現在、Xで「ナージャ」がトレンド入りしている。ナージャとは、プリキュアシリーズの処女作「ふたりはプリキュア」の前番組として放送された「明日のナージャ」であり、ナージャの失敗に関するポストが物議をかもしている。
明日のナージャ失敗に関するポストが物議
かつてある女児アニメが失敗したことがあった
その翌年、同枠はスタッフを一新し少年アニメを得意とする面々に女児アニメを作らせることにした
しかし彼らは女児アニメがよく分からず、魔法少女的なヒロインにバトルアニメをさせる方針にしたその結果生まれた作品がこちら pic.twitter.com/4URK3pH4xa
— クロス (@shoot_drive) July 29, 2024
▼ナージャ失敗に関する反応
ナージャ
ナージャ失敗かなあ ナージャのキャラデザに関わった方はテイルズでも仕事してるし 何よりナージャ役の小清水亜美さんがナージャがあったから今の自分がある的な事を言ってた
この世代の子供達に夢を与えた事に間違いない作品だよ✨✨✨ pic.twitter.com/9RntUHF9Ty— マロン/栗山 久輝 (@2iGicfdWsbJcY5M) July 29, 2024
>ある女児アニメが失敗した
確かにナージャは振るわなかったが、そもそもあの作品はバンダイと東映の商業主義に反発して打ち切り前提で媚びない作風を意識的にやった作品。いわば現場の反乱。現に国外では人気があるそうだ。
それを無視して雑に失敗呼ばわりはちょっと。 https://t.co/x41q4nGxYv
— 古代メソポタ人 (@tataeyo_tataeyo) July 29, 2024
ナージャ がトレンド入りしてるので知らない人には知っていただきたい事
ナージャの玩具が"売れなかった"のは主力商品のなりきりドレスがSARSの影響で販売計画通りに"作れなかった"事によるチャンスロス…つまり売りたいタイミングに作れなかったという悲劇が原因だという事 pic.twitter.com/zg7J2q8OCZ— candyrainbow (@otomego_loveyou) July 30, 2024
明日のナージャは失敗じゃないぞー!
エプロンドレスやリボンやふりふりドレスの可愛さを改めて教えてくれた良アニメ!
ただ、前後のアニメが強かったのと女児には受けが難しかっただけ。
ナージャのお母さんの形見のドレスをびりびりに引き破いたあのローズマリーも登場初期はこんなに可愛いですの♪ pic.twitter.com/H10KZdA1cI— るりみる姫 (@rurimiru) July 30, 2024
ナージャは確かに興行的には良くなかったらしいけどお話はずっとちゃんとおもしろかったので、プリキュアを持ち上げたいだけの奴がしたり顔でカジュアルにナージャをディスっているの見かけるとミシンでどつき回したくなりますね。
— ふーこ(犬) (@eve_komatsu) July 29, 2024
ナージャがトレンド入りして何事かと思ったが、未だに『失敗作扱い』している記事があるのか。
アニメ後小説化もされたし、去年なんて朗読劇にもなっただろ!朗読劇の会期中に、まさか後輩作映画の舞台挨拶と丸被りしてハシゴすることになるとは思わなかったが。 pic.twitter.com/ngsRKtwp16
— なかけん。 (@Nakaken_UPAL) July 30, 2024
ナージャを「失敗」とdisってプリキュアをageようとしてるツイートを見かけてモヤってたんだけど、トレンド見たら「ナージャ」が入ってて、当時の女児が皆怒っててすごくホッとした。
ナージャは失敗じゃない。
その証拠に、こうやって今も皆の心に残ってる。毎週がっつり見てた元女児より
— 偽音ハル@8/25父水プチ (@HaruNisene) July 30, 2024
このように、ファンたちが怒りの反論をしているが、ピクシブ百科事典を見る限り、明日のナージャが視聴率やおもちゃの売り上げといった商業面で苦戦していたのは事実。
どんなにいい物を作っても、売れなきゃ”失敗”というのは昔も今も変わらない。逆に、そこまで評価されなくても売れてしまえば”成功”となる。そして、求められていないのに続編や外伝などが作られてしまう。
コンテンツに対する「良かった」「悪かった」というのは結局のところ、消費者の”主観”でしかない。そのため、制作サイドはコンテンツの視聴率や売り上げといった”客観的材料”で成否を判断するしかない。
例えば、自分が好きなアニメやゲームなどの作品があったとする。これについて「面白かった」「良かった」などとネットで発信するだけでは続編や外伝などは制作されない。それよりも、売り上げに貢献することが続編や外伝の制作につながる。
明日のナージャの商業的苦戦に関してはピクシブ百科事典に詳しくまとめられている。詳細は下記リンクから見てほしい。