ポケモンSVランクマ・レギュレーションFから2月4日でちょうど1ヶ月を迎えた。
今回は開催から1ヶ月経った現在の環境から、筆者が考えるダブル結論構築を紹介したい。
直近の使用率&公式大会の結果
▼今週日月に開催された公式大会の使用率&上位8名の構築
▼上位8構築での使用率(KP2以上のみ)
ハバタクカミ:6
井戸オーガポン:6
一撃ウーラオス:5
ガオガエン:4
タケルライコ:4
化身ランドロス:4
モロバレル:3
化身トルネロス:2
イーユイ:2
リキキリン:2
ハバタクカミと井戸オーガポンは変わらず多いが、大会2日目はなんと井戸オーガポンがハバタクカミを抜いて使用率1位に躍り出た。
一撃ウーラオスも変わらず多いが、その一方で連撃ウーラオスは使用率が減少。大会2日目では使用率上位から姿を消し、なんと上位8構築にも全くいなかった。
ガオガエンは使用率が上下したが、ランクマでも大会でも使用率3位の結果を残した。
シーズン15ダブル結論構築
ハバタクカミ
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:ブーストエナジー
技:ムーンフォース シャドーボール こごえるかぜ まもる
性格補正:おくびょう
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:HP131(4)-攻撃×-防御75-特攻187(252)-特防155-素早さ205(252)
特性:こだいかっせい
ランドロス
テラスタイプ:どく
持ち物:いのちのたま
技:ねっさのあらし だいちのちから ヘドロばくだん まもる
性格補正:おくびょう
個体値:31-×-31-31-31-31
努力値:HP165(4)-攻撃×-防御110-特攻167(252)-特防100-素早さ168(252)
特性:ちからずく
オーガポン
テラスタイプ:みず
持ち物:いどのめん
技:ツタこんぼう ウッドホーン ニードルガード このゆびとまれ
性格補正:いじっぱり
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP185(236)-攻撃176(156)-防御116(92)-特攻×-特防118(12)-素早さ132(12)
いじっぱりカイリューのこだわりハチマキ×ノーマルテラス=しんそく+わざわいのつるぎ高乱数耐え
おもかげやどしによるDアップで、C特化ガチグマのいのちのたま×ノーマルテラス=ブラッドムーン81.2%耐え
S無振り化身トルネロス抜き
特性:ちょすい→おもかげやどし
ガオガエン
テラスタイプ:くさ
持ち物:オボンのみ
技:ねこだまし フレアドライブ はたきおとす すてゼリフ
性格補正:いじっぱり
個体値:31-31-31-×-31-31
努力値:HP201(244)-攻撃174(188)-防御111(4)-特攻×-特防116(44)-素早さ84(28)
ハバタクカミのこだわりメガネ×フェアリーテラス=マジカルシャインをオボン込み高乱数二耐え
60族+4(ミラー&リキキリン意識)※特にリキキリンは上からはたきおとすすれば、のどスプレーを発動されない
特性:いかく
ウーラオス
テラスタイプ:あく
持ち物:きあいのタスキ
技:あんこくきょうだ インファイト ふいうち みきり
個体値:31-31-31-×-31-31
性格補正:いじっぱり
努力値:HP176(4)-攻撃200(252)-防御120-特攻×-特防80-素早さ149(252)
特性:ふかしのこぶし
タケルライコ
テラスタイプ:フェアリー
持ち物:とつげきチョッキ
技:10まんボルト りゅうのはどう じんらい バークアウト
個体値:31-×-31-31-31-31
性格補正:ひかえめ
努力値:HP219(148)-攻撃×-防御111-特攻203(220)-特防109-素早さ113(140)
パオジアンのアイススピナー高乱数耐え
ハバタクカミのこだわりメガネ=ムーンフォース確定耐え
こごかぜ後、最速化身ランドロス抜き
特性:こだいかっせい
シーズン14最終構築として紹介したパーティの、化身トルネロスをガオガエンに変更した。
今回の上位8名の構築を見る限り、
4.一撃ウーラオス ハバタクカミ 井戸オーガポン 化身ランドロス 【イーユイ】 タケルライコ
5.【ヒスイウインディ】 タケルライコ 一撃ウーラオス ハバタクカミ 化身ランドロス 井戸オーガポン
といった当パーティと5体かぶりが2人おり、いずれも最後の枠はほのおタイプだった。
このことから、最後の枠は化身トルネロスではなく、ほのおタイプがいいのだと考えた。
上位8名のKPだと、
ハバタクカミ:6
井戸オーガポン:6
一撃ウーラオス:5
ガオガエン:4
タケルライコ:4
化身ランドロス:4
など、ほのおタイプにガオガエンが来ており、この6体をそのまま構築とした。
連撃ウーラオスであれば、おいかぜとあまごいでみず技の威力を上げられる化身トルネロスが安定だが、一撃ウーラオスだとおいかぜしても、きあいのタスキで耐えられておいかぜのターンを無駄にする場面があり、若干微妙だと感じていた。
素早さ操作がブーストカミであれば、上からのこごえるかぜで削りつつ、ウーラオスが先手をとれる状況を作れる。しかも、タスキや主にあんこくきょうだ耐え調整も破壊できるわけだ。
ガオガエンのねこだましはまもるやみきりを誘いやすいが、そこに防御不能のウーラオスがぶっ刺さる。過去の環境ではテツノカイナと連撃ウーラオスのかくとう2体の並びが同じことをやっていたが、今後はガオガエンと一撃ウーラオスのあく2体の並びが主流になるのではないか。
タケルライコはフェアリーテラスのとつげきチョッキ型に変更。最近のタケルライコを見る限り、でんきテラス&じしゃくとかよりも、受けを強くしたこの型が主流になっている。フェアリーテラスであれば、一撃ウーラオスも受けられる。
余談だが、2月2日から5日9時前まで「ポケモンジャパンチャンピオンシップス2024」予選第1回大会が開催されていた。
この大会で上位150位に入れれば、本選に進むことができる。参加した人は無事、予選を抜けられただろうか。
今回ダメだったとしても、大会はあと2回あり、どちらかで上位150位に入れればOKだ。
筆者は大会に参加することはないが、参加者にもこの記事が参考になれば幸いだ。