ポケモンチャンピオンズのランクバトル・シーズンM-3が、7月8日10時59分に終了した。シーズンM-3は21日間(3週間)と、35日間だったシーズンM-1とシーズンM-2よりも14日間(2週間)も少ない慌ただしいシーズンとなった。
また、シーズンM-3からスマホ勢が参入し、プレイ人口がシーズンM-1を超えたという噂まである(マスターボール級の人口に関しては別記事で書くかも)。そんなシーズンM-3のダブルバトルを最終チャンピオン級(順位248位/最終レート2360.504)で無事終えることができた。
シーズンM-1から3シーズン連続で最終チャンピオン級を達成。この記事では、シーズンM-3で最終チャンピオン級を達成した最強構築を紹介する。
▼過去シーズン構築記事
構築紹介
ガオガエン
ほのお・あく
HP:201(31)
こうげき:135
ぼうぎょ:112(2)
とくこう:90
とくぼう:132(10)
すばやさ:103(23) ドドゲザン[すばやさ102(32)]抜き。
能力補正:しんちょう
技:
ねこだまし
フレアドライブ
じごくづき
すてゼリフ
特性:いかく
持ち物:オボンのみ
ムクホーク
ノーマル→かくとう・ひこう
HP:189(29)
こうげき:189→211(32) インファイト(威力120×タイプ補正1.5倍=威力180)で、ブリジュラス[HP197(32)-ぼうぎょ150(0)]97.4~115.7%(192~228)乱数1発(87.5%)
ぼうぎょ:90→120
とくこう:63→72
とくぼう:80→110
すばやさ:125→135(5) メガラグラージ[すばやさ134(32+すばやさが1.1倍になる能力補正)]抜き。
能力補正:いじっぱり
技:
まもる
はねやすめ
インファイト
ブレイブバード
特性:いかく→あまのじゃく
持ち物:ムクホークナイト
特記事項:「→」の先はメガシンカ後のステータス。
ライチュウ
でんき
HP:165(30)
こうげき:99→108
ぼうぎょ:88(13)
とくこう:110→180
とくぼう:100
すばやさ:168→190(23) オオニューラ[すばやさ189(32+すばやさが1.1倍になる能力補正)]抜き。
能力補正:おくびょう
技:
まもる
ねこだまし
でんじほう
きあいだま
特性:ひらいしん
持ち物:ライチュウナイトY
特記事項:「→」の先はメガシンカ後のステータス。
ミロカロス
みず
HP:202(32)
こうげき:72
ぼうぎょ:126(27)
とくこう:120
とくぼう:165(5)
すばやさ:103(2) でんじほうによるまひ状態で、メガマフォクシー[すばやさ204(32+すばやさが1.1倍になる能力補正)]抜き。
能力補正:おだやか
技:
とぐろをまく
さいみんじゅつ
じこさいせい
だくりゅう
特性:かちき
持ち物:こうかくレンズ
キュウコン(アローラのすがた)
こおり・フェアリー
HP:158(10)
こうげき:78
ぼうぎょ:95
とくこう:128(27) フリーズドライ[威力70×タイプ補正1.5倍×いのちのたま1.3倍=威力137]で、メガラグラージの能力ポイント5位(2.5%)のHP195(20)-とくぼう131(1)98.4~116.9%(192~228)乱数1発(87.5%)
とくぼう:120
すばやさ:173(29) オオニューラ&メガユキメノコ[すばやさ172(32)]抜き。
能力補正:おくびょう
技:
まもる
オーロラベール
ふぶき
フリーズドライ
特性:ゆきふらし
持ち物:とけないこおり
ソウブレイズ
ほのお・ゴースト
HP:181(31)
こうげき:187(25)
ぼうぎょ:110(10)
とくこう:72
とくぼう:120
すばやさ:105
能力補正:いじっぱり
技:
まもる
ビルドアップ
かげうち
むねんのつるぎ
特性:もらいび
持ち物:たべのこし
※ダメージ計算はゲームウィズのツールを使用
バトルチーム
以上、チーム構成とバトルチーム。“おまけ”として、この構築を組んだ経緯をつづるので、興味がある人は読んでほしい。
※おまけパートは非常に長く、本日15時のメンテナンス終了後に公開される「成績詳細」を確認する前に書き終わらなかった場合、途中でもこの記事を公開します。構築経緯は“あくまでおまけ”なため、後から文章を追加します。
構築記事はバトルチームのスクショさえ掲載すれば、「バトルデータベース チャンピオンズ」といった外部サイトへ掲載される条件を満たせるため、最低限成り立つと思っています。最終結果の場合、加えて成績詳細のスクショを掲載すればいいはず。
あらかじめご了承ください。
使用構築
構築選びと情報秘匿の重要性
構築経緯を説明する前に、まずは筆者が本命構築をどのように決めているのか。過去記事で説明したことはなかったと思うので、この機会に触れたい。
結論から言えば、筆者は“海外の一部”で注目されている構築を原案としたものを使っている。海外の一部で注目されている構築は、筆者のようなかなりの情報通でないとまず知らないから。
日本の上位勢(マスターボール級Ⅰ~チャンピオン級)でもほぼ知られていないため、たとえ相手がかなりの強者[ポケモンジャパンチャンピオンシップス(PJCS)やポケモンワールドチャンピオンシップス(WCS)などの公式大会で優勝経験、ランクバトル最終1位常連など]でも勝つことは可能である。
どんなに強いプレイヤーでも、構築の中身を知らなければ対策の立てようがなく、環境に多くない構築なので構築単位での対策もされていない。
ランクバトルはバトル前に相手の手持ちポケモン6匹しか知ることができずBO1(Best of 1の略。つまり、1本勝負)形式なため、ほとんどのプレイヤーが中身を知らず、対策もされていない構築のほうが勝てる傾向にある。
