ニコニコ動画に投稿された「おとわっか」という音MADがネットミームになるほどバズりまくっている。
おとわっかの影響なのか、Steamで販売されている「FF10/10-2 HD リマスター」が突如ランクインした。
Steam版「FF10/10-2 HD リマスター」売上が急上昇
Steamの「売上トップ」を見てみると、「FF10/10-2 HD リマスター」がランクインしている。
最新のレビューを見てみると、おとワッカの影響で購入したという投稿が相次いでいる。
Switch版は買取で3500円
Steam版は3463円だが、2019年4月に発売されたSwitch版はゲオで買取3500円である。ゲオオンライン内を見た限り、最新作のFFオリジン、準新作のFF7Rインターグレードは、いずれもPS5版で買取3000円で、「FF10/10-2 HD リマスター」がFFシリーズでもっとも高い値段となっている。
また、新品は6480円、中古は5620円もする。さすがにこれらはオリジンやインターグレードの方が高いが、発売から3年も経っているソフトとは思えない値段だ。
「FF10/10-2 HD リマスター」はSteamとSwitch以外にもPS3、VITA、PS4、Xbox1の計6ハードで展開されており、Switch版が一番新しい。
なお、PS4版は中古で4440円であり、一番安いのはSteam版となっている。
▼AmazonではSwitch版が売り切れ
おとわっかとは
おとわっかとは、5月7日にニコニコ動画で投稿された音MAD(音楽のリズムを合わせたMAD)のタイトル。6人のクリエイターによる合作動画らしく、FF10のワッカをメインに、同じくFF10の主人公ティーダとの絡みが多い。
動画は6分17秒とMADにしてはそこそこ長いが、動画の完成度はもちろんのこと、魔法少女まどか☆マギカOP「コネクト」のメロディに合わせてワッカが「ティーダのチ〇ポ気持ちよすぎだろ!」と連呼するのが絶妙にハマっており、ニコニコ動画を通り越してネットミームとなっている。
6月1日現在、動画は228万再生を突破。今のニコニコ動画としてはかなり多い数字だ。
おとわっかの影響なのかは定かではないが、ドワンゴの栗田穣崇COOによると、収益化のためのクリエイター奨励プログラムの利用者が爆増しており、審査が殺到しているという。
お知らせです。ニコニコの収益化のための「クリエイター奨励プログラム」の利用者が先週より爆増しており、審査が殺到しています。
直接ユーザーのみなさんの収益に対して影響が及ばないよう、担当部署が全力で審査しておりますが、お待たせしてしまうことがあると思います。大変申し訳ございません。
— くりたしげたか(Re)🌰ニコニコ代表の人 (@sigekun) May 27, 2022
利用者が爆増した時期はちょうど「ゆっくり茶番劇」騒動まっただ中であり、ドワンゴの真摯な対応に感銘を受け、利用者が増えた可能性もある。
なお、おとわっかの存在は栗田COOにも認知されている。
深くは語らないが、作者のマイク・チェン氏はニコニコを見ろ
スター・ウォーズの新作小説になぜかファイナルファンタジーXの「ブリッツボール」が出てくると話題に – GIGAZINE https://t.co/J9scQTmnni
— くりたしげたか(Re)🌰ニコニコ代表の人 (@sigekun) May 31, 2022
例の動画を歌ってみた作品はまだニコニコに17件しか上がってない上に、どれも伸びがすごいので、ヒーローになりたい歌い手は乗っかるしかないぞ!(ご自身のキャリアへのダメージとご相談の上ご判断ください)
— くりたしげたか(Re)🌰ニコニコ代表の人 (@sigekun) May 31, 2022
「ティーダのチ〇ポ」を変えて「〇〇気持ちよすぎだろ!」としたフレーズや動画も続々とアップされている。
これが「栗田の回答気持ちよすぎだろ!」の元コメントです。ご査収ください。 pic.twitter.com/NaCpxDV0NS
— くりたしげたか(Re)🌰ニコニコ代表の人 (@sigekun) May 23, 2022