さいたま市見沼区の教職員住宅で、この住宅に住む小学4年の進藤遼佑くん(9)が殺害された事件で、警察は死体遺棄容疑で父親で無職の進藤悠介容疑者(32)を逮捕した。
進藤悠介容疑者が逮捕されたということで、この記事では事件の時系列、一家の家族構成や関係などを振り返る。
さいたま市小4男児殺害 父親・進藤悠介容疑者を逮捕
18日、さいたま市の集合住宅で小学4年生の進藤遼佑くんが殺害されているのが見つかった事件で、警察は、死体遺棄の疑いで遼佑くんの父親で32歳の進藤悠介容疑者を逮捕した。
警察は18日から父親の悠介容疑者の事情聴取を行っていたが、19日になって事件への関与を認める供述を始めたという。
【最新版】事件の時系列
家族構成は?
父親:進藤悠介容疑者(32)
母親:教職員の42歳
息子:進藤遼佑くん(9)
進藤悠介容疑者について
・無職の32歳
・母親の再婚相手で、進藤遼佑くんと血縁はない
・小学校の三者面談に姿を現したことはない
・進藤遼佑くんがいなくなった際、近所の仲間にLINEで「息子が行方不明になって捜している」とメッセージを送るなど”迫真の演技”
・帰宅した進藤遼佑くんと何らかのトラブルがあったとみられ、ひも状のもので殺害
⇒靴を履かせないばかりか向かいの部屋のメーターボックスに遺棄したり、自宅に凶器を残すなどお粗末すぎる犯行で早々にお縄に近所の女性「(父親は)20代かと思うほど若く見え、仲がよいという感じでもなく、親戚の人だと思っていた」
母親について
・教員の42歳
・自宅は教職員住宅の2階(地上3階建て)ということで、母親名義で賃貸していると思われる
・以前、担任に「息子がものをよくなくす」と相談していた
⇒担任が「持ち物など一つ一つ確認しよう」と進藤くんに指導
進藤遼佑くんについて
・さいたま市立大谷小学校4年生の9歳
⇒1年生から在籍・市内のスイミングスクールに小1から昨年12月まで週1で通っていた
・毎週火曜日は大宮駅近くの英会話塾に通っていた
⇒普段は1人でバス通学・父親のことを「なになにさん(おそらく悠介さん)」と呼ぶなど、ぎこちない関係だった
・これまでにDVや虐待などの相談は確認されていない
・兄がいるが、現在は実父と同居しているらしい
近所の女性「会えばあいさつをしてくれる子だった」
同級生の父親「活発で元気の良い子だった」
堺数太校長「(学校を)1日も休まず、登校していたお子さんです。お勉強の方も意欲的に行い、お友だちもたくさんいた」
進藤遼佑くんの祖父「犯人を、とりあえず2、3発張り倒してやりたい」
進藤遼佑君の祖父:「犯人が目の前に現れたら、とりあえず2、3発張り倒してやりたいというのが正直な気持ちです。怒り心頭です」
追記
・調べに対し、「見つからないようにするため(遺棄した)」供述