東京・江東区「富岡八幡宮」の敷地内で起きた殺人事件で、被害者である富岡八幡宮の女性宮司・富岡長子さんは、自身のブログで2度のハラスメント被害を告発していたことが、わかった。
富岡八幡宮の女性宮司・富岡長子さんがブログで告発したハラスメントの概要【殺人事件】
▼所属団体の就任披露パーティで、男性から服装について、いちゃもんをつけられた
・富岡長子さんが所属していた団体のハラスメントが始まったのは、ある人の就任披露パーティからだった
・この日は、白と黒とグレーの入ったチェックのアフタヌーンワンピースを着ていったところ、隣に座った男性に「いつお目にかかってもお洒落ですね」とお世辞を言われたが、心の中では言いがかかりをつける材料を探していた
・後日、富岡長子さんは団体の役員から違う用事で呼び出された際、このときのワンピースが気に入らないから人事に響いたと言われた
・当時の面談は正式なものだったので、音声データも残っている。機会があれば公表する準備もできている
参考:ハラスメントの始まり(8月28日)
▼神社の神主が、呼び捨てにして、セクハラもしてきた
・神職の集まる飲み会で、一部の神社の神主には、セクハラ、パワハラ、ネグレクト、嫌がらせなどが当たり前のように横行している
・先般もある神社の神主が、富岡長子さんを呼び捨てにして、体を触り、手まで握り、腰に手を当ててきた。拒絶したところ、神主は「可愛くて仕方ないんですよ」と言い、それを聞いた神主の同級生が「上手い事おっしゃる」と褒めたたえた
・神主とは同級生で同い年だから、同じような価値観を持っているのだと思うが、私は嫌だった
・次回、同じ事があったら、実名を公表する
参考:世の中間違ってやしませんか?(12月7日)
富岡八幡宮の女性宮司・富岡長子さん、壮絶な幼少期を過ごしていた
・富岡長子さんが子供の頃、家は大変貧しくて、バナナを半分しか食べられなかった。小学校時代は、洋服を買ってもらえず、ほとんど母の手縫いの服だった
・母親は家計の足しにするため、高島屋の洋裁のアルバイトをして、養ってくれた
・近所の裕福な家の子供には「貧乏人の子供」と言われ、雪の中に石を入れられた雪玉を投げられた事もあった
・家の部屋は二部屋しかなく、家族は布団を一つの部屋に敷いて、川の字で寝ていた
・その後、増築されるまで、その家に住んでいたが、取り壊されるときには胸が張り裂けそうなくらい悲しかった
参考:回顧録一(8月20日)
▼富岡長子さんのブログ
https://ameblo.jp/tomiokashrine/