10年ぶりの新作となったアーマードコア6は8月25日の発売から今日で3日目を迎えた。発売3日時点の評価はどうなっているのか。
アーマードコア6、Amazon評価3の厳しい出だし
PS5版の評価は3.1、PS4版の評価は3.4と、いずれも低評価になった。今回はPS5版のレビューを紹介したい。
低評価レビューをまとめると、「死にゲーになって爽快感がなくなった」という感じ。シリーズファンほど、これまでとのギャップを感じているようだ。
一方、死にゲーを絶賛する声もあり、ダークソウルやエルデンリングでフロムゲーに触れたり、今回がシリーズ初挑戦だという新規からはおおむね好評のようだ。
死にゲー路線で新規大量獲得!?
アーマードコアシリーズの歴代売上を調べたところ、このようになっているそうだ。
14.3万本 AC
*7.2万本 ACPP
13.4万本 ACMoA
20.5万本 AC2
18.9万本 AC2AA
22.4万本 AC3
16.2万本 AC3SL
13.2万本 ACNX
*6.7万本 ACNB
*4.8万本 ACFF
*8.1万本 ACLR
12.0万本 AC4
14.9万本 ACfA
*7.2万本 AC3P
*4.3万本 ACSLP
*3.0万本 ACLRP
25.3万本 AC5
13.7万本 ACVD
一番売れたのが、2012年1月に発売されたアーマードコア5で25.3万本だった。アーマードコアは1997年7月に第1作が発売され、今年で26年目を迎えるが、同年にスタートしたアニポケと同じ年数続いている割には最高25万本しか売れておらず、長期シリーズとしては苦戦しているほうだろう。
2013年9月に発売された「アーマード・コア ヴァーディクトデイ」から10年も空いた理由について、ネットでは売り上げが伸び悩んでいたことが挙げられている。
この10年間、フロムはダークソウルシリーズの続編やブラッドボーン、セキロー、エルデンリングといった死にゲーを連発。
ダークソウルシリーズは世界累計2700万本を超え、フロムの代表的なソフトに。
ブラッドボーンは世界210万本とまずまずだったが、最初のボスとなるガスコイン神父はのちのシリーズの最初のボスと比較されるほど印象が強く、エルデンリングで最初に戦うボスになることが多い忌み鬼マルギットやアーマードコア6のチャプター1最終ボスとなるバルテウスが話題になったときはともにトレンド入りを果たした。
セキローは世界500万本を売り上げ、ソウルシリーズを受け継いだエルデンリングは世界2000万本の大成功を収めた。
これらの成功から、フロムゲーと言えば死にゲーが定着し、アーマードコア6も死にゲー路線になったのではないかと言われている。
結果、シリーズファンからは不満が上がっているが、死にゲー好きからは絶賛されている。シリーズファンよりも、ソウルシリーズやエルデンリングなどの死にゲー好きのほうが母数が多く、今作がシリーズ最高売上を更新する可能性は高い。