Next Stageのヒカル、ラファエル、いっくんが15日、通称「valu事件」で炎上した。この騒動に対しヒカルはコメントするも反省もなく開き直り、さらに炎上することになった。
ヒカル&ラファエル&いっくんのVALU事件を簡易説明!
1.そもそもvaluって何?
valuとは株式会社valuが運営するフィンテックサービス。名称の由来は「VAL(VALUE=価値) + U (YOU=あなた)」。2017年5月31日にβ版としてリリースされた。
個人でもVAという仮想株式を発行して資金を集められるサービスとなっており、これに出資してくれる人をVALUERと呼ぶ。
ここまでならクラウドファンディングと同じであるが、その違いは購入者がVAを売ることができることにある。全ての取引はビットコイン(仮想通貨)を用いて行われる。
すなわち、VALUは株式会社の個人版で「目に見えない個人の権利を売買」するもの。多くのVALUERがいればVAの価値はどんどん上がっていき、買った時よりも高い値段で売ることができる。さらにVALUERにはその人のタイムラインや限定コンテンツ閲覧などの株主優待も受けられる。
これにより、無名の個人が有名&金持ちになることもできるが、突然価値が暴落した場合、当事者間で処理しなければならない、その人が退会したら価値がゼロになるなど出資のリスクが高い、「お前のVA買うから、俺のVA買えよ」とお互いにVAを買いまくって、価値を無限にあげるといった不正行為ができてしまうなどといった問題点もある。
2.これにヒカル、ラファエル、いっくんが参戦
ヒカルのVAは連日ストップ高で14日、VAを買ってくれた人には株主優待をつけるとツイッターで告知
↓
株主優待の内容発表間近のところでNext Stage顧問の井川さんがメンバーのVAを(井川さんは3人のVAを本人以外で一番持っていた)、続いてヒカルとラファエルも自分のVAを全て売却→大量のビットコインを獲得
↓
ヒカルはその後、株主優待をつける、valu関係のツイートを削除。その一方、多くの投資家は損害を受けることに
3.これが15日夕に大変な騒ぎになり、ヒカルらは炎上。しかし・・・
ヒカルはVALUのタイムラインで他のVAを売っている人を「大したことのない偽物たち」と煽り、自分からの株主優待には期待しないでほしいとの投稿。しかし、井川さんやヒカルらがやったことは「大したことのない偽物たち」に当てはまりそうだし、そもそも、3週間前に株主優待について言及していたという・・・
4.その後どうなったか?
ヒカル、ファンに謝罪はなく開き直ってしまう
VALU事件から数時間後、ヒカルはツイッターを更新。人生において開き直ることが大事とし、嫌な事は寝て忘れようなどといった投稿をしたことでさらに炎上している。
「人生において開き直るってめっちゃ大事やと思う。 なんかあれば筋を通せやら、揚げ足とるのが今の当たり前やけど、 俺はなにか間違いを起こしてしまうのが人間やから仕方ない場合もあると思う。 度が過ぎてないこと以外は開き直っていいんじゃないかというのが持論。 嫌な事は寝て忘れようぜ!」
詐欺で炎上するも開き直って忘れようするとは相当肝が据わっている。この騒動により逮捕されることはないだろうが、大きな信用を失ったと思われる。今後人気低迷の可能性もあるのに不安ではないのだろうか。しかし次のツイートでは本当に嫌になったら姿消すまであると宣言しており、全く応えていないというわけではないようだ。
「一般人の浮気はどうでもいいけど、
有名人の浮気は盛大に叩かれる。
やってることは一緒やのにな。
世間的には有名税って言われてるけど、俺は有名税払う気ない。
ぜーんぶ開き直る(笑)
払いたい有名人だけ払ってればいい。
国から払えと言われたら速攻払います」
つまり、VALU事件を無名の一般人がやったとしても話題にすらならないが、有名人の自分は盛大に叩かれた。やっていることは一緒なのに!と言いたいのだろう。しかし今回の騒動は一般人でも叩かれる案件だし、言い訳にもならないだろう。いろいろ言いたいことはあるだろうが、ファンのためにまずは謝罪してみてはどうだろうか。