座間殺人事件の犯人である白石隆浩容疑者の被害者の顔写真や名前などといった身元情報をまとめてみた。
白石隆浩容疑者の被害者プロフィール【座間殺人事件】
★三浦瑞季さん(21)
・神奈川県厚木市在住。会社員。母親と兄の3人で暮らしていた。
・中学時代に転校しており、親しい友人もいたが「もの静かな印象」だった。高校時代にはスーパーでアルバイトをしており、その後、市内の派遣会社に登録して働いていた
・8月21日、「やり直したい」「失踪します」と書置きを残し、失踪した。白石隆浩容疑者に50万円を振り込ませられ、8月に入居した座間市のアパートを探すときには、彼女とみられる女性が一緒だった
★石原紅葉さん(15)
・群馬県邑楽郡在住。群馬県立西邑楽高校1年生。芸術科美術コースに在籍
・アニメやゲームが好きな「真面目でおとなしい」生徒で、先生にほめられることも多かった
・インターネット上に多くの友達がいて、実際に連絡して会ったこともあった
・8月28日、小田急線上にある片瀬江ノ島駅の改札を出たところで、足取りが途絶えた
★西中匠吾さん(20)
・神奈川県横須賀市在住。ロックバンド「BYE BYE NEGATIVES」のベーシストとして活動し、「マック」の愛称で親しまれた
・市内の県立高校の福祉科を卒業後、介護施設に就職。「人を世話するのに向いていた子だった」
・三浦瑞季さんの知人。自殺願望の持ち主で、SNS上で知り合った仲間とやりとりをしていた
・8月29日、「ライブを見に行く」と家族に言って消息を絶った。9月初旬に同県海老名市でGPS履歴が途絶えた
★更科日菜子さん(19)
・埼玉県所沢市在住。実践女子大学2年生。文学部で国文学を専攻していた
・地元の小中学校を経て、川越市内の私立高校に進学し、実践女子大に進んだ。「自分から積極的に人に話しかけるタイプではなかったが、仲のいい友達に面白いことを言ってよく笑わせていた」
・9月15日、「バイトに行ってくる」と言い残して家を出たあと、行方がわからなくなっていた
★藤間仁美さん(26)
・埼玉県春日市在住。元風俗嬢。夫と2人娘と暮らしていた
・8年ほど前に一家で春日部市に移った。2年前に夫と子供とともに同市内の住宅に引っ越した。「話し方も穏やかで、優しそうな雰囲気だった」
・9月13日、深夜勤務を早退。その後、連絡が取れなくなった。同日のツイッターには「本気で死にたいです もう辛い」などと自殺願望ととれる投稿をしていた
★須田あかりさん(17)
・福島県福島市在住。県立安達高校3年生。今年4月に両親が離婚し母親と暮らしていた
・幼少期から絵を描くのが得意で「アニメーション同好会」のある高校に進学したほど。将来の夢を「漫画家になりたい」と話していた
・昨年末に突然家出し、そのまま自宅に戻らなくなった。家出中に東京へ行き、茶髪に染めて戻ってきたこともあった
・9月27日、学校に行くため家を出たのを最後に行方がわからなくなった
★久保夏海さん(17)
・埼玉県さいたま市在住。県立上尾南高校2年生。入学当初は音楽部、昨年9月以降は漫画・アニメ同好会に所属していたが、2年になってからは部活動には所属していなかった
・小学校の頃からネットに強く、「ニコ生」をよく観ていた。「おとなしいけど話してみると楽しいタイプだった」
・ツイッターで、自殺について関心を寄せていた(自殺の集団のところ「いいね」していた)
・9月30日、「お昼ご飯を買いに行く」と言って外出したまま、連絡がつかなくなった
★丸山一美さん(25)
・神奈川県横浜市在住。アルバイト。学生時代のあだ名は「丸さん」
・都内の私立女子大卒業後は引きこもりがちになっていたが、今年4月から横浜市内のコンビニでアルバイトを開始。「大人しく、友達付き合いが得意ではない」
・10月18日、コンビニでの勤務を終えた後、行方がわからなくなった
★田村愛子さん(23)
・東京都八王子市在住。「おとなしい印象だったが、仲のよい友人に冗談を言って笑わせる明るいところもあった」
・地元の中学校に進学したが、中学1年の途中で転校。転校後は自宅に引きこもりがちになっていた
・今年6月に母親が亡くなった後、今年9月上旬に市内のグループホームに引っ越した
・10月23日、「死ぬ決心がついた」と白石隆浩容疑者に連絡を入れ、消息を絶った