日大応援リーダー部(チア部)の大野美幸監督が女子部員にパワハラをした問題。日大は「学生の指導に支障を来すことが懸念される」として、大野美幸監督を解任したと発表した。
解任された大野美幸監督はどのような人物なのか。経歴や学歴、高校の関係者が語った証言を紹介していこう。
大野美幸監督の経歴・学歴
日大の付属校「習志野高校」卒業後、日大に進学。2002年に創部され、自身が監督していたチア部「ディッパーズ」に7年前まで所属していた。
日大卒業後、2013年春に習志野高校の教員に採用。保健体育を担当し、チアリーダー部「VENUS」の顧問も務めている。2年後には、日大のチア部監督に就任した。
趣味すらチアリーディングで、チアへの情熱はかなり高い。教育熱心でもあり「文武両刀の精神を持った生徒を育てられるよう、熱意と愛情を持ち日々努力していきます」という抱負を語っている。
▼解任された大野美幸監督
▼大野美幸監督のアンケート
大野美幸監督の人物像
日大チア部のパワハラ問題が報じられると、ツイッターでは大野美幸監督の高校の関係者が続々と登場している。
高校時代の後輩は「大野美幸監督ついにって感じ。高校の先輩だけどありえないほど怖かったし」と振り返った。高校ではチア部の部長を務め「下には厳しい人でした」と話した。また、大野美幸監督は28歳と一部で報じられているが、実際は1988年生まれの30歳という。
高校の教え子も「大野美幸さん普通に知ってる人でびっくり。高校でチアやめてよかった」「HRクラスの生徒には好かれてたイメージあるけど、バレー部の隣で見てた印象は確かに怖かった笑」と語り、当時から恐れられていたようだ。
日大チア部のページには「『元気・勇気・笑顔』をモットーに、保健体育審議会に所属する運動競技部を応援します」とつづられていた。さらに「常に『明るく、礼儀正しく』を基本に、皆が憧れるチームになることを目指しています」といった大野美幸監督のコメントも載せられていた。
▼日大チア部のページ(すでに削除済み)
▼日大チア部の演技