現在、アニメの海賊版サイト「AniTube!」が閉鎖するとの情報が拡散されているが、これはデマであることをお伝えしたい。
「AniTube閉鎖」が拡散
5chにて、「AniTube 閉鎖」で検索すると、このようなスレッドがたくさんヒットする。2月末で閉鎖とのエントリーもあるが、これは本当なのだろうか。
▼今回決定したのは「プロバイダーに対しサイトへの接続遮断を促す」というもの。この対策は法整備までの臨時、緊急的な措置に過ぎない
政府は13日午前の知的財産戦略本部・犯罪対策閣僚会議(本部長・安倍晋三首相)で、インターネット接続業者(プロバイダー)に対し、ネット上で漫画や雑誌を無料で読める海賊版サイトへの接続遮断(サイトブロッキング)を促す緊急対策を決定した。早ければ秋の臨時国会に関連法案を提出する。
対策は、法整備までの臨時、緊急的な措置として、「漫画村」「Anitube」「Miomio」の主要3海賊版サイトと、これと同一とみられるサイトに限ってブロッキングが「適当」と打ち出した。
あくまで、プロバイダー(BIGROBEやOCNなど)に対し、利用者が海賊版サイトにアクセスできないよう求めることが決まったというだけ。この要請に従うかどうかはプロバイダーの判断に委ねられるが、当然、要請に従わないプロバイダーもあると思われる。
なお、接続遮断は、国内のプロバイダーに限定しており、当然、海外サーバーなら問題なく閲覧することができる。
▼とは言え、AniTubeは日本からのアクセスが9割以上なので、かなりの痛手になりそう(SimilarWeb調べ)
今後、閉鎖の可能性はあるものの、現時点ではその兆しは見られない。閉鎖するとの情報が拡散されているが、デマなので信じないでほしい。
AniTubeは、2013年4月17日に開設。間もなく、5周年を迎える。
【AniTube】記事リスト→https://koku-byakunews.com/archives/tag/AniTube