つまり、ほとんどのプレイヤーが知らない構築を組んで初見殺し。これがランクバトルで3シーズン連続で最終チャンピオン級を取った筆者の必勝法である。
初見殺しは再マッチングした時、対策されてあっけなく負けることも多いが、チャンピオンズになってランクバトルの参加人数が大きく増えたことで、上位帯でも再戦が起こりにくくなっている。そのため、初見殺しで勝ち続けることが可能である。
そのうえで、相手の構築情報は事前にインプットしておく。相手の構築が世間に公開されているものであれば、情報サイトをくまなくチェックすることで、事前にチートシートが入手できる。
これにより、一方的オープンチームシート状態を作る。自分は相手の構築を知っているが、相手はこちらの構築を知らない。
この状態が作れた時点で50%勝ちです(ガチ)。ポケモンは情報ゲーなため、相手よりも情報を持っているプレイヤーが勝つゲームとなっている。
特に日本の上位勢がこぞって情報を隠すのは、相手に情報アドバンテージを取られないようにするためである。
▼上位勢の情報隠し術一覧
・トレーナー名は対戦相手へ非表示設定(トレーナー)またはダミーネーム
・構築情報はシーズン終了まで非公開
→今後を踏まえ、シーズンが終了しても明かさないプレイヤーも
・デフォルトアバターを使用またはダミーアバターを用意
ちなみに、筆者はすべてやっている。
トレーナー名はシーズン終盤のみ非表示にし、本命構築はシーズン終了後に公開。シーズンM-3の終盤はダミーアバターをいくつか使うなど、特定されないよう心掛けていた。
さらに徹底するなら「称号やバッジは付けない」「二つ名やニックネームは付けず、ボール厳選もしない」「使用率はせいぜい50位以内のポケモンを使う」など自我を出さない。無個性で相手の印象に残らないよう心掛ける。
ただ、ここまでくるとやりすぎ感はいがめない。
構築の話に戻るが、さすがにある程度の強さが保障されているものを選ぶ。
海外の公式大会や非公式大会などでTOP8に入ったり、海外VGC[Video Game Championshipsの頭文字を取った略称で、WCSゲーム部門で採用されるダブルバトルを指す]系YouTuberたちが取り上げたりしている“ニッチな構築”をベースとしたほうが自分で一から組むよりはるかに楽だし、強さも保障されている。
構築経緯
今回使ったのは、中国の露露(ルル)ことDawei Si(ダウェイ・シー)選手が6月12日から14日にかけてアメリカ・ルイジアナ州のニューオーリンズで開催された「2026 North America Pokémon International Championships(NAIC2026)」に持ち込んだ構築を原案としている。
全てはここから始まった。
NAIC2026はシーズンM-2の終盤に開催されたので、ダウェイ選手の構築にはレギュレーションM-Aの要素しかなく、レギュレーションM-Bには対応していない。
そんなダウェイ選手の構築だが、ドイツのMichiことMICHAEL KELSCH(マイケル・ケルシュ)選手[SV:ポケモンWCS2023マスターカテゴリ準優勝。チャンピオンズ:シーズンM-2最終1位(レート2444.857)/シーズンM-3最終172位(レート2366.598)など]がレギュレーションM-Bにアップデートした構築を公開。
マイケル選手は22日、20日にSmogon VGC[シングルバトルのローカルルール(66・レベル100フラットなど)で知られる海外の対戦コミュニティ「Smogon University」が運営しているポケモンVGC(ダブルバトル)コミュニティ]が開催した非公式大会「Smogon VGC Major」でTOP8に入ったとXで報告。
Guess what? After making Top 8 of the first Smogon Live Tour a year ago, I decided to to it again today 😭
Really proud of the run, Y-Chu was actually really good . Built the team in about 5 minutes (which you can see in the spreads)https://t.co/LE7FNL9uZO
I'll win next year! pic.twitter.com/5NaiqB9Y2u
— MichaelderBeste (@MichaelderBeste) June 21, 2026
シーズンM-3の期間中は公式大会が一切なく、このような非公式大会のTOP8構築がメタの参考になる。この大会はシーズンM-3中に開催された非公式大会の中で最大の898人が参加していた。
翌23日には、大会で実際に使ったチーム構成の解説やランクバトルでの戦いを収めた動画をYouTubeで公開。ダウェイ選手のオオニューラの枠を、使用率16位のメガライチュウY[メガシンカに必要なライチュウナイトYは持ち物1位(78.6%)]に変えた形となった。
使用構築
翌24日には「ダウェイ選手のNAICチームに触発された」と明かしつつ、使用率23位のメガフラエッテ[メガシンカに必要なフラエッテナイトは持ち物1位(99.1%)]の枠を使用率24位のメガクチート[メガシンカに必要なクチートナイトは持ち物1位(99.4%)]に変えた改良版をXで公開した。
It's time for another team report. Today I am featuring a Mega-Raichu-Y team which is similar to the one I used to top cut the biggest Regulation M-B tournament with. The team is unique again and tons of fun.
