東京・吉祥寺の繁華街で車が暴走し、男女7人がケガをした事故。犯人の真田順司はプリウスに高齢者マーク(高齢運転者標識)をつけていたが、その位置がおかしいとツイッターで話題になっている。
ツイッター民「なんで屋根の上に高齢者マーク貼ってあるの」【吉祥寺の事故】
吉祥寺で歩道に突っ込んだプリウス、なんで屋根の上に高齢者マーク貼ってあるの pic.twitter.com/rP5oSlHsFY
— サダスキー (@gobuzaki) 2017年10月20日
真田順司のプリウスには、高齢者マークが屋根の上に3か所貼ってあるのが確認できるが、この位置への疑問の声が相次いでいる。
高齢者マークの位置は「地上0.4メートル~1.2メートルの間」が一般的
MOBYによると、高齢者マークの取り付け位置は「地上0.4メートル~1.2メートル以下の位置に前方又は後方から見やすいように表示するものとする」と、道路交通法によって定められているという。なお、取り付け位置が多少ズレていても問題ないが、他のドライバーから見やすい位置に貼ることが推薦されている(通常はボンネットやリアガラス、テールランプの横に表示)。
高齢者マークは道路交通法に基づく標識の一つで、70歳以上のドライバーが運転する普通自動車に表示される。道路交通法では「加齢に伴つて生ずる身体の機能の低下が自動車の運転に影響を及ぼすおそれがある」場合に、高齢者マークを表示して運転するよう努めなければならないとし、違反すると道路交通法違反となり罰則金が科せられる。