ムーミンの舞台がセンター試験地理Bで出題され、解答を間違えた受験生の一部が逆切れした問題で、なぜかフィンランド大使館のマルクス・コッコ参事官が謝罪した。
マルクス・コッコ参事官「私は謝りたい。我々がフィンランドとムーミンの関係を伝えきれなかったことを
ムーミン公式はもちろん、なぜフィンランドが謝罪しなくてはならないのか。悪いのはムーミンのせいで満点を逃したなどと逆切れしている受験生ではないのか。解けなかったのは自分の責任なのに他人に謝罪を迫るなと言いたい。
▼その後、女子アナが「ムーミン谷はフィンランドにある?」と問うと・・・
▼「ムーミンを愛する人の心の中にあります」とイケメン解答
この話題に対し、ネット上では以下のようなコメントが寄せられている。
「何でも謝罪する日本社会へのジョークじゃないですか?『我々は(ププッ…)謝罪したい(プルプル…)ムーミンとフィンランドの(ププッムーミンで謝罪するとかマジ無理ッ…爆笑)』みたいな」
「なんでこの人に謝らせてんの?じゃあ聞くけど、ムーミンの問題さえ解けてりゃ満点取れたわけ?」
「外交官はこの姿勢が大切やね これで好感度上がれば勝ちよ。言うだけなら只だし」
「半笑いに見えて草はえる」
「寛大さと愛情の質と量が桁違いなのです( ˇωˇ )彼のこの発言こそフィンランドとムーミンは悪くない!!を誘発させるマジックワードなのです( ˇωˇ )」
「解けない自分が悪いのに、わーわー喚いてた馬鹿どもは、これで満足したのじゃろうかw」
「彼は、『今こそフィンランドを売り込む良い機会だ』とほくそ笑んでるだろう。正直な話、日本のフィンランド大使館に一般紙の記者が集まる機会はそうないだろうから。ムーミンもさらにプッシュしたいだろうし」
「日本人の『お客様』体質がバカを増長させて、フィンランドの方を謝らせてしまった…orz無効だ!とか喚く「お客様」受験生どもは素直にバカなの認めろや…」
「今のいろいろな業界へ悪影響を及ぼすクレーマーもですが、悪い文化や流れを作っていくのはいつも心に余裕のない、程度の低い人間っていう皮肉ですね」
ムーミン問題、センター側「設問として支障なし」
・センターは16日、朝日新聞の取材に「知識・思考力を問う設問として支障はなかった」という見解を示した
・キャラクター自体に関する知識は直接必要なく、ムーミンの画像から「低平で森林と湖沼が広がるフィンランド」、ビッケの画像にある船や服装、「バイキング」の表記から「海が結氷せず、海上活動が盛んだったノルウェーやスウェーデンを含むスカンディナビア半島の沿岸や周辺海域」が類推されると記載。設問で既にスウェーデンを示していることから、ノルウェーが導けるとしている。さらに、ノルウェー語とフィンランド語の語族の違いを踏まえれば、正答できるとしている
・センターの回答では、アニメの舞台の根拠に触れていない
ムーミンが設問として支障はなかったということで、ますますムーミン公式やフィンランドが謝罪する必要はなくなった。ムーミンを叩いた連中は猛省してほしい。