The Team: https://t.co/ENv2ecxB2c
(inspired by Dawei Si's NAIC team)… pic.twitter.com/xaSQ7RjBDJ— MichaelderBeste (@MichaelderBeste) June 23, 2026
使用構築
ポケモンWCS2023マスターカテゴリ準優勝、シーズンM-2最終1位が約900人規模の大会でTOP8に入った構築を公開したこともあってか、その後の非公式大会ではメガフラエッテバージョンとメガクチートバージョンのいずれかもTOP8でちょくちょく見かけるようになった。
日本のアーニャことハラ ヒュウマ選手[SV:PJCS2024マスターカテゴリ優勝。チャンピオンズ:シーズンM-1ダブルバトル最終33位(レート2360.504)/シーズンM-2ダブルバトル最終2位(レート2424.086)/シーズンM-3ダブルバトル最終39位(レート2414.967)など]が7月2日朝に行ったYouTubeライブを見ていたら、TN:トレーナーで[メガライチュウY 使用率26位のミロカロス 使用率48位のソウブレイズ 使用率5位のガオガエン 使用率27位のキュウコン(アローラのすがた) 使用率10位のオオニューラ]といった構築を使うチャンピオン級(レート2428.116)のプレイヤーとマッチングしていた。
使用構築
ハラ選手は相手の初手ライチュウとミロカロスの並びや耐久振りメガライチュウYを知らず、相手はメガライチュウYの技1位(77.8%)のでんじほうやミロカロスの7位(32.9%)のとぐろをまくからの6位(33.2%)のさいみんじゅつといった、まひとねむりの状態異常を押し付けているだけで勝利した。
対戦相手はトレーナー名を非表示に設定していたが、圧倒的レート力から、今や韓国最強のプレイヤーとされるMeLuCa(メルカ)ことJiseok Lee(イ・ジソク)選手[チャンピオンズ:シーズンM-2ダブルバトル最終15位(レート2352.914)/シーズンM-3ダブルバトル最終22位(レート2454.948)]だと特定された。
レート2363.062だったハラ選手に勝利したことで、当時1位だったフランスのLouis選手のレート2441.409を抜いて瞬間1位に躍り出たと思われる。
該当部分は1:05:09~1:13:07
この頃、筆者はマイケル選手のメガフラエッテバージョンを“丸パクリして使った”が、レート2000を下回るなど停滞していた。マイケル選手の構築を辞めようと思った時、ハラ選手の配信に登場したジソク選手のキュウコン(アローラのすがた)バージョンの強さに目をつけた。
PJCS2024マスターカテゴリ優勝、チャンピオンズでは3シーズン連続最終チャンピオン級のトッププレイヤーをあっけなく下したジソク選手の構築。ちょうど、似た構築を回していたこともあって、ぜひとも構築の中身が知りたいと思った。
そこで、ジソク選手のYouTubeを見に行ったところ、使用したパーティを3日18時にアップ予定だと投稿しており、これは絶対にチェックするしかないと思った。
韓国で最も有名なプレイヤーとして知られるSejun Park(パク・セジュン)選手(XY:ポケモンWCS2014マスターカテゴリ優勝。マイナーポケモンのパチリスを使って世界王者になったことで知られる)同日夜に行ったYouTubeと韓国のインターネット大手「NAVER(ネイバー)」が2023年12月に開始したゲーム・エンタメ特化のライブ配信プラットフォーム「CHZZK(チジク)」との同時配信で、マイケル選手のメガクチートバージョンを一部構成を変えて使い、マスターボール級Ⅱ(順位1424位/レート2080.569)からから16勝5敗(勝率76%)でチャンピオン級(順位229位/レート2228.387)を達成。直近10戦は全勝という圧倒的爆勝ちを披露した。
ジソク選手は予定通り、レート2454.948で瞬間1位を達成した構築を公開。マイケル選手の構築と比べると、メガフラエッテやメガクチートの枠をキュウコン(アローラのすがた)、使用率2位のヤバソチャの枠をオオニューラに変更した新バージョンになっていた。
動画にはチーム構成や選出、ランクバトルでの戦いを収めた内容が収録されている。
ジソク選手の構築だが、オオニューラはあまり必要性を感じなかった。動画のオオニューラや選出と運用のパートを見る限り、オオニューラは相手もミロカロスやソウブレイズを使っていたり、メガフラエッテの技5位(41.7%)のめいそうを採用した介護構築の対策として採用したという。
しかし、シーズンM-3の期間中、ミラーマッチは1度もなかった。めいそうフラエッテはガオガエンの技1位(99.1%)、ライチュウの技4位(67.0%)となっているねこだましによるひるみを狙いながら、ソウブレイズで詰めていける。
介護構築に採用されることが多い、ヤバソチャの技2位(95.1%)のいかりのこなによる誘導はキュウコン(アローラのすがた)の1位(94.4%)のふぶきによる全体攻撃によって効果がなく、ガオガエンの特性1位(99.4%)のいかくによる攻撃1段階低下によってミロカロスの特性1位(96.9%)のかちきによる特攻2段階上昇でアドバンテージを取れる。
以上のことから、オオニューラはあまり必要性を感じなかった。一方、マイケル選手の構築同様メガフシギバナが重かった。
そこで、オオニューラの枠をメガフシギバナ[メガシンカに必要なフシギバナナイトは持ち物1位(40.4%)]に強いメガムクホークに変更し、構成も自分なりにアレンジした。
