8月20日発売の黒神話:悟空。本作は中国のGame Scienceが開発した新作アクションRPGゲームだ。
アクションRPGかつソウルライクということで、これらジャンルで有名なフロムソフトウェアのゲームと比較されることが多い本作だが、死にゲーまでは行かない適度な難易度調整がされている。
【補足】ソウルライクと死にゲーは同じではないかというツッコミもありそうだが、個人的にはソウルライクはフロムソフトウェアのダークソウルシリーズをはじめとする”ソウル系”っぽさを感じるゲーム設計で、難易度だけでなく世界観とかでもソウルライクに該当する。
一方、死にゲーはその名の通り、死ぬことを前提としたゲームプレイで、フロムゲーに限定されない。ゲーム全体ではなく、ほんの一部でも死にゲーと言える。
最新作ワイルズの新情報が発表され、今ホットなモンハンに例えると、ワイルズの前身となるアイスボーンは死にゲーではないが、最後の砦となる黒龍ミラボレアスは一回でクリアするのはほぼ不可能であり、何度も死んで攻略法を探っていくことになるため死にゲーと言える。
そんな本作だが、8月22日で発売3日目を迎えた。そろそろクリアした人も出てくると思い、Xでクリア時間を探ってみた。
黒神話悟空のクリア時間
Xで「黒神話 クリア」「黒神話 時間」などと検索したところ、今のところクリア報告は3つだけだった。
どうやら、日本だと12時間くらいで
黒神話悟空をクリアした人がいる模様
半日かよwww
おそらく、俺はその時間より長くなると思われる
追加DLCとかありそうだよね
見えない壁問題と行けそうで行けない場所とか行けるようになるんじゃないのかな#黒神話悟空— ケッツアール (@lain4125) August 21, 2024
黒神話:悟空のクリアレビューをしてみました🍅
【黒神話:悟空 クリアレビュー】このゲーム、やばい!!(ネタバレなし)【評価・感想】【Black Myth: Wukong】【西遊記】 https://t.co/matVQ2hW2b #黒神話悟空 #黒神話 pic.twitter.com/pgQWgaMAw2
— 完熟トマトちゃん (@tomato_chan_jp) August 21, 2024
※動画によると、24時間でクリアしたそう
Vで最速🤔﹖﹖
やりすぎてしまった!!!!
とにかく楽しんでやったよ!実プレイ時間24時間27分26秒!
黒神話悟空の耐久配信クリア!!!付き合ってくれた皆様ありがとうございました!!!!!!!!!!
ありがとうwukong!!!!😭😭😭#BlackMythWukong #黒神話悟空 https://t.co/GpL9NxZdfA pic.twitter.com/IWn7owWyvm
— クノイチ ダウナー忍者V ㊗️🎉 (@Shinobi_kunoiti) August 21, 2024
一番上は自分でクリアしたわけではないが、12時間くらいでクリアした人がいる模様。下2人は24時間でクリアしたという。つまり、1日フルでやればクリアできるボリュームのようだ。
参考までに、フロムゲー最新作エルデンリングは本編クリアだけでも100時間以上かかる。少なくとも筆者はそれくらいだった。
今でこそ、本編からDLCまでの伝説ボス26体を6時間でクリアできるが、これは何度もテストして入念な攻略チャートを組んだから実現したわけで、普通にやったら100時間くらいは余裕でかかる。
オープンワールドで大ボリュームのエルデンリングに比べると、黒神話:悟空は一般的なゲームのボリュームになっているようだ。ただ、24時間以内にクリアできるとしたら、クリア報告が少なすぎる気もしなくはない。
世界規模の盛り上がりだが、日本ユーザーはほぼいない?
黒神話:悟空は21日14時(UTC)、Steam版最大同接235万人を突破。今現在も同接138万人にのぼっている。
YouTubeのライブ配信では現在、同接4万人で1位。発売初日は確か同接20万人を超え、ホロライブの人気VTuber兎田ぺこらも配信しているだけあって、かなりの同接を集めている。
Twitchでは現在、同接9.7万人で3位(ゲームカテゴリだと2位)。確認した限り、エルデンリングのRTA走者も手を出していた。
このことから、かなり盛り上がっているはずだが、その一方でSteamレビューはほとんどが海外ユーザーだ。
▼すべてのレビュー22.6万件のうち、言語:日本語のレビューはわずか140件ほどだった
言語:日本語にしたのに英語や中国語など他言語がちらほらおり、これらをのぞくともっと少ない
一部情報では、日本ユーザーは0.1%にも満たないとされている。
これを証明するかのように、日本を代表する攻略サイト「Game8」「GameWith」が本ゲームの攻略情報を一切取り上げていない。これだけ盛り上がっていれば、金の匂いを嗅ぎつけた攻略サイトがスルーするはずないが、日本での需要がないと判断したのだろうか。