ポケモンWCS2024ゲーム部門の決勝戦は日本人とイタリア人の対戦カードに決まった。日本人が生き残ったということで、日本人は彼を応援することになるだろう。
今回は、お互いの構築を解説したい。
ポケモンWCS2024ゲーム部門決勝戦構築
日本人はYuta Ishigaki(漢字だと石垣裕也?)選手。使用構築は禁伝枠白バドで、テラスタイプはくさ。ペリッパーのあめふらしでほのお弱点を消す、レギュレーションG序盤に流行ったギミックとなっている。
白バドの火傷対策にもなるコーチングを覚えたテツノブジンも。このギミックはウーラオスで行うのがメジャーだが、ワイドガードやアンコールを覚えるということでテツノブジンを採用したのだと思われる。
化身ランドロスはねっさのあらしを必中に、連撃ウーラオスはみず技の威力が高まる雨パアタッカーとなっている。化身ランドロスのラス枠はまもるではなくとんぼがえりを採用している。
霊獣ランドロスだと一般的だが、化身フォルムに変更したまま技を変えるの忘れたとかではない?
イタリア人はLuca Ceribelli選手。使用構築は禁伝枠ミライドン、おいかぜとトリックルームを同時に採用した、レギュレーションG最初の海外大会で優勝し、今やミライドン構築の一つのテンプレになっている内容だ。
テツノカイナのテラスタイプはなんとむし。そして、けたぐりが採用されている。セジュン選手もテツノカイナにけたぐりを採用していたが、最近はやっているのだろうか。
構築の相性としては、石垣選手の白バド構築がLuca選手のミライドン構築に有利だ。去年に続き、日本人二連覇となるか。
ちなみに、18勝0敗で無敗だったWolfe Glick選手はこのあと、まさかの3連敗となり、トーナメント落ちしたようだ。ポケモンは運ゲーでもあった。
ランクマでも調子よくてもいきなり5連敗とかするときあるし、そういうことは珍しくない。ランクマではいくらでも失敗できるため、連敗が続いたらいったんやめて一呼吸置くことがおすすめだ。