4月4日12時配信のモンハンワイルズ無料タイトルアップデート第1弾ではタマミツネと上位ゾ・シアが追加される。タマミツネは★8の歴戦個体も追加され、4月30日にはイベクエで歴戦王レ・ダウが登場する。
そんなワイルズだが、アプデ前に“とある懸念”がされている。
ワイルズアプデ後も“歴戦アルシュベルド周回ゲー”になる懸念
上記記事でも触れたが、現バージョンのワイルズのエンドコンテンツは全てアルシュベルドで解決するため、アルシュベルド以外を周回するメリットがなく、“アルシュベルドハンターワイルズ”などと揶揄されている。
結果「飽きた」「やることがない」といった声が続出。全世界販売本数1000万本を達成したワイルズだが、Steamの同接やPS5のパッケージ版売り上げはすでに激減している。
▼Steam最大同接138万人を達成したが、発売1か月で同接数万人に激減
UTC4月2日22時（日本時間3日7時）に最低同接6.1万人を記録
▼PS5のパッケージ版は初週60.1万本を達成したが、今日発表の5週目は1.2万本に（98％減）
2位（前回4位） PS5 モンスターハンターワイルズ
12905本（累計77万6395本）／カプコン／2025年2月28日
そんなアルシュベルドハンターワイルズだが、アプデでタマミツネと上位ゾ・シアが追加されることで、狩猟対象が増えることになる。しかし、タマミツネと上位ゾ・シアにアルシュベルドにはないアドバンテージがなければ、アプデ後もアルシュベルドハンターワイルズになる可能性が高い。
タマミツネはPVや「HR21以上で『緋の森』にいるカーニャに話しかけるとエクストラミッションが開放される」という告知からして、調査クエストも緋の森でしか出現しないと思われる。
歴戦タマミツネは★8だが、通常個体はHR21以上ということで、おそらく★5になるだろう。つまり、油涌き谷の火釜の里にいるロクロから精錬の火釜で鎧玉やナナイロカネと交換する際に使う素材のポイントはそこまで高くないはずだ。
上位ゾ・シアはHR50以上で開放されるストーリーミッションをクリアすることで環境サマリーに表示されるようになり、竜都の跡形の環境が「竜の目覚め」の際に低確率で出現する。
こちらは1つのエリアでしか出現しないことが明確にされている上、出現率も低いため、調査クエストを作りにくい。
3月25日配信のショーケースでは、上位ゾ・シアの調査クエストが公開されたが、★8非歴戦個体でありながらレア8アーティアパーツがドロップするが、各枠1個ずつしか出ないようだ。
★8非歴戦個体でアーティアパーツが出るということは、歴戦ゾ・シアは登場しない可能性が高い。
ただ、★8としては唯一の通常個体なので、素材のポイントはアルシュベルドを超える可能性がある。
対して、アルシュベルドは全エリアに登場するため、調査クエストを作りやすい。通常個体は★7のHR41以上なので素材のポイントは現バージョンで最多。★8アーティアパーツは最大2個出るので、2個×5枠でMAX10個出ることも。
上記画像のクエストは1枠だけ1個だが、全て2個も存在する。（2個×5枠の画像が用意できなかったので代用）
ちなみに、頂点モンスター4体とゴア・マガラの歴戦個体はいずれも1個ずつしか出ないことを確認している。
前回記事では触れなかったが、アルシュベルドは火力こそ高いが、左右の鎖刃を破壊したり、鎖刃を攻撃し続けて強化状態を解除してもダウンすることから、比較的狩りやすいモンスターなため、その点でも周回が容易というのもある。
上位ゾ・シアの素材ポイントはアルシュベルドを超えている可能性があると言ったが、ゾ・シアは禁忌級ということで罠も捕獲もできず、狩りの効率という面ではアルシュベルドに劣る。
タマミツネと上位ゾ・シアは武器や防具を作って終わり、またアルシュベルドを周回する毎日に戻りそうだ。
ワイルズの徳田優也ディレクターによるディレクターレターでは、蝕攻の装衣について開発の設定ミスもあり、想定よりもダメージを稼げ過ぎてしまうことから、結果的に他の装衣を使う選択の幅を狭めてしまう状況を生んでしまったと語られた。
こちらについては今回のアプデで、プレイスタイルによって装衣を使い分ける意味がある形になるよう、蝕攻の装衣を下方修正するとともに、他の装衣を上方修正する形で調整を行うと発表された。
蝕攻の装衣一強環境を変える調整はするが、アルシュベルド一択環境は変えないという矛盾が発生している。
5月末のアプデでは、頂点モンスター4体とゴア・マガラの★8歴戦が追加されるため、それまではアルシュベルドハンターワイルズになるかもしれない。