ポケモンSVランクマ・シーズン15まであと一週間となった。今回もダブル構築を紹介するとともに、のちに改めて触れるが、今期で構築記事を”いったん最終回”としたい。
構築紹介
トルネロス
テラスタイプ:はがね
持ち物:おんみつマント
技:おいかぜ ちょうはつ こがらしあらし こごえるかぜ
性格補正:おくびょう
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:HP155(4)-攻撃×-防御90-特攻177(252)-特防100-素早さ179(252)
特性:いたずらごころ
ハバタクカミ
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:こだわりメガネ
技:マジカルシャイン シャドーボール ムーンフォース パワージェム
性格補正:おくびょう
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:HP131(4)-攻撃×-防御75-特攻187(252)-特防155-素早さ205(252)
特性:こだいかっせい
オーガポン
テラスタイプ:みず
持ち物:いどのめん
技:ツタこんぼう ウッドホーン ニードルガード このゆびとまれ
性格補正:いじっぱり
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP185(236)-攻撃176(156)-防御116(92)-特攻×-特防118(12)-素早さ132(12)
いじっぱりカイリューのこだわりハチマキ×ノーマルテラス=しんそく+わざわいのつるぎ高乱数耐え
おもかげやどしによるDアップで、C特化ガチグマのいのちのたま×ノーマルテラス=ブラッドムーン81.2%耐え
S無振り化身トルネロス抜き
特性:ちょすい→おもかげやどし
ガオガエン
テラスタイプ:くさ
持ち物:オボンのみ
技:ねこだまし フレアドライブ はたきおとす すてゼリフ
性格補正:いじっぱり
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP200(236)-攻撃171(164)-防御111(4)-特攻×-特防119(68)-素早さ85(36)
ハバタクカミのこだわりメガネ×フェアリーテラス=マジカルシャインをオボン込み高乱数二耐え
おいかぜ後、最速化身ランドロス抜き
特性:いかく
ウーラオス
テラスタイプ:どく
持ち物:こだわりハチマキ
技:あんこくきょうだ インファイト ふいうち どくづき
性格補正:いじっぱり
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP176(4)-攻撃200(252)-防御120-特攻×-特防80-素早さ149(252)
こだわりハチマキ×どくテラス=どくづき+どくダメージでタスキパオジアンを高乱数処理
特性:ふかしのこぶし
ブリジュラス
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:とつげきチョッキ
技:バークアウト ヘビーボンバー りゅうのはどう ボディプレス
性格補正:おだやか
個体値:31-31-31-31-31-31
努力値:HP197(252)-攻撃112-防御163(100)-特攻145-特防115(156)-素早さ105
いじっぱりウーラオスのインファイト&こだわりハチマキ×どくテラス=どくづきをフェアリーテラス時にそれぞれ高乱数耐え
化身ランドロスのちからずく×いのちのたま=だいちのちから&どくテラスヘドロばくだん高乱数耐え
特性:じきゅうりょく
今月の海外公式大会は先週で全て終了したので、今回は大会結果ではなくランクマ環境を見て決定した。
とは言っても、基本的には前回紹介した構築をベースとしている。
変更点としては、タケルライコをブリジュラスにしただけだ。
タケルライコを採用した場合、使用率1位から6位をそのまま採用したBIG6となる。
これは一つの結論であることは間違いないが、6匹の中では一番選出率が低いことが気になった。
そこで、別のドラゴンタイプとして使用率16位のブリジュラスを選んだ。
ブリジュラスの調整意図
ブリジュラスははがねとドラゴンの複合タイプを持ち、この複合タイプは弱点2つ、半減・無効が10個と非常に優秀な耐性を持っている。また、合計種族値は通常ルールでトップクラスの600で、主に使われる特性「じきゅうりょく」はダメージを受ける度に防御が1段階上がる。
じきゅうりょくはドロバンコとバンバドロの固有特性だったが、DLCでブリジュラスに与えられた。合計種族値500のバンバドロだからこそ許された強特性であり、それが耐性優秀かつ600族のブリジュラスに与えられて弱いはずがない。
しかし、ランクマでは使用率16位どまり、海外の公式大会では使用率上位12位に一度も入ったことがない。これは一体どういうことなのか。
ブリジュラスは雨からエレクトロビームを連打するひかえめアタッカーがメジャーだが、雨はトルネロスのあまごいだったりペリッパーのあめふらしなど、味方のサポートが必要となる。単体でも十分強いブリジュラスが、味方の介護がないとろくに動けない。
エレクトロビーム型ではしょせん、この程度の結果しか出せないということで、今回はおだやかHBDと耐久に特化した。火力には全く振っていないが、じきゅうりょくで防御が上がればボディプレスの火力が上がる。
つまり、耐久型でありながらアタッカーにもなる。
通常の型でもとつげきチョッキとじきゅうりょくが採用されているが、今回はさらに耐久を高め、よりじきゅうりょくとボディプレスを活かす構成となっている。
バークアウトで相手の特殊アタッカーの火力を削ぐ。ヘビーボンバーはハバタクカミピンポイント。ラスターカノンではワンパンできないハバタクカミも、ヘビーボンバーならいかく一回でも耐久無振りならワンパンできる。
それでもギリギリなので、攻撃個体値は最大にする。
なお、ブリジュラスのヘビーボンバー採用率は16.5%とそこそこいる。4桁程度であればノータイムで打っても大体通るはずだが、3桁以上になると警戒される可能性があるので注意してほしい。
りゅうのはどうはエレクトロビームに変え、トルネロスにあまごいを覚えさせてもいい。今回は単体で機能するよう特化した。
タケルライコからブリジュラスに変えた結果、選出率がほぼ均等になった。タケルライコに比べて耐性が優秀なうえ、耐久振りなのでより倒されにくく、ハバタクカミのムーンフォースで特攻がダウンしても、ヘビーボンバーで返り討ちにしたり、ボディプレスの火力が活かせるので腐りにくい。
BIG6のいずれに強いのも評価できる。
さきほど潜ったが、とりあえず2桁は安定して載せられた。
レートは1900ちょっと(2月22日夜時点)
レギュレーションGまで休止予定
構築紹介は以上だ。冒頭でも触れたが、今回でレギュレーションFでの構築記事はいったん最終回としたい。
レギュレーションFも2ヶ月目を迎え、環境も固まってきた。今後も使用率は上下するが、大きく動くことはないだろう。
レギュレーションD、レギュレーションEは3ヶ月だったが、3ヶ月目にDLCの新要素が解禁され、少なからず変化はあったので続けられた。一方、レギュレーションFは3ヶ月目以降も追加要素なしという虚無期間に突入する。
レギュレーションFは4ヶ月という最長期間となり、変化が乏しい中でモチベが保てないということでいったん終わりたい。
しかし、来期以降の変化の中で興味深いものがあれば、構築記事として紹介するかもしれない。予定としては、次のレギュレーションGまで休止したい。
構築記事はしばらく投稿しない予定だが、2月27日のポケモンデーだったり、最強レイドの攻略だったり、シーズン終了後の人口・使用率の推移などポケモンに関係する記事の投稿は今後も継続していく。