3日から5日まで行われた、日本・中国・韓国のトッププレイヤーによるポケモン対戦の国際交流エキシビションマッチ「日中韓交流戦2026」の最中、なんと日本のナークことアリイ カイト選手[SV:PJCS2023マスターカテゴリ優勝。SVダブルバトルで最終1位を10回取り、チャンピオンズではシーズンM-1ダブルバトル最終21位(レート2619.816)/シーズンM-2ダブルバトル最終26位(レート2319.903)/シーズンM-3ダブルバトル最終164位(レート2367.362)など]と偶然マッチング。
さすがに相手が悪すぎると思ったが、なんと勝利することができた。アリイ選手に勝ったことで「この構築で最終チャンピオン級行けるな。3シーズン連続最終チャンピオン級もろたで工藤!!!」と確かな手ごたえを感じていた。
日中韓交流戦で日本のビエラことホナミ ショウマ選手[ORAS:ポケモンWCS2015マスターカテゴリ優勝。チャンピオンズ:シーズンM-1ダブルバトル最終3位(レート2677.551)/NAIC2026TOP4]の対戦相手となったセジュン選手は、先日のYouTubeライブで使った構築のメガクチートの枠を、使用率134位のメガエアームド[メガシンカに必要なエアームドナイトは持ち物1位(68.0%)]に変更した改良版を使用。
使用構築
1戦目からホナミ選手を圧倒し、2連勝でBO3(Best of 3の略。最大3戦で2勝したほうが勝者)を制した。
▼ホナミ選手視点
▼セジュン選手視点
該当部分は1:20:17~2:07:07あたり
構築の強さだけでなく、ホナミ選手もリスナーもセジュン選手が使った構築をほぼ知らなかった。ハラ選手もジソク選手の構築を知らなかったように、「強くて、特に日本勢にはほぼ知られていない構築だからランクバトルで勝てる!」は核心に迫っていた。
セジュン選手はマイケル選手の構築をさらに改良したものを使用したが、筆者はジソク選手の構築を改良したものを使う形になった。
レギュレーションM-Bに対応した全ての構築に入っている[ガオガエン メガライチュウY ミロカロス ソウブレイズ]だが、この4匹では以下のようなポケモンを苦手とする。
1.ガブリアスやメガラグラージなどのじめんタイプ
使用率1位のガブリアスや使用率14位のメガラグラージ[メガシンカに必要なラグラージナイトは持ち物1位(96.6%)]に4匹とも2倍ダメージ以上を出せず、ガブリアスの技3位(83.0%)のじしんや5位(27.2%)のじだんだ。メガラグラージの技4位(70.1%)のじしんや5位(30.0%)の10まんばりきといったじめん技でガオガエンやメガライチュウY、ソウブレイズが2倍ダメージとなる。
2.イダイトウ(オスのすがた)
使用率3位のイダイトウ(オスのすがた)にはガオガエンの技4位(44.0%)のDDラリアットや5位(35.7%)のじごくづきなどのあく技、ソウブレイズの技2位(85.7%)のかげうちや6位(14.5%)のポルターガイスト、8位(5.3%)のゴーストダイブや9位(3.6%)のシャドークロ―といったゴースト技で2倍ダメージを出せる。
一方、イダイトウ(オスのすがた)も技2位(89.8%)のアクアジェットや3位(85.9%)のウェーブタックル、5位(40.9%)のクイックターンや6位(12.6%)のアクアブレイクなどで2倍ダメージを出されてしまう。
ガオガエンは持ち物3位(8.0%)のイトケのみ、ソウブレイズは持ち物2位(12.3%)のきあいのタスキにしたうえで特性2位(11.0%)のくだけるよろいにすれば、どんな型のイダイトウ(オスのすがた)にも勝てるだろう。しかし、この構築で採用されるガオガエンとソウブレイズはイダイトウ(オスのすがた)を意識した構成にはしないため、基本的にはダメージレースで勝てない。
3.ブリジュラス
使用率12位のブリジュラスの技1位(96.4%)のエレクトロビームから分かるとおり、溜め状態にならず、すぐに攻撃できるあめ状態を発生させやすい特性1位(99.9%)のあめふらしを持つ使用率11位のペリッパーや技1位(61.3%)のあまごいを持つ使用率20位のヤミラミが同時採用される雨パでの運用がほとんどため特にキツイ。
ブリジュラスにはメガライチュウYの技2位(76.0%)のきあいだましか打点がなく、エレクトロビームを特性1位(96.9)のひらいしんでよせつけるため、メガシンカのタイミングを計る必要がある。
ひらいしんにより特攻が1段階上がったとしても、メガシンカしなければノーガードにならないため、きあいだまは命中70の不安定技でしかない。
メガシンカしてブリジュラスをきあいだまで倒しに行きたいが、相手の場にすいすいで素早さが2倍になったメガラグラージや持ち物1位(40.2%)のこだわりスカーフを持たせたイダイトウ(オスのすがた)などメガライチュウYを上から縛るポケモンがいたら、そのポケモンを隣のポケモンで倒せないと縛りを解除できない。
場合によっては1度引っ込める必要もあるが、そうなるともう1度エレクトロビームをよせつける機会があるかもしれないため、なかなかメガシンカを切れない。このことから、ライチュウとは別にブリジュラスに強いポケモンが1匹ほしい。
4.メガライチュウYよりも速いポケモンのいわなだれ
使用率17位のメガプテラ[メガシンカに必要なプテラナイトは持ち物1位(51.9%)]など、メガライチュウYよりも速いポケモンでいわなだれを使われ、もしひるんだらそのままゲームが終了する可能性も。
