ガジェット通信は12月1日、「アニメ流行語大賞2021」の結果発表した。
アニメ流行語大賞2021の結果発表
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金賞:
モルカー/PUIPUI(PUI PUI モルカー)
マフティ構文「やってみせろよ、マフティー」「何とでもなるはずだ!」「ガンダムだと!?」(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ)
銀賞:
ひよってるやついる?(東京リベンジャーズ)
うまぴょい(ウマ娘 プリティーダービー)
銅賞:〇〇に反省を促すダンス(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ)
4位:スナァ(吸血鬼すぐ死ぬ)
5位:うまい!(鬼滅の刃 無限列車編)
5位:さらば、全てのエヴァンゲリオン(シン・エヴァンゲリオン劇場版)
5位:ウマ娘(ウマ娘 プリティーダービー)
5位:オニャンコポン(進撃の巨人 The Final Season)
6位:見える子ちゃん(見える子ちゃん)
7位:えいえいむん!(ウマ娘 プリティーダービー)
7位:パクパクですわ(ウマ娘プリティーダービー)
8位:今のはメラゾーマではない、メラだ。(ドラゴンクエスト ダイの大冒険)
8位:SSR鉄平(ひぐらしのなく頃に業/卒)
8位:グソクムシーwwwwwグソクムシーwwwwwグッソクソクソクwwwwwグッソクッムシーwwwww(ラブライブ!スーパースター!!)
8位:パウロ株(無職転生 ~異世界行ったら本気だす~)
8位:悪行ポイントが加算されます。(戦闘員、派遣します!)
8位:ぐんまパワー(ぐんまちゃん)
9位:ゴルシちゃん(ウマ娘 プリティーダービー)
9位:ワシを信じて(ひぐらしのなく頃に/卒)
金賞は、2021年1月から3月までの1クールで放送されたモルカーと、6月に劇場版が公開された「閃光のハサウェイ」。
モルカーはテレビ東京「きんだーてれび」枠で放送されたオリジナルアニメで、2話がSNSでバズり、以降はトレンド入りするたびに10万ツイート超えを獲得。最終回を迎えても、“存在しない回”が連週トレンド入りする事態となった。
某ワニ漫画のように、SNSでバズったコンテンツのグッズ展開は失敗するイメージが強いが、モルカーはグッズ展開も成功。7月に公開された劇場版も初日の興行収入が4000万円で、最終的に1.7億円を記録した模様。SNSでバズったコンテンツのその後も成功した珍しいケースとなった。
閃光のハサウェイは、富野由悠季先生による小説を原作としており、劇場版の興行収入は最終的に22億円を突破。ガンダムシリーズの歴代最高興収である「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」(1982年)の23億円には届かなかったものの、金賞の「マフティ構文」だけでなく、銅賞にも「〇〇に反省を促すダンス」がランクインする話題性だった。
銀賞には、2021年4月から9月までの2クールでアニメ放送され、7月に実写映画が公開。今年もっとも流行った漫画といっても過言ではない「東京リベンジャーズ」と、今年2月にソシャゲがリリースされ、社会現象を引き起こした「ウマ娘」がランクイン。ウマ娘はほかにも4つが流行語大賞となっており、さすが社会現象は伊達じゃない。
ほかに複数ランクインしたのは「ひぐらしのなく頃に業/卒」。業は昨年10月から3月までの2クール、卒は今年7月から9月までの1.5クールで放送された。旧作では沙都子に虐待する“クズ”として描かれていた鉄平だが、今作では「SSR鉄平」がランクインしたように“いい人”になり、旧作ファンを驚かせた。
そんなひぐらしだが、卒では業のシーンを使いまわして尺を稼ぎ、終盤のドラゴンボール展開でこれまでの考察は無意味だったことをわからさせた。結局、広げすぎた伏線をほとんど回収しないまま結末を迎え、炎上する事態となった。