元モーニング娘。でタレントの吉澤ひとみが酒気帯び運転でひき逃げしたとして逮捕された事件で、警視庁は9月12日、吉澤ひとみ容疑者の自宅を家宅捜索し、事件前の飲酒時に使っていたとみられるグラスなどを押収したことが、わかった。
吉澤ひとみの自宅を家宅捜索 飲酒時に使っていたとみられるグラスなどを押収
道交法違反などの疑いで「モーニング娘。」元メンバーの吉沢ひとみ容疑者(33)が逮捕された事件で、警視庁が東京都内の自宅を家宅捜索し、事件前の飲酒時に使っていたとみられるグラスなどを押収したことが12日、捜査関係者への取材で分かった。
警視庁は日常の飲酒状況や事件直前の酒量を慎重に調べる方針。吉沢容疑者はこれまで「(逮捕当日の)午前0時ごろまで缶酎ハイを3本飲んだ」と説明していたが「他にも酒を飲んだ」と供述していることも新たに判明。呼気検査では1リットル当たりの基準値0.15ミリグラムの約4倍に当たる0.58ミリグラムのアルコールが検出されていた。
「飲酒運転で家宅捜査までされることって普通にあるの?」
家宅捜索に対し、ネット上では「飲酒運転で家宅捜査までされることって普通にあるの?」などの疑問が上がった。吉澤ひとみ容疑者は、酒気帯び運転やひき逃げなどで逮捕されたが、被害者は軽傷で自首までしており、普通であれば家宅捜索まで行くとは考えづらい。一体どういうことなのか。
調べてみると、死者0の飲酒運転で家宅捜索された例はいくつかあるが、いずれも余罪が疑われるものに限るようだ。
例えば、2006年7月に宮城県加美町の国道で運転代行アルバイト男が追突事故を起こし、酒飲み運転で逮捕された事件。死者は出ていないそうだが、警察はその後、男が業務前に飲酒していたことを知りながら、黙認して業務車両を運転するよう指示したとして、勤務先経営の男を逮捕。自宅などを家宅捜索した。
2015年12月には、北海道札幌市の国道で多重衝突事故を起こしたとして、自衛官の男が飲酒運転で逮捕された。こちらも死者は出ていないそうだが、警察は男の飲酒運転を黙認したとして、勤務先の運行管理者に対し、道路交通法違反(使用者義務違反)容疑での家宅捜索を行った。
このように、第三者が飲酒を知りながら、黙認して車を運転させていたら、その人物も逮捕されたり、家宅捜索されるようだ。
吉澤ひとみ容疑者は、旦那と子供の3人で暮らしている。この場合、吉澤ひとみ容疑者の飲酒運転を黙認したとして、旦那の逮捕も兼ねての家宅捜索ということなのだろうか。
飲酒運転ではないが、2009年4月に都内の公園で泥酔して全裸で叫んでいたとして、元SMAPの草彅剛が公然わいせつ容疑で逮捕された。その後警察は、草彅の自宅を家宅捜索した。
厳しい対応に至った理由は、警察官に対して暴れたこと、騒ぎ方が尋常ではなく、薬物の可能性を疑われたことが考えられるという。つまり、吉澤ひとみ容疑者も薬物疑惑が浮上して家宅捜索された可能性がある。
現段階では、なぜ家宅捜索されたのかはわかっていない。もし旦那が関与していたり、薬物を使用していたら、芸能界引退どころか、今後の人生にも大きな影響がありそうだ。
▼当時の草彅剛
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