ポケモンサンムーンのアニメ、作画がひどいと前評判も現在は好意的な感想が殺到

ポケモンサンムーンのアニメ、作画がひどいと前評判も現在は好意的な感想が殺到

原作の発売前日から放送開始されたテレビアニメ「ポケモンサン&ムーン」は、前作の「ポケモンXY&Z」から大きく作画が変更され、視聴者から「これはひどい…」など批判コメントが殺到し、前評判は最悪だった。

しかし、放送が始まるとこの評価は改められ、現在は好意的な感想がネット上で殺到している。

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テレビアニメ「ポケモンサン&ムーン」、作画がひどいと前評判は最悪だった

サトシ比較

ポケモンXY&Zが放送していた9月、アニメ新シリーズ「ポケモンサン&ムーン」のティザーサイトや予告動画が公開。しかし、そこに写し出されたサトシの作画は、前作から大きく変更されていた。

前作のサトシの顔と行動は、歴代トップのイケメンと視聴者の間で話題だったが、今作のサトシは顔も行動もまぬけとなり(加えて恒例の記憶リセット)、前作のイケメンっぷりは微塵にも感じないものとなってしまった。

予告動画には批判コメントや低評価が殺到し、削除に至るまでとなった。

サトシの新作画について、サトシの声優・松本梨香はツイッターで、

絵の表現はちょっとづつ変化していても、
サトシの魂は変わらないょ。

いろんなサトシを楽しんで♪

とフォローしたが、「いやこれはさすがに楽しめない…」「手抜き感はんぱない」などの返信が寄せられ、放送までネット上で批判がやむことはなかった。

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放送後は評価が一転、現在は好意的な感想が殺到も新たな問題が浮上

サトシの作画が劣化しすぎて爆死は確実と思われたが、1時間スペシャルで1話&2話放送後の感想は前評判とは裏腹に好意的なものが多かった。

問題視されていたサトシの作画は、今回のギャグ路線にうまくはまっており、違和感は0だった。もし、XYの作画でギャグ路線をやったとしたら、物凄く浮いてしまうため違和感が出てしまっただろう。

サン&ムーンは、序盤から仲間5人で行動するなど大人数パーティとなっている。パーティは男3人(サトシ、カキ、マーマネ)、女3人(リーリエ、スイレン、マオ)でバランスがよく、それぞれ役割分担もがはっきりしており、「賑やかで楽しい旅になりそう」「ヒロインが可愛すぎる(原作効果もあり、リーリエ押しが多い模様」と好評だ。

ストーリーは1話→仲間&博士紹介、新要素のZ技披露、Zリング進呈、アローラに滞在、2話→新ポケモン紹介、島の守り神のカプ・コケコでZ技の実験もうまくいかず、島巡りを通じて今度こそ真のZ技を扱えるようになると自然な形できっかけを作るなど初回放送から展開は早いが掴みは悪くない流れとなっている。視聴率は4.4%。

続けて、24日に1時間スペシャルで放送された3話→ロトム図鑑進呈、ロケット団の登場、4話→ロケット団がミミッキュゲット、サトシがモクローゲットとなった。「ロケット団の新口上気合違いすぎだろw」「(サトシのリュックに入る)モクローが可愛すぎる」と好意的な感想が連続しているが、新たに「ロトム図鑑が邪魔すぎる」と批判コメントが出てきた。

ロトム図鑑は、ヒロインズがポケモンの説明をしているところを遮って喋り出すので、視聴者からヘイトを持たれている。原作でも同じような感じだったため評判が悪く、作画問題が解決されたのに新たな問題を作ってしまった。

来月1日に放送される5話からは30分で放送される。今後は、島巡りで原作通りなら仲間達の試練を受けたり、スカル団やエーテル財団との対決もあり、視聴率は怪しいが一層面白くなるとみられ、期待が高まる。

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