5月30日発売の『エルデンリング ナイトレイン』が昨年12月に発表されてから、Steam版の本編同接が右肩上がりしている。ナイトレインに向けて、本編を予習しているのだろう。
そこで今回はナイトレインに向けて、今から本編でやることを紹介したい。
エルデンリング本編との違い
ナイトレインは最初に挑むレイドボスを選択し、それから3人がマッチングするとリムベルドに降り立つ。昼は探索パート、夜はボス戦となり、3日目のレイドボスを倒すとクリアになる。レイドボスは8体いることが明かされ、8体目がラスボスとなる。
レベル、ルーン、武器、タリスマン、アイテムはセッションごとにリセットされる。本編同様、レベルアップはルーンを使うがステ振りがなくなり、キャラごとに決まったステータスが強化される通常のRPG方式となった。
本編同様、武器は右手と左手で3本ずつ装備でき、戦技、魔術や祈祷を持ったものも。本編同様、鍛石を使って鍛冶台で強化できる。
全て本編から登場したもの、体勢崩しと致命の一撃も健在。防具や装備重量は廃止された。
アイテムは4個までしか持てず、本編同様、宝箱や敵からドロップするほか、商人からルーンを消費して購入もできる。本編同様、HPを回復する緋瓶はあるが、FPを回復する青瓶は廃止された。本編同様、緋瓶の使用回数は教会で強化できるが(回復量は増やせないっぽい)、こちらもセッションごとにリセットされる。
一方、マークと呼ばれる通貨やキャラを恒久的に強化する遺物を3個まで持ち込める。
ナイトレインに登場するボスは、本編やダークソウルからも登場するほか、完全新規ボスもいる。
エルデンリングRTAをしよう
このようなゲーム性となっている。夜は時間経過でやってくるということで、本編のRTAをすることがナイトレインに向けた練習となるだろう。
RTAは走るたびにニューゲームでスタートし、多くはラスボスを倒してエンディングが流れるまでのタイムを競う競技だ。他人より1秒でも早くクリアすることが目標となり、限られた時間での攻略となる。
一方、ナイトレインは毎回ゼロからスタートし、限られた時間でのレベリング、武器やアイテムの収集・強化をして夜のボスに備える必要がある。
初期位置、出現する敵の種類、入手できる武器やアイテム、地形やイベントなどは毎回ランダムとなっており、全く同じことは起こらない。一方、RTAは挑むボス、入手する武器やアイテムが変わるといった大きな変化はないが、風の運で記録が残るかどうか決まる。
記録として残るのは数十回、数百回以上やったうちのたった1回であり、残りの99%は没になるシビアな世界だ。
本編やダークソウルのボスが登場するということで、今からモーションを覚えておけば、幾分戦闘が楽になるはずだ。無論、新モーションが追加される可能性はある。しかし、あくまでエルデンリングのスピンオフでしかない本作において、追加されても1~2モーションくらいと思われる。
なお、ナイトレインでは遺灰を使えるキャラがいるが、そのキャラ以外は使えないようだ。本編ではソロで必須だった遺灰だが、遺灰なしでボス練習するのが望ましい。
エルデンリングのRTAは大きく分けて3つある。
Any%:本編ラスボスのエルデの獣を倒し、エンディングを観るまでのタイムを計測
Two Gods:エルデの獣とDLCラダーンを倒し、エンディングを観るまでのタイムを計測
All Remembrances:すべての追憶ボス+暴竜ベールを倒すまでのタイムを計測
SPEEDRUN.COMにはなかったが、全165ボスの撃破RTAというとち狂ったチャレンジをする走者も。
ちなみに、ナイトレインでは本編の中ボスが多数登場する一方、追憶ボスやベールは登場するのか言及されていない。2月のネットワークテストではマルギットの登場が確認され、マルギットの正体はデミゴットの1人であるモーゴットである。
しかし、マレニアやラダーンといった本編を象徴する最強ボスは登場しないかもしれない。
本編の中ボスを倒しまくるのが、ナイトレインに向けて一番の練習になるそうだ。