ポケモンWCS2024ゲーム部門のジュニア、シニア、マスターの3カテゴリが先ほどすべて決着した。この記事では、それぞれの結果を伝えたい。
ポケモンWCS2024ゲーム部門結果速報
ジュニア:アメリカ・Kevin Han 白バド構築
シニア:日本・Ray Yamanaka 黒バド構築
マスター:イタリア・Luca Ceribelli ミライドン構築
ジュニアは、日本のTatsuomi Shimanuki選手が1-2で惜しくも敗退。禁伝枠ザマゼンタで一見、Kevin選手の白バド構築に強かったが、kevin選手はザマゼンタ対策でガオガエンをゴーストテラスとおにびにしていた。
このガオガエンに対し、Tatsuomi選手はイーユイくらいしか対抗策がなかった。また、Tatsuomi選手は化身トルネロスのおいかぜで素早さを挙げる関係上、構築の素早さが高く、その一方でKevin選手は白バドやリキキリンのトリックルームで一方的に先手を取れるため、このあたりも相性が悪かった。
したがって、構築相性が非常に悪く、一戦目は何とか勝利したが、二戦目以降は厳しい戦いとなった。
シニアは、日本のRay選手が2-1で勝利。構築は禁伝枠黒バドで、ほか5体も使用率上位のポケモンで固めた高使用率スタン。現環境の一つの結論パになっている。
Ray選手は元々シングル勢で、今年3月からダブルをはじめたそう。つまり、ダブル歴5ヶ月で世界チャンピオンとなった。
ダブル歴5ヶ月にしてはしっかり環境を理解しており、立ち回りも安定択をとり続けた無駄の少ない動きだった。こうした積み重ねが世界優勝にこぎつけたのだと思われる。
マスターは、日本のYuta Ishigaki選手が1-2で惜しくも敗退。禁伝枠白バド、化身ランドロスやテツノブジンなどLuca選手のミライドン構築に強かったが、残念ながら優勝を逃した。
マスター決勝戦の構築に関しては下記記事で詳しく解説している。
ダブルプレイヤーでもある筆者からすれば、今年はシニアの日本人選手がベスト構築とキレイな立ち回りで見事だったと思う。まだ観ていない人は、ぜひシニアだけでも観てほしい。