ポケモンSVランクマ・シーズン18が6月1日に終了した。レギュレーションG最初の1ヶ月だったが、シングルもダブルも最終1位はザシアン入り構築だったようだ。
ナーフされたザシアンが二冠
シングル最終1位はりょん。レートは2260。
禁伝枠はザシアンで、ヘイラッシャのあくびで起点を作り、ほか5体で積んでいく積みループ構築のようだ。シングルでゴチルゼルは珍しいが、特性「かげふみ」で主に受けをロックし、めいそうの起点にしていく。
【SV S18 最終1位】不撓パオカミザシアン – Multimags https://t.co/HynIF4guPy
構築記事書きました!
ザシアン軸対面構築の新しい組み方をしたので参考にしてみてください!あともうすぐ最終日対戦集のほうも上がるのでそちらも楽しみにしてください。よろしければ閲覧と拡散よろしくお願いします!— りょん (@ryon_poke) June 2, 2024
ダブル最終1位はVGCプレイヤーでYouTuberでもあるキヌガワ。レートは2121。
禁伝枠はザシアンで、物理アタッカー5体という偏った構成。唯一の特殊であるペリッパーの持ち物はたべのこしで、HPに全振りしていることから性格はずぶといでアタッカーではない可能性がある。
パオジアンの特性「わざわいのつるぎ」で防御を下げ、5体の物理アタッカーで殴っていく構築となっている。
ザシアンはSVで攻撃種族値が170から150に落ち、特性「ふとうのけん」は最初の一回しか発動しなくなった。そのため、特性「いかく」でチャラにされると、引っ込めて出しても攻撃が上がらなくなった。
シングルではいかくを持っている霊獣ランドロスが使用率6位だったが、シングルは1対1なので初手対面さえなければ、霊獣ランドロスを後出しされたとしても、きょじゅうざんやじゃれつくが等倍で入り、振り方次第だが大きなダメージを与えられる。そのため、使用率23位と健闘していた。
一方、ダブルではいかくを持っているガオガエンが使用率1位で、ダブルは2対2なので初手対面を避けられたとしても、一方をガオガエンに変えながらいかくでき、レギュレーションGのガオガエンはおにびを覚えていることが多いこともあって、使用率46位と活躍は難しかった。
そんな中、5月26日から27日に開催された「2024 REGIONALS-LOS ANGELES」でTOP4にザシアン入りが入賞した。
SVでは誰が使っても勝てる禁伝ではないザシアン。使い手の力量次第のようだ。
キヌガワ動画の2対戦ではいずれもガオガエン入りと当たっておらず、ガオガエン入りにはどうしているのか気になるところだ。