤成分がどのように摂取されたのかなどの実態解明に向けてクリアしなければならない課題が残る。捜査は長期化する様相をみせている。
(中略)
焦点の一つが、野崎さんの死の引き金となった覚醒剤成分を含む物質をめぐる捜査だ。県警は自宅から処方薬やサプリメント類を押収し、成分を分析。7日には自宅庭に埋葬された犬を掘り起こした。犬の死因を専門機関に委託して詳しく分析し、野崎さんの死亡と関連がないか調べる。
ただ、県警幹部によると、覚醒剤の成分は人間や動物の体内に入ると変化するという。「たとえ両者から同じような成分が出たとしても、もとの覚醒剤まで同じことを証明するのは簡単ではない」と慎重な見方を示す。
「メディアはずいぶん騒いでいるが、我々はまず間接証拠で周りを固めていくしかない。相当時間がかかる」。別の幹部は厳しい表情を崩さない。
https://www.asahi.com/articles/ASL683J8ML68PXLB007.html?ref=tw_asahi
▼紀州のドンファンを巡る動き
1月10日:知人の紹介で妻の須藤早貴さんと知り合う
2月8日:須藤早貴さんと結婚
5月6日:愛犬・イブが急死
5月24日:紀州のドンファンが死亡
6月2日:和歌山県警が東京・新宿区の妻の別宅を家宅捜索
6月3日:東京・港区の家政婦の自宅を家宅捜索
6月6日:紀州のドンファンの死因を「急性覚醒剤中毒」と発表
6月7日:紀州のドンファン宅に埋葬されたイブを掘り起こし鑑定へ(数か月はかかるらしい)
▼ネットの反応
「これで犯人起訴できなかったら類似の事件が起きるかもしれない」
「奥さんと家政婦、それプラス黒幕の存在があると思う。」
「毒カレー事件並には、時間がかかるかと。それまでに、週刊誌は、ドンファン妻と家政婦の、ネタで、盛り上げてほしい。」
「毒物カレー事件の時のように、この手の事件は和歌山県警には荷が重いのではないか?警察庁、警視庁、大阪府警辺りに協力を仰がないと解決するとは思えない。」
「警察が慎重になっているのは、0.5gの覚醒剤を入手するルートを探るため。これだけ多量の覚醒剤を手に入れるためには、それなりのルートがなければ手に入らないため?この事件で、また別の事が明るみに出る可能性もあるからだと思う。」
「怪しい登場人物ばかりなんだけど、起訴までもっていくまでの証拠集めが難しい案件だと思う。これだけ怪しい人が周りに居ながら証拠不十分で未解決事件にだけはならないで欲しい。これで犯人捕まらなかったら人生舐めきって生きる人間が増殖する。」
「何で「マスコミが長期化に成りそう」なんて言ってしまうのか?犯人に塩を送るように公言してしまうのか?泳がせて居たりすることも有るわけだし、したり顔で言ってしまうのはやめた方がいいと思います。真実が早く判明するよう、願っています。」
【紀州のドンファン】記事リスト→https://koku-byakunews.com/archives/tag/紀州のドンファン