フロムソフトウェアは12月13日、世界2500万本を売り上げたエルデンリング新作「ナイトレイン」を発表した。今回のエルデンリングは続編ではなく、協力型サバイバルアクションで展開される外伝のようだ。
発売日は2025年になっているが、具体的にいつごろとなるのか。
エルデンリングナイトレインの発売日はいつごろ?
本編は2019年6月の発表から2年8ヶ月後の2022年2月に発売された。一方、ナイトレインはエルデンリングをベースにダークソウルからも敵が出るそうで、一から作るわけではない。
フロムはこう見えて中小企業なため、開発規模も踏まえると、来年の今ごろに発売されるのではないだろうか。
ソロ専死亡?
ナイトレインは“協力型”サバイバルアクションとなっている。協力型ということで複数人プレイが前提となり、公式サイトによると、3人推奨となっている。
なお、シングルプレイには対応しており、ファミ通の開発者インタビューによると、3人でプレイすることを前提に、3人でも歯応えのある難度で作られているという。
協力プレイについて、開発者インタビューをまとめると
・自分のペースで楽しみたいという方や、そのときの気分もあるかと思うので、ひとりでのプレイもできるようにした
・最終的にはユーザーが自由に楽しめることを優先して、選択肢があるようにした
・3人でプレイすることを前提に、3人でも歯応えのある難度で作られている
・それぞれが一匹狼プレイをしていても、夜に現れるボスとは必ず集合して戦うことになる
・敵を倒した際に得られるルーンはパーティーのメンバーそれぞれに入り、協力せずに戦っても、結果的にはパーティー全体の恩恵となる
・HPがゼロになると瀕死状態となり、この状態であれば他プレイヤーが救出することができるので、誰かひとりでも生き残っていれば勝利の可能性がある
→DBDに近い?
つまり、探索や雑魚を倒す程度ならソロでもできるが、ボスは1人じゃ無理というわけだ。敵を倒した際に得られるルーンは戦闘に参加していないメンバーにも入るということで、ソロにこだわるメリットも少ない。
そして、HPがゼロになって瀕死になったとき、ソロだと復活できないが、マルチだと復活できる。
このことから、基本マルチでソロでやるメリットはほぼないと言える。これはソロ専死亡だろう。
本インタビューではモンハンシリーズみたいに、ソロとマルチでボスの強さが変わるのか言及されていない。ただ、ボスは1人じゃ無理ということで、おそらくソロとマルチで難易度が変わることはなさそうだ。
エルデンリング2は無理
特にソロ専は、エルデンリング2もといシングルプレイの続編を期待していたことだろう。
しかし、エルデンリングの宮崎英高ディレクターは過去のインタビューで、フロムが開発できるゲームの規模としてはエルデンリングが限界だとし、「エルデンリングよりも大きなゲームを作ることを期待しないでほしい」と語った。
宮崎氏は特定のゲームにすべてをかけないようにしており、「予算、規模、範囲などがすべて大きくなり、失敗の余地がかつてほど許容されなくなっていると思います」とも。
エルデンリングはアクセスできるあらゆるリソースと人材を活用してきて、それをさらに大きくすると、懸念を抱くと語っている。
▼ソース
現時点で、エルデンリング2を開発するのは無理のようだ。ただ、絶対ないとも言っていないため、いつか出るかもしれない。