【感想】ほん怖2024どれが怖かった?

【感想】ほん怖2024どれが怖かった?

夏の風物詩の一つである長寿ホラー番組「ほんとにあった怖い話」(以後ほん怖)が8月17日に放送された。

2024年をもって25周年を迎えたほん怖。今年はどれが怖かったのか。

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ほん怖2024、怖かったのは?

今年のほん怖は以下5本となった。

1.『共作結界』
出演:坂口憲二、門脇 麦 他

2.『真夜中のチャイム』
出演:山内健司(かまいたち)、ふせえり 他

3.『視える!?』
出演:香取慎吾、豊嶋花 他

4.『暗澹(あんたん)の部屋』
出演:森七菜、山口紗弥加 他

5.『見知らぬ同僚』
主演:生見愛瑠

1本目はホラーというよりただのギャグで、明らかにキャスディングミスなうえ、30分以上の大ボリュームのわりに質が低く、CMだらけでXでは「CM多すぎ」がトレンド入りするひどさだった。ほん怖じゃなかったら確実に観ておらず、30分を無駄にしたと感じた。

2本目は短編ホラーだが、短いくせにCMだらけ。びっくりホラーだが、ストーリーはありきたりで陳腐だった。

3本目はストーリーこそ悪くなかったが、ホラーというよりSFで少なくとも”怖い話”ではない。別番組の世にも奇妙な物語でやっていたら評価も変わっていただろう。

これら3本はおそらくほん怖オリジナルとなっており、だからなのか微妙なものばかりだったが、4本目は視聴者から寄せられた恐怖郵便によるものだ。

この話は前3本がかすむほどほん怖らしいテイストになっており、霊だけでなく毒親+子どもという並びがホラー感を強めている。また、登場人物の一人が霊によって殺されるという後味の悪い結末となった。CMが多くなければ、よりホラー感を引き出せただろう。

最後の5本目は短編ホラーで、ここまで悪意しかない霊だったが、最後に主人公を救う結末となった。短編ホラーとしては、2本目よりストーリーがしっかりしていたと思う。

最初の3本はゴミで、4本目は例年から見ても完成度が高く、5本目は短編ホラーとしてはまずまず。ただ、25周年記念としては微妙な仕上がりだったと思う。

TVerなど見逃し配信で観る人は、4本目から観ることをおすすめしたい。

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