居酒屋に偽名を使って電話予約し、無断キャンセルしたとして、偽計業務妨害の疑いで職業不詳、小林恒夫容疑者(59)が逮捕された。
飲食店における無断キャンセルは、ネット予約などが原因で増加しているとされており、店側の損害が問題となっている。警察によると、検挙は珍しいという。
無断キャンセルによる逮捕を受け、ネットでは絶賛の声が相次いでいる。
居酒屋に偽名で予約→無断キャンセルした59歳男逮捕 系列4店舗で58人分、30万円分の損害
居酒屋にウソの予約を入れた上、無断でキャンセルしたとして、59歳の男が業務妨害の疑いで逮捕された。
警視庁によると、偽計業務妨害の疑いで逮捕されたのは、無職の小林恒夫容疑者。小林容疑者は今年6月、東京・有楽町の居酒屋に17人分、およそ22万円のウソの予約を入れた上、無断でキャンセルし店の業務を妨害した疑いがもたれている。
小林容疑者は他にも同じ時間帯に、同じ系列の4店舗に合わせて58人分、およそ30万円のウソの予約を入れていたという。
小林容疑者は偽名で予約していたが、店に伝えた電話番号から関与が浮上したという。
調べに対し、小林容疑者は「電話はしたが予約はしていない」と容疑を否認しているという。
逮捕された小林恒夫容疑者
#無断キャンセル のおっさん
👴 pic.twitter.com/iysfONrQol— REALDream (@Kte7VLGzqNKDbw1) November 11, 2019
逮捕までの経緯
6月28日夜、東京・千代田区の「のど黒屋 銀座数寄屋橋店」(閉店)に電話をかけ、「鈴木」という偽名を名乗り、1万3000円の飲み放題つきコース料理を17人分、約22万円の団体予約
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来店せず、自動的にキャンセルされる
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系列4店舗にも「鈴木」名義で8~20人分の予約をし、いずれも無断でキャンセルした
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居酒屋の運営会社が被害を届け出る
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電話番号から小林容疑者が浮上
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逮捕
共同通信によると、5店舗で計75人分、総額51万円に上る被害があったという。
ネットでは、のど黒屋・銀座数寄屋橋店が閉店したのは無断キャンセルのせいではないかという声も上がっているが、本当の原因は不明である。
無断キャンセル逮捕に絶賛の声が相次ぐ
居酒屋の無断キャンセルが逮捕されるなら、顧客がこの機能欲しいって言うからそのつもりで設計書書いたりシステム作ってたりしたのに、後になって「あ、やっぱりその機能それほど必要じゃないです」とか言うのもバンバン逮捕して欲しい
— うにたんはツイッター社のお金で焼肉が食べたい (@tana_p) November 11, 2019
飲食・食品業界に身を置いている者としては、このような件はガンガン取り締まってもらいたい。 / “【独自】偽名で居酒屋に17人分予約、無断キャンセルで逮捕(読売新聞オンライン) – Yahoo!ニュース” https://t.co/RvlrWLcurY
— フミコ・フミオ (@Delete_All) November 11, 2019
この件は悪質ですし、そうでなくてもどうしようもない予約ももちろんあると思うんですが、とはいえ、居酒屋で無断キャンセルは悪い文明ですね。粉砕しなければ https://t.co/J8q4KRasDN
— おぎの稔 (荻野稔)大田区議会議員 東京都大田区 (@ogino_otaku) November 11, 2019
、無断キャンセルがこれで減るといいなあ。
【独自】居酒屋キャンセルで逮捕…容疑の50代男、17人分予約しながら来店せず : 国内 : ニュース : 読売新聞オンライン https://t.co/3SpaFzrFfy— 水牛・sui (@suigyu703) November 11, 2019
居酒屋等の飲食店にわざとウソの予約をし無断でキャンセルした男が偽計業務妨害で逮捕!
やっと逮捕できるまで行ったか!
偽名使ってたけど電話番号で足が付いたらしいから、電話予約する時点で無断キャンセルはほぼ不可能になるのでは…?
似たような事件がよく起きているから抑止力になって欲しい pic.twitter.com/HFjOoadzeR
— 潜水蛙 (@un_known_frog) November 11, 2019
飲食店における無断キャンセルは年間で2000億円とも言われている
警察によると、無断キャンセルでの検挙は珍しいという。この一件を機に、無断キャンセルの検挙率が上がれば幸いだ。