メガライチュウYのノーガードによって威力は高いが低命中率のでんじほうやきあいだまの命中率が100%になり、非常に強力な一方、ノーガードを持つポケモンを対象とした相手のポケモンによる技の命中率も100%になる。
自分または相手が全体技を使った場合、ノーガードではない隣のポケモンへの技の命中率も100%になる。つまり、命中90のいわなだれは相手2匹に100%当たり、そのうえで30%の確率で相手をひるませる超害悪技となる。
なお、使用率TOP30かつプテラ以外にメガライチュウYよりも速いポケモンでいわなだれを使うのは、こだわりスカーフを持たせたガブリアスだけだった。
ガブリアスは使用率1位、こだわりスカーフは持ち物3位(8.2%)となっている。ただ、上位勢のガブリアスは1位(60.8%)のいのちのたまや2位(10.2%)のオボンのみ、4位(6.7%)のロゼルのみが多く、こだわりスカーフを採用しているケースはほとんどなかった。
オオニューラの技6位(8.1%)、使用率25位のバンギラスの技1位(93.1%)でも、いわなだれが採用されている。メガライチュウYはオオニューラよりもすばやさ種族値が高いため、オオニューラの特性1位(80.2%)のかるわざが発生しなければ、上からいわなだれを使われることはない。
バンギラスは持ち物2位(9.1%)のこだわりスカーフで素早さを1.5倍にしたうえで、能力補正は2位(24.9%)のようきなど素早さが1.1倍になるもの、能力ポイントは素早さに32振ってすばやさ124の最速にしたとしてもすばやさ186にしかならない。
メガライチュウYの能力補正は1位(66.1%)のおくびょうなど素早さが1.1倍にしたうえで、能力ポイントは素早さに20以上振れば抜くことができる。メガラグラージの技8位(6.1%)、メガクチートの技5位(24.4%)でも、いわなだれが採用されている。
メガラグラージは味方のペリッパーの特性1位(99.9%)のあめふらしなどによるあめ状態によってすいすいが発生、メガクチートは使用率8位のリキキリンの技1位(96.3%)のトリックルームなどによって、メガライチュウYの上からいわなだれを使える。
いずれも味方のサポートが必須だが、メガラグラージのすいすいはキュウコン(アローラのすがた)のゆきふらしによるゆき状態で天気を上書きすれば無効化できる。最初のトリックルームは防ぐことが難しいものの、実質4ターン防ぎ切れば反撃の手立てはある。
5.メガフシギバナ
使用率21位のフシギバナのメガシンカ後のあついしぼうでほのお技が半減するため、ガオガエンやソウブレイズでは対処できない。あめ状態になると、ほのお技のダメージが半減するため、雨パ入りはめちゃめちゃキツイ。
一部のポケモンが重いというだけでなく、ミロカロスのさいみんじゅつが当たらないという問題もある。基本的にとぐろをまくで命中率を上げてから使うこと前提になるが、命中率1段階上昇では1.33倍しか上がらず、命中60から命中80にしかならない。
命中率2段階上昇だと1.67倍になり、ちょうど命中100になるが、常にとぐろをまくを2回積めるとは限らない。このミロカロスはさいみんじゅつを連打することが多いが、命中80では実用範囲外と言えるだろう。
状況によってはとぐろをまくが1回も積めない時があり、その場合は技3位(40.7%)のだくりゅうを中心に使っていくが、だくりゅうも命中85といわなだれより命中率が低い。そのため、命中率を補強する手段が求められる。
以上のポケモンやミロカロスの命中不安定について、筆者は以下のような対策を講じた。
1.キュウコン(アローラのすがた)で対策
ガブリアス、メガラグラージ、イダイトウ(オスのすがた)はキュウコン(アローラのすがた)で対策する。キュウコン(アローラのすがた)のふぶきでガブリアスはワンパン、メガラグラージも2位(67.4%)のフリーズドライでワンパンでき、イダイトウ(オスのすがた)もフリーズドライで大きく削れる。
2.メガムクホークで対策
雨パのブリジュラスとメガフシギバナは、使用率13位のムクホークのメガシンカ[メガシンカに必要なムクホークナイトは持ち物1位(78.4%)]で対策する。これらのポケモンに強くて、使用率が高いポケモンはメガムクホークくらい。
雨パのブリジュラスを対策しながら、ブリジュラスのエレクトロビームを誘ってライチュウのひらいしん発生を狙う“オシャンティーなプレイング”も。ムクホークを初手に出すか、さすがにメガシンカすれば、ほとんどのプレイヤーはこちらがライチュウを選出していないと読むはず。
最初の見せ合いで、こちらのライチュウがメガシンカ型であることは上位勢が培ってきた実力と勘があれば容易に読めるだろうし、メガシンカしなければでんじほうやきあいだまといった命中不安定の攻撃技しかないライチュウを選出するはずがないと思うのが自然。
その思考を読み取り、安心してエレクトロビームを使ってきたところにライチュウを投げるという立ち回りをしていく。この立ち回りだが、ほぼ100%の確率で決まっている。
今回のライチュウはメガシンカしなくても、ねこだましによるサポートができるため、そこまで腐らない。
ひらいしんによって特攻が1段階上がれば、火力もそこそこ出る。無論、命中不安定なのは変わらない。
ブリジュラスのエレクトロビームの他、リキキリンの技4位(44.6%)の10まんボルトやライチュウミラー[Yならでんじほう、Xなら技8位(7.6%)のボルテッカー]、使用率22位のサーフゴーの技6位(12.9%)の10まんボルト。
使用率28位のユキメノコの技5位(10.5%)の10まんボルト、使用率30位のカイリューの技8位(19.1%)の10まんボルトや9位(18.5%)のかみなりといったでんき技もひらいしんでよせつけることができる。
