翌2月28日発売のモンハンワイルズまであと6時間を切った。そんなワイルズだが、数日前からゲームメディアより先行レビューが続々と公開されている。
レビューには「適切なエンドコンテンツとチャレンジが欠けている」「前作よりははるかにハードコアさは薄れている」など、難易度の低さが多数指摘されている。
これに対して「ワイルズ“ヌルゲー”言ってるやつはお前が上手くなっただけ」と指摘する人も。要は、シリーズ経験者は過去作での体験やスキルが蓄積しているため、次作は簡単に感じる。シリーズ初プレイの初心者には十分難しいという意見だ。
しかし、この意見に筆者が物申したい。
シリーズのアベレージを下回ったからヌルゲー言ってる説も
「ワイルズ“ヌルゲー”言ってるやつはお前が上手くなっただけ」説は確かに同意できる部分もある。しかし、本当にそれだけでヌルゲー言っているのだろうか。
シリーズ経験者は大なり小なりシリーズをこなしているため、シリーズのアベレージ(平均)値を個々に持っているはずだ。ほとんどのシリーズは「いつも通りのモンハン」と感じるだろうが、ワイルズはアベレージを下回ったので「ヌルゲー」と言っているのではないか。
筆者はモンハンを全シリーズやっていないため(ポータブル→2nd→ドス【オンラインコンテンツは未プレイ】→2ndG→ここで引退してワールドで復帰→ライズ→サンブレイク→アイスボーン【アイスボーンは最近プレイした】)、シリーズのアベレージは把握していない。
そのため、全シリーズをプレイしたポケモンで比較したい。
ポケモンの場合、アベレージを下回ったシリーズはXYだ。XYはがくしゅうそうちが常時ONになり、経験値がパーティに分配されるため、レベルアップが早い。そのうえ、敵も強くないのでシリーズでもっとも簡単だという声も多い。
一方、アベレージを上回ったシリーズはサンムーン/ウルトラサンムーンだ。サンムーンではジムが廃止された代わりにヌシが実装され、このヌシが強い。当時、筆者も何度か全滅した記憶がある。
ウルトラサンムーンでは、ストーリーのクライマックスにウルトラネクロズマが登場。ウルトラネクロズマはシリーズ隋一の強さを持っており、シリーズ経験者の多くが全滅している。
ワイルズのレビューを見ると「史上最も簡単なモンハン」など、過去の多くの作品と比較したうえでアベレージを下回ったと思われる書き方がされている。もちろん「ワールドより簡単だった」など、特定のシリーズと比較した内容もある。