2024年夏アニメがスタートしてからまもなく1ヶ月が経つ。今回は海外の「MyAnimeList」での評価をまとめた。
2024夏アニメ海外評価
1.【推しの子】第2期:8.37
2.負けヒロインが多すぎる!:8.16
3.FAIRY TAIL 100年クエスト:8.12
3.時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん:8.12
5.杖と剣のウィストリア:8.02
6.逃げ上手の若君:8.00
7.NieR:Automata Ver1.1a 第2クール:7.89
8.しかのこのこのここしたんたん:7.75
9.神之塔 -Tower of God- 王子の帰還:7.58
10.疑似ハーレム:7.56
海外1位は週刊ヤングジャンプで連載中、2023年春に第1期が放送されたジャンプの人気漫画「推しの子」2期。2位はラノベ作品の「負けヒロインが多すぎる!」に。
3位は週刊少年マガジンで連載されていた人気漫画「FAIRY TAIL」のスピンオフ作品「100年クエスト」と、同率3位でなろう系恋愛もの「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」がランクインした。
今期もジャンプ系、恋愛もの、なろう・ファンタジーものが多数放送されている。そんな中、1位の推しの子2期でもレビュー8.37とレビュー9台に届かず。レビュー8超えも6作品しかなく、全体的に不作と言える。
個人的には、今期アニメに魅力的な作品は一つもなく、今期は一つも観ていない。
今期に限った話ではないが、毎クール70本ほどのアニメがあるのに、ジャンプ系、恋愛もの、なろう・ファンタジーものが大半を占めるのはそろそろ改めるべきだろう。
この3ジャンルは特に海外人気が高く、海外需要を狙った戦略なのだろうが、似たり寄ったりなアニメばかりで正直チェックする気すら失せる。
せっかく夏なのだから、ホラーアニメをもっとやるべきだろう。ちなみに、今期のホラーアニメは闇芝居13期のみである。
2023年夏アニメには、ジャンプラで連載中のダークギャザリングが放送された。ダークギャザリングはジャンプ作品だが、アニメ界隈ではレアなホラーものを夏に放送し、それだけで注目に値する。
ホラーアニメは少ないだけでなく、質が低い作品も多い。個人的には2012年放送のAnother以外、まともな作品がない。
そんな中、ダークギャザリングは原作通りにサクサク進み、アニメによるBGMやSEなどの演出でホラー要素が強化された。コンプラが叫ばれる昨今、主にグロ方面で規制に屈しない強気な演出もあり、ホラーアニメとしてはAnotherに次ぐ完成度だった。
ダークギャザリングやAnotherくらいのクオリティであれば理想だが、ホラーアニメはとにかく少ないため、放送されるだけで少なくとも筆者は注目する。
各ジャンルで多様性が重視される昨今、アニメジャンルも多様性を出していくべきではないか。