ただ、エレクトロビームほど脅威ではないため、ひらいしん目的でメガシンカしないライチュウを運用するのは避けるべき。ライチュウをメガシンカさせる選出をした場合、これらのでんき技をよせつける機会があれば活用する程度でいい。
そもそも、これらのポケモンすべてにメガムクホークは不利なため、基本的にはライチュウをメガシンカさせる形を取る。
ガオガエンやライチュウのねこだましによるひるみ、キュウコン(アローラのすがた)の技4位(58.8%)のオーロラベールによるダメージ軽減によって積み技がしやすい構築設計。
メガムクホークの技1位(94.8%)のインファイト+あまのじゃくで防御と特防を上げながら、4位(66.0%)のはねやすめで持久戦もできる。
ミロカロスのさいみんじゅつで相手をねむり状態にしながら、あまのじゃくインファイトで積むのも。
ムクホークはメガシンカ前の特性が1位(96.6%)のいかくと2位(3.4%)のすてみなため、メガシンカ前にいかくされることを嫌う。いかくしてくるのは主にガオガエンだが、ミロカロスを構築に入れたうえで同時選出したりすることで、ムクホークの前にガオガエンが出しづらくなる。
メガシンカ後のいかくは、あまのじゃくの発生によって逆に攻撃が1段階上がるため、そうなったらミロカロスは撤退してもいい。
3.ミロカロスにこうかくレンズを持たせる
ミロカロスのさいみんじゅつとだくりゅうの命中率は、持ち物6位(1.0%)のこうかくレンズでカバーする。レギュレーションM-Bで解禁されたこうかくレンズを持たせることで、とぐろをまく1回でさいみんじゅつが命中88と実用的なラインになる。
あくまで体感だが、命中88にしては連打してもほぼ外れなかった。使用率59位のビビヨンの技1位(98.1%)のねむりごなの命中率が、特性1位(96.1%)のふくがんにより1.3倍されて命中98になった場合と同等に思え、めったに外れなかった。
一方、こうかくレンズのみでとぐろをまくによる命中率上昇がない状態(命中66)だったり、とぐろをまく1回で命中率が1段階上昇したがバンギラスの技2位(84.8%)のはたきおとすなどでこうかくレンズを失った瞬間(命中88→80)、最初の1発目から外した。本当に命中88なのだろうか。
だくりゅうは命中94になり、とぐろをまくで命中率を上げなくても使っていける。
ミロカロスは相手のポケモンよりも行動順が遅いことが多いため、こうかくレンズよりも命中率が上昇するフォーカスレンズの採用も検討した。
フォーカスレンズは相手よりも行動順が遅い時、技の命中率が1.2倍になる。とぐろをまく1回による命中率1段階上昇でさいみんじゅつが命中96と、ビビヨンのふくがんねむりごなより2だけ低い命中率になる。
だくりゅうは命中100を超え、必ず当たるようになる。しかし、使用率TOP30でも以下のポケモンよりかは行動順が早いため、フォーカスレンズの効果が発生しなくなる。
・ヤバソチャ:いかりのこなの後であれば、フォーカスレンズの効果が発生する。3位(60.6%)のトリックルーム状態によってヤバソチャのほうが先に行動できるようになれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
・ガオガエン:ねこだましや8位(3.7%)のてだすけの後であれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
・使用率6位のドドゲザン:技1位(98.4%)のふいうちの後であれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
・リキキリン:技3位(51.6%)のてだすけの後であれば、フォーカスレンズの効果が発生する。トリックルーム状態によってリキキリンのほうが先に行動するようになれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
・使用率9位のニンフィア:技2位(72.3%)のでんこうせっかの後であれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
・ペリッパー:すばやさに能力ポイントを多く振った型をのぞく。技2位(88.6%)のおいかぜ状態によってペリッパーのほうが先に行動するようになれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
・使用率15位のオーロンゲ:特性1位(99.2%)のいたずらごころによって優先度が1段階上がった技2位(84.6%)のリフレクターや3位(82.5%)のひかりのかべ、7位(9.3%)のこわいかおや9位(4.2%)のうそなき、10位(3.0%)のちょうはつ(ミロカロスに使われるとさいみんじゅつできない)の後であれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
技5位(31.8%)のねこだましが味方に使われた場合でもOK。
・ヤミラミ:特性1位(99.6%)のいたずらごころによって優先度が1段階上がったあまごいや技2位(59.9%)のひかりのかべ、3位(50.1%)のアンコールや4位(48.7%)のリフレクター、5位(45.1%)のおにびや7位(22.1%)のかなしばり。10位(9.1%)のにほんばれの後であれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
