16日よりApp Storeで全世界同時配信されたスーパーマリオランが大きな注目を集めている。
そうした中、日本のツイッターには「つまらない」「クソゲー」といった厳しいレビュー、App Storeでは低評価が殺到している。
また、すでに同ゲームを数時間でクリアしてしまった人が現れるなどボリュームの少なさも露呈した。
スーパーマリオランに「つまらない」「クソゲー」と低評価レビュー殺到
スーパーマリオランは、マリオシリーズの初のスマホゲームとしてリリース。走り続けるマリオを画面タップでジャンプさせるなどして、コインを集めながらゴールを目指すといったシンプルな設計となっている。シングルプレイのほか、世界中のプレイヤーと競ったり、王国を制作するモードもある。
初のスマホマリオということで、リリース前から期待が大きく、日本では昨日に配信されると思った人が「マリオランはよ」などと声を荒げており、16日午前3時に配信が始まるとネット上は大盛り上がりとなった。
ところが、ほどなくしてプレイユーザーからの不満が目立つようになった。ツイッターを見てみると、
マリオラン想像してたのより遥かにつまらないし、オマケに課金しなきゃいけないとか終わってる 速攻消した
めちゃ楽しみにしてたのに自動で進むし自動で敵倒すしあんまり面白くないなぁ
小さな敵はオートで避けられるとかクソゲー確定
などのレビューが殺到。任天堂の株価も下落となった。
マリオランはダウンロードと1-3までは無料だが、1-4以降は1200円の課金が必要となっている。
1時間でクリアされるなど1200円課金の割にボリュームが少ない
Rank-app.comの無料iphoneアプリ総合(日本)より
16日午前3時に配信されたばかりのスーパーマリオランが数時間でクリアされたという驚きの報告がツイッターにあがった。
投稿者によると、全24ステージでクリアだけなら1時間あれば可能(コイン集めでマイナーチェンジの72ステージ)で、王国モードは内容が薄く、これで1200円は微妙としている。
同ゲームは初心者も遊びやすい難易度に調整されているため、コアゲーマーであればすぐクリアできるのかもしれないが、課金して1時間は内容が薄すぎると言えるのではないだろうか。無課金で1時間なら良心的とも言えなくもないが、1200円課金なら最低でも3時間は遊べるようにしてほしかった。
また、国産スマホゲームの多くの形である「基本無料+アイテム課金」では、無課金でどこまでも遊べるが買い切り型は課金しないと途中から遊べないため、普段からお金をかけないでやっている層からしたらハードルが高く、同ゲームが課金必須とわかりブチ切れたり、速攻でアンインストールした人も少なくなかった。
一方、この少ないボリュームに対し、「1時間で1200円は高いと思ったけどゲーセンと同じくらいだな」「普段ゲームしない年寄向けとしてはいいかもしれない」など好意的なコメントを寄せている人もいる。
Rank-app.comによると、無料iphoneアプリ総合ランキングで日本やアメリカ、イギリスなどが1位を獲得。トップセールスアプリ総合ランキングもアメリカやイギリスが1位、日本は6位など好調を見せている。