スーパーの惣菜コーナーで高齢の男性が子連れの女性に「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と罵声を浴びせる現場を見かけ、とっさに女性の目の前でポテトサラダを2パック買ったというツイートが拡散されている。
大きな反響を得ているツイートだが、嘘松、つまり作り話ではないかという指摘もみられた。そう思うワケとは。
「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」ツイートが話題に!
「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」の声に驚いて振り向くと、惣菜コーナーで高齢の男性と、幼児連れの女性。男性はサッサと立ち去ったけど、女性は惣菜パックを手にして俯いたまま。
私は咄嗟に娘を連れて、女性の目の前でポテトサラダ買った。2パックも買った。大丈夫ですよと念じながら。— みつばち (@mitsu_bachi_bee) July 7, 2020
みつばちさん (@mitsu_bachi_bee)が呟いた何気ないツイート。9日午後9時の時点で11万リツイート、33万いいねされ大きな反響を得ている。
反響に驚いております…ありがとうございます!ポテトサラダってわりと手間かかるものだし、仮に簡単なおかずであったとしても、他人に文句つけられる筋合いはないと思うのです(*・ω・)
— みつばち (@mitsu_bachi_bee) July 8, 2020
ツイートには「『ポテトサラダぐらい』て言ってる時点で、ポテトサラダ作ったことないだろそのジジイ」「サッサと立ち去るあたり、本当に小物だし卑怯者すぎる」「幼児連れの方に対して、そんな言葉が出るのはこの老人がいかに育児をしてないかが分かりますね」など男性を批判する声のほか、「きっとその俯いたままのママさんに届いたと思いますー!」「ミツバチさん、ナイスフォローです」など投稿者を賞賛する声や自分も同じような被害にあったという報告が相次いでいる。
ツイッターでは「ポテサラ」が28万ツイート、「ポテトサラダ」が27万ツイートで、それぞれトレンド入り。非常に多くの人がネタにしている。
「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」爺を追い出すスーパーの店員バックベアード pic.twitter.com/p5zdr8Kpob
— 猫間川よしを (@yoshiwo2006) July 9, 2020
これ、ポテトサラダ(だけ)を作ったあとのうちの流し台。
「ポテサラでいいよー。簡単でしょ?」と言うヤツのために、わざわざ洗わずに写真に撮ってあった。 pic.twitter.com/oCZAW620ME— 及川眠子『誰かが私をきらいでも』発売中 (@oikawaneko) July 9, 2020
ポテトサラダの美味しさを追求するTLにふさわしい『三月のライオン』15巻のあかりさんのポテサラ pic.twitter.com/IUxYrrakWs
— まちゃ (@macha1130) July 9, 2020
なんでタイムラインの人たちが突然ポテサラの話をし始めたのかさっぱりわからないけど好きなポテサラを紹介したい。
串カツ田中のポテサラはじゃがいもを自分で潰すタイプだから好きなゴロゴロ具合にできていいよ。味玉が入ってるのも嬉しいところ。https://t.co/uGR7uAOWhp pic.twitter.com/rWTCm6kRPH
— narumi (@narumi) July 9, 2020
ポテサラ事件に嘘松との声
そんな中、みつばちさんのポテサラ事件は嘘松ではないかという声もみられた。ツイッターの検索窓に「ポテサラ」または「ポテトサラダ」と入れると、双方に「嘘松」というサジェストがヒットする。
検索結果を見た限り、ポテサラ事件が嘘松と言われていることに言及したツイートがほとんどだが、中にはツイートが嘘松ではないかと指摘するものもみられた。
▼以下にその理由をまとめた
・「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」という罵声は本当かもしれないが、最後の「咄嗟に娘を連れて、女性の目の前でポテトサラダを2パックも買った」は嘘松
・「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」のくだりがすでに嘘っぽい
・「ポテトサラダぐらい作れ」と知らない男に言われてシュンとする母親が嘘っぽい。普通いきなりそんなこと言われても「はぁ?なんだ今の?」と思いつつ買い物続けるだろ
・見ず知らずの人に暴言って嘘松でしょ
嘘松あるあるに「第三者視点」「登場人物が高齢男性」「イキリ系」というものがある。高齢男性ということで「老害」としてストーリーの悪者にしやすく、そんな老害が誰かにイキっていたのを見たとし、その後に投稿者が何かアクションを起こした(被害者に声をかけるなど良い事をしたという流れが多い)という嘘松は珍しくない。もちろん、途中までは事実の時もあるが、最後の良い事っぽいことをしたという流れは嘘であることが多い(大抵は何もできず、ただ見ていただけ)