技6位(23.6%)のねこだましが味方に使われた場合でもOK。
・メガクチート:技2位(88.9%)のふいうちの後であれば、フォーカスレンズの効果が発生する。
・バンギラス:技6位(22.8%)のりゅうのまいで素早さが1段階でも上がったり、こだわりスカーフを持っていたり、すばやさに能力ポイントを多く振った型であればフォーカスレンズの効果が発生する。
以上のことから、条件付きで発生するものの安定してさいみんじゅつやだくりゅうの命中率を上げるなら、こうかくレンズのほうが適しているだろう。
マイケル選手は上記動画にコメント欄に寄せられた「ミロカロスにフォーカスレンズを持たせることについてはどう思いますか?」という質問に対して「ナシだね(x.x)」と答えていた。
4.いわなだれはひるまないように祈る
いわなだれによるひるみは他の構築でも非常に難しく、とにかくひるまないことを祈るしかない。ひるんだら負けでいいです(笑)
相手の構築にプテラがいる場合、高確率で初手プテラだが、相手の開幕次第では切り抜けられることもある。ほとんどのプレイヤーは技1位(98.8%)のいわなだれを開幕から使ってくるが、技2位(93.2%)のおいかぜなど別の技を使ってきたり、なぜか引っ込めてきたりすることもあった。
別の技を使ってくるなら、メガライチュウYのノーガードでんじほうでプテラを処理してしまえば、かなり勝ちに近づく。引っ込めてきた場合、他のポケモンを倒して数的有利を取れば、いわなだれでひるんだとしても勝てる可能性がある。
セジュンが180位で最終チャンピオン級達成
セジュン選手は10日のYouTubeライブとCHZZK LIVEとの同時配信で、シーズンM-3ダブルバトルを最終チャンピオン級(順位180位/最終レート2365.320)で無事終えたことを報告した。
使用構築は[メガライチュウY メガエアームド ソウブレイズ ガオガエン ミロカロス ヤバソチャ]と変わらず。
該当部分は9:23~11:56あたり
セジュン選手はランクバトル最終前7日22時ごろから最終8日4時にかけて、スカウト縛りでシングルバトルのマスターボール級に到達する企画をYouTubeとCHZZKで同時配信していた。
少なくともランクバトル最終日にすることではなく、ダブルバトルの最終チャンピオン級は諦めたのかと思いきや、配信終了からわずか6時間で最終チャンピオン級に載せてきた。
この配信から約1時間が経ったころ、ダブルバトルの成績が映り、マスターボール級Ⅰ(順位645位/レート2222.800)だった。最後に使ったチームは、最終チャンピオン級に載せたものと同じ6匹。
わずか6時間でレートを142.52も得たということで[メガライチュウY ソウブレイズ ガオガエン ミロカロス]の基本4匹がいかに強かったか証明されただろう。昨夜の配信では、メガクチートからメガエアームドに変えた理由について解説している。
余談だが、筆者はシーズンM-1の時、シーズン終了まで5時間で全く新しい構築を組んでレート2318から2473までレートを155も得て最終チャンピオン級(順位281位/レート2473.624)を達成している。詳しくは冒頭にリンクした「ポケモンチャンピオンズ シーズンM1ダブル最終チャンピオン級最強構築」を見てほしい。
どのくらい勝てたか
上記でも触れたが、マイケル選手のメガフラエッテバージョンを“丸パクリして使った時はレート2000を下回り、1度はこの構築を辞めようと思っていた。しかし、ジソク選手のキュウコン(アローラのすがた)バージョンをベースとした構築に変えたところ、レート2000からレート2360と300以上盛ることができた。
勝率は計算していないが、かなり高かったと記録している。レート2250まではプテラが入ることが多い以下の構築が多く、初手プテラの開幕いわなだれでひるんで運負けが度々あった。
しかし、最大でもレート-65で済み、100以上溶かしたことは1度もなかった。レート2200後半以降は1回も当たらず、1敗のみで最終チャンピオン級(レート2360)を達成できた。
最後に負けたのは、日本のシャンディことサクライ コウヘイ選手[剣盾:ポケモン日本一決定戦2020マスターカテゴリ優勝(この年は新型コロナウイルス感染症の影響でPJCS2020が中止になり、その代わりとして開催された。代替大会と言っても、規模はPJCSクラス)チャンピオンズ:シーズンM-1ダブルバトル最終4位(レート2672.083)/シーズンM-2ダブルバトル最終255位(レート2245.885)/シーズンM-3ダブルバトル最終105位(レート2372.382)など]の[メガユキメノコ[メガシンカに必要なユキメノコナイトは持ち物1位(98.2%)] 使用率57位のメガスコヴィラン[メガシンカに必要なスコヴィラナイトは持ち物1位(94.5%)] 使用率80位のルガルガン(たそがれのすがた) ドドゲザン イダイトウ(オスのすがた) オオニューラ]だった。
サクライ選手は、シーズン最終前7日にYouTubeライブ。メガユキメノコとルガルガン(たそがれのすがた)の並びは、筆者がシーズンM-2で最終チャンピオン級(順位148位/最終レート2254.268)を達成した時も使っていた(メガスコヴィランの枠をメガカイリュー[メガシンカに必要なカイリュナイトは持ち物1位(61.3%)]に変更)。
自分がシーズンM-2で使って結果を残した、よく知っている構築だったが、シーズンM-3または今回の構築で当たるのは多分初めてだったので選手パターンは一切考えていなかった。
