女装して女湯に侵入したとして、札幌市のパート従業員の男が逮捕された。この報道に対し、ネット上では「気持ち悪い」「笑ってしまった」などといった声がほとんどであるが、中には「これはLGBT差別ではないか?」と指摘するコメントも寄せられている。
女湯50分で男逮捕報道
女装して公衆浴場の女湯に侵入したとして、札幌西署は10日、札幌市白石区、パート従業員の男(50)を建造物侵入の疑いで現行犯逮捕した。
同署の発表と施設側の説明によると、男は10日午後9時頃、同市中央区北5西24の公衆浴場の女湯に侵入した疑い。調べに対し、「男湯は汚く、女湯の方が安らぐから」と供述しているという。
男は身長約1メートル80で太っており、当時、黒いボブカットのカツラ姿で化粧をしていた。約50分間入浴しており、居合わせた常連客が、不自然に下半身を隠していることを不審に思って施設側に連絡した。男は当初、施設側や駆けつけた署員に対し、裏声で何度も「女性です」と言っていたという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180112-OYT1T50007.html?from=y10
この話題に対し、ネット上では以下のようなコメントが寄せられている。
「思わず笑ってしまった。」
「なぜいけると思ったのか」
「その体格でよくバレないと思ったもんだ。強心臓ですね…きっと家で毛の処理とか念入りに頑張ったんでしょうね
「50分間も入ってたのか。凄い勇気だな」
「なんか悲しすぎますねー バレないと思ってたのかなと不思議 ある意味 凄い思考」
「普通に気持ち悪いし居合わせてしまった女性客がかわいそう」
「これ、小柄でポッチャリしたおじさんなら気付かれなかったかもね」
「氷山の一角」
「レジェンド」
「若くてかわいい女性客はいたのか?そちらのほうが気になるよ。ww」
「今年最初のおもしろニュース」
その一方、「これはLGBT差別ではないか?」との声も
はじめまして。
これはLGBT差別では?
どうして日本人は未だにLGBT差別をするんですかね…— はべ (@habebebehabe) 2018年1月12日
LGBTとは、女性同性愛者、男性同性愛者、両性愛者、トランスジェンダーの各単語の頭文字を組み合わせた表現。今回の場合、トランスジェンダー(身体の性と心の性が一致しないが、外科的手術は望まない人)に該当するのではないかという指摘が寄せられている。
つまり、身体は男だが、心は女なのに差別するのはおかしいと言いたいわけだ。しかしそれだと、女装し下半身を隠していたことが疑問だ。女性と思っているのであれば、女装せず、必要以上に下半身を隠す必要もないのではないか。周りは悲鳴をあげるだろうが、自分は女として入ってきたのだから堂々としていればいいはずだ。
そもそも、トランスジェンダーとしての自覚があるなら、なおさら女湯は避けるのではないか。最終的にバレて大騒ぎになるのが目に見えているのだから、普通は避けるはずだ。
現時点では覗き目的の変質者の可能性が極めて高い。今後、トランスジェンダーを告白し、それが証明されれば、また状況は変わってくるだろうが・・・