昨日よりランクマがスタートしたポケモンSV。シリーズ1は禁伝はもちろんのこと、準伝とパラドックスも使えず、この環境でもっとも合計種族値などのステータスが高いのは600族となる。
筆者はダブルで34戦でマスターボール級に行ったが、この34戦でもっとも多かった600族はガブリアスだった。
今回は筆者も使ったガブリアスの型を紹介したい。
ガブリアスの地面テラスタイプが強い!
ガブリアス
テラスタイプ:じめん
持ち物:クリアチャーム
技:じしん ドラゴンクロー まもる つるぎのまい
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値振り:183-182(252)-116(4)-×-105-169(252) S↑C↓
特性:さめはだ
ガブリアスは、じめんタイプにテラスタルすることで、じめん技のタイプ一致補正が2倍となり、威力100のじしんは200となる。これは、グラードンのだんがんのつるぎよりわずかに高く、一般ポケモンでありながら禁伝級の火力を発揮できる。
ダブルではじしんは自分以外が対象となり、複数のポケモンを攻撃する技のため威力は4分の3、つまり150に落ちる。それでも、シングルでじしんを打った時の火力を複数のポケモンに与えられる。
今のところ、じめん技をすかせるひこうタイプと特性「ふゆう」を持ったポケモンはそこまで多くないため、じしんがかなり通りやすい。
じめん単タイプに変わることで、こおり技が2倍となり、フェアリー技とドラゴン技が等倍となる。
こおりはまだ2倍なため安定とは言い難いが、これまでガブリアスを狩っていたフェアリータイプは、フェアリー技が弱点ではなくなり、安定して勝てなくなった。ドラゴンタイプが弱点ではなくなることで、ドラゴンミラーも安定するはずだ。
じめんタイプは5タイプに弱点をつけ、3タイプに弱点をつかれる。攻撃面、防御面ともに優秀で、元々じめんタイプを持っていて、テラスタルによりじめん技を2倍で打てるガブリアスとの相性は良好だ。
新たに、くさタイプとみずタイプが弱点となるが、テラスタルしていない時もくさタイプはじめん技が半減で、みずタイプの多くはこおり技を持っていることから決して得意とは言えず、そこまで痛手はないと思う。
テラスタルしても火力が足りないと感じたら、つるぎのまいを積めばいい。ダブルでも、つるぎのまいを積む隙は結構あり、積めることが多々あった。
ガブリアスはシングルを中心に長年活躍していたが、SMから使用率が落ち始め、剣盾では霊獣ランドロスやカバルドンなどのじめんタイプが多くなりオワコンになっていた。
そんなガブリアスだが、SVで復権を果たした。今後、じめんタイプ以外のテラスタイプやさまざまな型が開拓されることだろう。