動画を見ると、サクライ選手は残りHP約3割のオオニューラ1匹を残すだけで一見接戦に思えるが、実は選出段階でほぼ詰んでいた。選出がギリギリ、持ち時間も尽きかけていたことから、筆者がどれだけ焦っていたか伝わるだろう。
相手がそこそこ強い程度のプレイヤーだったら勝てる余地はあったが、さすがに全国王者だと厳しかった。
該当部分は19:07~35:28
振り返れば、シーズンM-3はマッチング運がかなり悪かった。アリイ選手とマッチングする前2戦にはブラジルのMarizことMario Queiroz(マリオ ケイロス)選手[チャンピオンズ:シーズンM-1ダブルバトル最終185位(レート2487.208)/シーズンM-2ダブルバトル最終145位(レート2254.693)/シーズンM-3ダブルバトル最終185位(レート2364.942)]→日本のバルドルことオオツボ リョウタ選手[サンムーン:PJCS2017マスターカテゴリ優勝/ポケモンWCS2017マスターカテゴリ優勝。チャンピオンズ:シーズンM-1ダブルバトル最終49位(レート2564.068)/シーズンM-2ダブルバトル最終24位(レート2325.907)/シーズンM-3ダブルバトル最終156位(レート2368.115)]→アリイ選手と、3連続で3シーズン最終チャンピオン級のトッププレイヤーを引くという悪運に見舞われた。
オオツボ選手はトレーナー名を非表示にしていたが、アバターから特定。使用率19位のコータスにフシギバナ、そして使用率169位のメガヘルガー[メガシンカに必要なヘルガナイトは持ち物1位(66.4%)]といった晴れの並びに、使用率36位のガルーラとリキキリンといったスイッチトリル。
メガヘルガーという珍しいポケモンを使っており、8日に自分の構築を公開したことから確定した。ポストを紹介したい。
M-3ダブル 最終156位
前期や前々期みたいに2桁はいけなかったけど3シーズン連続でチャンピオン級残れました✌️
メガカエンジシよりさらに一回り高い火力を持つメガヘルガー使ってます🔥楽しいです🔥#ポケモンチャンピオンズ pic.twitter.com/hsMxKGQw6g— バルドル (@barudoru) July 8, 2026
過去2シーズンでは、世界のトッププレイヤーを連続で引くことはなかったと記憶しているが、日ごろの行いが悪かったのだろうか。勝敗だが、マリオ選手(勝ち)→オオツボ選手(負け)→アリイ選手(勝ち)という2勝1敗とまさかの勝ち越しだった。
そのまま4戦目潜ろうと思ったが、3度あることは4度あるかもしれない。また、全国王者または世界王者が来たらどうしよう。
さすがにその日は潜る気力も薄れたが、翌日1戦目にサクライ選手と当たり、自分の運のなさを実感した。一応、彼らが潜っていないであろう時間を狙ったのだが、なぜなのか。
上に行けば行くほど、彼らのようなトッププレイヤーばかりになるのは仕方ないことだが、チャンピオンズで人口が増えたことで、こういった特定の強者とは当たりづらくなっていると思っていた。しかし、その認識は間違っていた模様。
ただ、構築は強かったので安定して勝ち続けることができた。そこは良かったと思う。
※以上の使用率はシーズンM-3終了後のもの
あと2回の最終チャンピオン級でゴールドバッジ
シーズンM-1から3シーズン連続で最終チャンピオン級を達成し、あと2回の最終チャンピオン級でゴールドバッジが受け取れるところまで来た。8日からすでに開催されているシーズンM-4は8月5日までの27日間、レギュレーションM-Bは9月2日までということで、実質シーズンM-5は8月5日から9月2日までの28日間だと確定した。
つまり、最速でレギュレーションM-Bの期間中にゴールドバッジが受け取れる。3シーズンが終了したことで、称号「ポケモンチャンピオンズ」を持つプレイヤーも最大で900人になった(シングルバトルも含めると1800人)。
無論、筆者のようにシーズンM-2以降も最終チャンピオン級を達成しているプレイヤーがいるため、実際はそこまでいない。ただ、「ポケモンチャンピオンズ」の称号を持つプレイヤーが増えた今、この称号を付けていても自慢にならなくなってきた。
そこで、5回の最終チャンピオン級でゴールドバッジを受け取り、ライバルたちと一気に差をつけようと思う。
3シーズン連続で最終チャンピオン級を達成しているプレイヤーだが、“まだ調べていない”ため正確な人数は分からない。ただ、シーズンM-2の時点でシーズンM-1で最終チャンピオン級だった300人のうち半分の150人以上が消えたので、おそらく世界に100人もいないと思う。
3シーズン連続で最終チャンピオン級を達成しているのは、筆者のようなごく一握りのトッププレイヤーしかおらず、あと2シーズン走り切りたい。
それからあと5回最終チャンピオン級を達成すれば、プラチナバッジが受け取れる。筆者の最終目標はあくまで10回の最終チャンピオン級で「ポケモンチャンピオンズ」の実績をコンプリートすることなので、5回はまだ通過点でしかない。
最速でゴールドバッジを受け取っておけば、レギュレーションM-C(メガシンカ環境が続くのか分からないため、この名称になるとは限らない)になったシーズンM-6(同様)あたりで最終チャンピオン級を落としたとしても、ライバルたちと大きな差があるため多少の安心感がある。
1回最終チャンピオン級はたまたま運よく取れることもあるかもしれないが5回、10回の最終チャンピオン級は運では絶対に到達できない領域。ゴールドバッジやプラチナバッジを付けることで、実力の証明になると思っている。



























