【使用率TOP6】レギュレーションF ダブル版BIG6解説-ポケモンSV

【使用率TOP6】レギュレーションF ダブル版BIG6解説-ポケモンSV

ポケモンSVのシングルバトルにおいて、ランクマ使用率1位から6位のポケモンをそのまま入れた構築を「BIG6」と呼ぶ。

そんなBIG6だが、実はダブルでもレギュレーションFで出来上がっているので紹介したい。

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レギュレーションF ダブル版BIG6解説

ポケモンバトルデータベースの2月20日4時59分の更新において、

1位.ハバタクカミ
2位.オーガポン
3位.ガオガエン
4位.一撃ウーラオス
5位.化身トルネロス
6位.タケルライコ

がランクインしている。

オーガポンはいどのめんが7割ほどを記録している。

この6体だが、2月10日から11日にかけて行われた海外の公式大会において、2日間とも使用率1位から6位を独占した。

つまり、ランクマ及び大会でもBIG6になったわけだ。

続いて、6匹の解説をしたい。

ハバタクカミ
・不動の使用率1位
・ゴーストとフェアリーの優秀すぎる複合タイプを持ち、高い特攻、特防、素早さを持つ
→防御は紙だが、HBに振り分けたり、いかくを入れれば一発は耐える
・使用率トップ30では唯一のフェアリータイプアタッカーで、使用率4位の一撃ウーラオスに強いということで需要が高まっている

井戸オーガポン
・タケルライコやブリジュラスの登場で使用率が低下した連撃ウーラオスに代わるポスト水タイプとして頭角を現した
・レギュレーションFは特殊アタッカーが強い環境になり、おもかげやどしで特防が上がるのも追い風に

ガオガエン
・過去作の使用率1位
・ダブルで需要が高いいかくとねこだましを使える
・にもかかわらず、SVではたきおとすを再取得するという強化を受けた

一撃ウーラオス
・連撃ウーラオスの使用率低下に伴い使用率急増
・こだわりハチマキからのあんこくきょうだから受けられるポケモンはかなり限られる
・あくとかくとうはフェアリーで止まるが、どくテラスどくづきで突破が可能に

化身トルネロス
・いたずらごころからおいかぜできるポケモンはヤミカラスやエルフーンも該当するが、この2体と異なり攻撃性能が高い
・SVではこがらしあらしのほか、全ての天候技を覚えた
・これを受け、エルフーンは人権を奪われ、SVでは使用率が伸び悩むことに

タケルライコ
・藍の円盤で登場した完全新規ポケモンの中では最強
・でんきタイプの高火力&高耐久パラドックスポケモンということで、特殊版テツノカイナに近い
・とつげきチョッキを持たせることがほとんどなため、特性の発動がかなり絶望的なテツノカイナに対し、タケルライコはにほんばれやブーストエナジーを持たせる選択肢もあり、タイプ一致じんらいによる縛り性能の高さもあって、むしろ強化版とも言える
・テツノカイナでは止まらなかった連撃ウーラオスも、こいつの前では使用率を減らすことに

この6匹を使った構築を先週、当サイトで紹介した。

当記事でも触れているが、この構築はガチで強い。安定して2桁を取り続け、全く負ける気はしなかった。

▼当構築を使ってからの順位

※2枚目以降は放置して2桁を切ってから再び2桁を取っています

晴れてBIG6になったこの6匹だが、筆者が潜った限り、この6匹まんま使っている人はほかにあまり見かけない印象だ。非常に強い構築なので、ランクマ上位やPJCS2024の本選出場権をかけた予選大会の勝ち抜きなどでおすすめだ。

アレンジとしては化身トルネロスを化身ランドロスにしたり、タケルライコをブリジュラスにしたり。前者のパターンは筆者が先々週に紹介したが、ランクマではむしろこっちのほうが使われているようだ。

ブリジュラスを入れたケースは現在、回している状況だが、こちらも安定して勝ち続けている。今月中にタイミングを見計らって公開したい。

シングルでもダブルでも使用率が高いポケモンを使っておけば勝てる。ポケモンはそういうゲームだ。

1on1のシングルはともかく、2on2のダブルはコンボギミックのほうが強そうに思えるが、上位帯に行くとコンボギミックは対処されることがほとんどであり、結局ダブルも単体スペック重視のスタンパが最強だ。

大会でも、上位構築はスタンパがほとんどで、WCS2023の優勝構築もスタンパだった。

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